ボートレース浜名湖では8月4日よりプレミアムG1 第35回レディースチャンピオンが開催されます。
ついにやって来た女子選手たちの夏の大一番。今年も出場を目指して戦い抜いたトップ52選手たちの激突となります。
年々熱気が高まる女子戦。年2回しかないオール女子のG1となれば盛り上がらずはいられません。歴史ある大会で頂点に立つのはどの選手か目が離せません。
【このレディースチャンピオンの記事は日々新しい情報に更新されます!】
目次
レディースチャンピオンとは
女子レーサー限定の競走としてはクイーンズクライマックスと同様に最高峰に位置づけられ、当該年度における女子レーサーの頂点を決定するレースです。優勝者にはボートレースクラシック(SG)への優先出場権が与えられます。
創設時から2009年度までは日本航空が協賛しており、名称も「JAL女子王座決定戦」とされていました。
2014年の開催分より、当競走の通称名称を「レディース チャンピオン(LADIES CHAMPIONSHIP)」とするとともに、プレミアムGIという格付けとなりました。
女子王座決定戦 (レディースチャンピオン) |
|
---|---|
格付け | プレミアムGI |
優勝賞金 | 1000万円 |
優勝戦 | 6名 各準優勝戦上位2名 |
準優勝戦 | 得点上位18名 |
予選 | 4日間 |
出場資格 | 出走回数が100回以上あり、かつ勝率が上位の選手。または、優先出場者。 |
開催時期 | 8月上旬 |
過去の優勝者・準優勝者
過去の開催の優勝者・準優勝者は以下
開催年 | 開催場 | 優勝者 | 準優勝者 |
---|---|---|---|
1. 1987年 | 浜名湖 | 鈴木弓子 | |
2. 1989年 | 多摩川 | 日高逸子 | |
3. 1990年 | 多摩川 | 鵜飼菜穂子 | |
4. 1991年 | 蒲郡 | 鵜飼菜穂子 | |
5. 1992年 | 戸田 | 鵜飼菜穂子 | |
6. 1993年 | 多摩川 | 佐藤正子 | |
7. 1994年 | 浜名湖 | 谷川里江 | |
8. 1995年 | 多摩川 | 谷川里江 | |
9. 1996年 | 戸田 | 山川美由紀 | |
10. 1997年 | 蒲郡 | 渡邊博子 | 角ひとみ |
11. 1998年 | 三国 | 西村めぐみ | 柳澤千春 |
12. 1999年 | 尼崎 | 横西奏恵 | 松尾美和子 |
13. 2000年 | 丸亀 | 柳澤千春 | 高橋淳美 |
14. 2001年 | 多摩川 | 山川美由紀 | 濱村美鹿子 |
15. 2002年 | 徳山 | 岩崎芳美 | 西村めぐみ |
16. 2003年 | 芦屋 | 西村めぐみ | 藤家妙子 |
17. 2004年 | 多摩川 | 海野ゆかり | 淺田千亜希 |
18. 2005年 | 大村 | 日高逸子 | 池千夏 |
19. 2006年 | 浜名湖 | 横西奏恵 | 淺田千亜希 |
20. 2007年 | 徳山 | 寺田千恵 | 池田明美 |
21. 2008年 | 津 | 横西奏恵 | 海野ゆかり |
22. 2009年 | 尼崎 | 新田芳美 | 横西奏恵 |
23. 2010年 | 下関 | 寺田千恵 | 向井美鈴 |
24. 2011年 | 三国 | 田口節子 | 平山智加 |
25. 2012年 | 多摩川 | 田口節子 | 細川裕子 |
26. 2012年 | 若松 | 山川美由紀 | 日高逸子 |
27. 2013年 | 鳴門 | 金田幸子 | 淺田千亜希 |
28. 2014年 | 三国 | 水口由紀 | 寺田千恵 |
29. 2015年 | 丸亀 | 滝川真由子 | 中里優子 |
30. 2016年 | 津 | 海野ゆかり | 小野生奈 |
31. 2017年 | 芦屋 | 小野生奈 | 細川裕子 |
32. 2018年 | 桐生 | 山川美由紀 | 寺田千恵 |
33. 2019年 | 蒲郡 | 大山千広 | 大瀧明日香 |
34. 2020年 | 多摩川 | 平山智加 | 守屋美穂 |
今年はそういう意味でも平山智加選手に注目。
去年の2020年大会では平山智加選手が優勝しましたが、そこまでの道のりは苦難の連続。
2014年 5号艇3着
2013年 1号艇3着
2012年 1号艇3着
2011年 1号艇2着
過去3度の1号艇を手にするも、優勝には一歩及びませんでした。
これに似たような境遇として、細川裕子選手がここまで苦しい戦いを強いられています。
2020年 3号艇3着
2018年 3号艇4着
2017年 4号艇2着
2015年 4号艇4着
2012年 4号艇2着
優出回数だけなら安定感は抜群の細川選手なだけに、悲願の優勝がいつになるのかに注目したいところ。
細川 裕子 0-2-1-2
小野 生奈 1-1-0-2
平山 智加 1-1-3-0
田口 節子 2-0-2-3
遠藤 エミ 0-0-0-3
山川 美由紀 3-0-3-4
谷川 里江 0-0-0-9安定力で言えばやはり寺田千恵選手、平山智加選手ではないでしょうか。平山選手にいたっては、優出さえすれば3着をはずしたことはありません。また、このレースを2度制している谷川選手は、1998年以降の25回開催で優出9回というすさまじい数字を誇りますが、舟券に絡んだことはありません。
2021年・第35回の出場選手が正式決定
6月8日(火)に一般財団法人日本モーターボート競走会より第35回レディースチャンピオンの出場選手が正式発表されました。
出場選手選出順位表
第35回レディースチャンピオン 出場選手選出順位表
(成績対象期間:令和2年6月1日~令和3年5月31日)
前年度優勝者
1. 平山 智加(4387)
レディースオールスター優勝者
2. 小野 生奈(4530)
オールレディース競走の各優勝者
3. 遠藤 エミ(4502)
4. 守屋 美穂(4482)
5. 田口 節子(4050)
6. 鎌倉 涼(4456)
7. 松本 晶恵(4399)
8. 平高 奈菜(4450)
9. 竹井 奈美(4556)
10. 海野 ゆかり(3618)
11. 廣中 智紗衣(4117)
12. 渡邉 優美(4590)
13. 池田 浩美(3932)
14. 堀之内紀代子(4011)
15. 宇野 弥生(4183)
16. 出口 舞有子(4901)
以下勝率順(勝率が同率の場合は着順点合計が上位の者から選出)
17. 細川 裕子(4123)
18. 大山 千広(4885)
19. 浜田 亜理沙(4546)
20. 寺田 千恵(3435)
21. 中村 桃佳(4823)
22. 金田 幸子(4065)
23. 香川 素子(3900)
24. 長嶋 万記(4190)
25. 西村 美智子(4313)
26. 西橋 奈未(4961)
27. 三浦 永理(4208)
28. 岩崎 芳美(3611)
29. 高田 ひかる(4804)
30. 山川 美由紀(3232)
31. 川野 芽唯(4433)
32. 中谷 朋子(3845)
33. 松尾 夏海(4642)
34. 櫻本 あゆみ(4478)
35. 富樫 麗加(4758)
36. 中川 りな(4773)
37. 倉田 郁美(3518)
38. 津田 裕絵(4443)
39. 倉持 莉々(4825)
40. 土屋 実沙希(4730)
41. 向井 美鈴(4017)
42. 山下 友貴(4464)
43. 水野 望美(4678)
44. 平田 さやか(4286)
45. 角 ひとみ(3334)
46. 永井 聖美(3993)
47. 原田 佑実(4372)
48. 五反田 忍(3801)
49. 古賀 千晶(4071)
50. 谷川 里江(3302)
51. 中里 優子(3579)
52. 新田 有理(4870)
予備
1. 藤崎 小百合(4304)
2. 渡辺 千草(3175)
3. 喜多須 杏奈(4714)
4. 清水 沙樹(4519)
5. 落合 直子(4289)
6. 前田 紗希(4845)
7. 犬童 千秋(4349)
8. 池田 紫乃(3871)
9. 千葉 真弥(4775)
10. 茶谷 桜(3994)
※予備選手について、スタート事故によるあっせん辞退期間が当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合は、予備選手の資格を喪失します。
選出除外者
(1)スタート事故による辞退期間中のため
大瀧 明日香(3999)
塩崎 桐加(4589)
佐々木 裕美(4045)
今井 美亜(4611)
土屋 千明(4225)
(2)出場回数が100回未満のため
藤原 菜希(4627)
淺田 千亜希(3645)
若狭 奈美子(4373)
戸敷 晃美(4936)
(3)事故率が0.40以上のため
日高 逸子(3188)
(4)家事都合等辞退期間中のため
深川 麻奈美(4447)
土屋 南(4964)
樋口 由加里(4501)
当サイトスタッフによる人気投票!
順位 | サイト | 無料予想 的中率 |
口コミ評価 | 公式リンク |
---|---|---|---|---|
1 位 競艇ファンタジスタ | 89.2% 結果一覧 | |||
2 位 オーシャン | 91.4% 結果一覧 | |||
3 位 ドリームボート | 82.5% 結果一覧 |
第35回 レディースチャンピオン データ情報
レディースチャンピオン 注目選手
▼
児島 10R
▼
47.9倍 × 8,000円
- 無料予想でも『丸亀』を買えばそれだけでプラスになる
- 課金しないでもずっと使い続けられる
- 有料プランを使えばそれはそれで55~75万円近い利益が望める(※検証で実証済)
レディースチャンピオン 狙い目モーター
今節使用されるモーターは4月中旬から使用開始されたもので約4ヶ月が経過しようとしています。2連対率では50%超えが2機、45%超えが5機と一見すると上位は抜けているかのように思えますが、優出回数に目を向けると上位は拮抗しています。その中から注目したいものをいくつか挙げてみたいと思います。
▼
児島 10R
▼
47.9倍 × 8,000円
- 無料予想でも『丸亀』を買えばそれだけでプラスになる
- 課金しないでもずっと使い続けられる
- 有料プランを使えばそれはそれで55~75万円近い利益が望める(※検証で実証済)
この選手はこういうときに買え!
今回の出場選手の売りポイントを全選手分細かく解説!
どういうときにどう舟券に絡ませたらいいのか、「こういう時こそ買い☝」は舟券予想に絶対的に役立ちます!
平山智加(4387)
G1・SGで走る機会があるのはアドバンテージ。女子戦に入れば、エンジン出しにおいてもその差は歴然。緻密な整備とペラ調整で、迅速に仕上げてくる。大崩れは考えにくく、3連単に絡まない日はそうはないだろう。
小野生奈(4530)
ターン回りを仕上げてのコーナー勝負の印象も、近況は伸びを強化する場面も目立ちパンチ力が上がった。2コースは意外と2・3着タイプだけに、自らの手で展開を作っていける3コースより外に入った方が成績はいい。
遠藤エミ(4502)
持ち味のターンスピードは女子戦ではトップクラスの速さ。旋回半径の小さく、鋭い差しハンドルで2コース成績も五分に近い良績。センター戦では一転してまくり傾向が強くなる。高次元の自在派で舟券からは外せない。
守屋美穂(4482)
女子選手屈指のペラ巧者と言っていいほど、ペラ調整によるエンジン出しが巧い選手。数字のないモーターでもきっちりと水準以上に仕上げてくる能力がある。2コース差しが得意で首位圏内。センター戦は2・3着傾向。
田口節子(4050)
どの枠でも人気を集めてしまうだけに本命党にとっては心強い存在。1コースは十中八九で逃げ切る信頼度。2~4コースにおける3連対率は8割近くをマークしている。この数字からも3連単から外すのは無謀といえる。
鎌倉涼(4456)
ターン技術に自信があるだけに、意のままに操縦できるような操縦性や乗り心地に重きをおいた調整をすることが多い。スタート展示では旋回半径やスムーズさ、波をしっかり越えているかに注目。Sも早く自力戦も多々。
松本晶恵(4399)
自身の内側にいる艇と同体なら無理に握っていくことはせずに、引き付けて渾身の差しハンドルをねじ込む戦法。よって2コース・4コース時は着がまとまる。外からとなると前が詰まるリスクもありやや期待度は下がる。
平高奈菜(4450)
ボートレース最高峰の舞台で揉まれて一段と強さは増した。女子戦に入ればその決定力は桁違いの評価。伝家の宝刀はまくり差し。特に奇数艇番で威力を発揮する。鮮やかな弧を描いて内の艇を両断するその技は一見価値。
竹井奈美(4556)
外マイ、外マイの全速スタイルが基本の形。2マークの攻防でも全速で外を回して内の艇を引き波にはめるなど徹底的に強気に握る。3コースのツケマイも狙いだが、外枠も苦にしない。ターン回りが仕上がれば大暴れも。
海野ゆかり(3618)
コーナー勝負で着をまとめるタイプだけに、枠不問で舟券圏内にまで浮上できる強みがある。外コースからのまくり差しは相手関係次第では配当妙味も。センターから内の動きを的確に捉える判断能力も高く2・3着量産。
廣中智紗衣(4117)
1マークの攻防でも判断は的確で、最低でも中団あたりには付けてくる強みがある。そこからは自信がみなぎるコーナーワークで着を押し上げてくる。出足・回り足の裏付けは必須でその足が強化されれば常に舟券の対象。
渡邉優美(4590)
急な角度の付いた鋭角ターンが武器で、そのテクニックが活きるのは2コースから3コース。決まり手がまくり差し、差しに偏っているのも合点がつく。したがってアタマで買って勝負できる。抜き決着も多く注目所多い。
池田浩美(3932)
4カドはもちろんのこと狙い目だが、5コースも苦にせず攻めの1着獲りの姿勢に変わりはない。絞ってまくるレースが多いため、外にも展開が向きやすい傾向もあり。いずれ、その攻撃力はレースに多大な影響を及ぼす。
堀之内紀代子(4011)
センターまくりも狙い目だが、近況は2コース成績が特別視できる水準。好調時は行き足が仕上がることが多く、2コース進入時も差しと決め打ちはせず、まくるシーンがあることは想定したい。イン選手も油断できない。
宇野弥生(4183)
スタートで先行態勢を築いての一発攻勢が得意パターン。4カドはもちろんのこと、コースを問わず飛び出していくため舟券はアタマタイプ。自艇より内を叩く展開が多いため外の艇を引き連れていく傾向があるのも特徴。
出口舞有子(4901)
インコースを安心して任せられる信頼度がある。また、ターン勝負の精度が高いためにオールコースから自在に浮上してくる。後半レースの外枠配置なら、さすがに人気の盲点になりやすく、2・3着で有力視してみたい。
細川裕子(4123)
どうにでもできるハンドルテクニックがあるが、課題はスタート。コンマ20近辺と後ろの番手にまわることが多くスローからのレースで包まれると苦しい態勢に。コーナー力が活きるセンターより外からでアタマが狙い目。
大山千広(4885)
1マークではコース不問の決定力を発揮、コーナー戦では一味違うテクニックとスピードで前を猛追する。1~4コースなら首位争いの中心。6枠戦でもアタマ売れするが1着率は並。この場合は、2,3着狙いが無難。
浜田亜理沙(4546)
エンジン抽選に恵まれている印象で、初日から快走しているシーンが目立つ。行き足から伸びが仕上がっていることが多く持ち前のターンテクニックとの相乗効果で外からの突き抜けも多々ある。5コース2・3着が狙い。
寺田千恵(3435)
イン戦はしっかりものにするため信頼。2・3コースでは相手の隙に舳先をねじ込む性格なハンドルを駆使する。相手の動きに左右される外枠からのレースなら3着に付けて狙いたい。外からのレースは一発よりは堅実派。
中村桃佳(4823)
一艇身前後の的確なスタートをコンスタントに入れてくる技量、勝負所でゼロ台を決めるスタート勘があり、内がへこむ隊形なら一気の攻めでレースを主導。コーナー勝負するテクニックもあり出足・回り足、そして操縦性が付いていれば枠不問で3連単の一角にして狙えます。
金田幸子(4065)
インコース戦になるとスタートが一段早くなる傾向があり、勝ちたい気持ちが伝わる走りを見せる。好不調の判断はやはりスタートの決まり具合。1艇身前後(コンマ15)が並んでいるときは着を崩さず3連単貢献が多い。
香川素子(3900)
いち早くエンジンを出してくる調整手腕も武器の一つ。偏りのない好バランスな舟足に仕上げてくる。近況は、外からの着取りが安定しており、5・6コースからの2・3着狙いが本線。3コースの自力戦も有望な狙い目。
長嶋万記(4190)
スタート能力、ターン力、全てにおいて全盛期より低下はしていない。むしろ安定感は増しており、きっかけ一つでビッグタイトルを手にしても不思議はない。舟券の狙いは2コースならアタマ、外からなら2・3着推奨。
西村美智子(4313)
スタートで後手に回ることが少ない選手だけに、信頼感は厚い。活発に攻めるイメージが先行するが、意外と内よりもこなすタイプ。直線を仕上げての自力戦あり、出足を整えてさばくレースあり、と近年は何でもこなす。
西橋奈未(4961)
見せ場は道中のコーナー戦にあるだけに、どこからでも2・3着は狙える。一方で、1マークは握って回る分、舟の掛かりや、グリップ感に操縦性の後押しが必要となる。その足が付けば強気なレース運びで見せ場が増加。
三浦永理(4208)
得意の決まり手はまくり差し。よって意のままに艇を操れる操縦性と、ターン出口からの押し、その後の加速が技の決定確率に影響を及ぼす。展示ではターン系統をチェック。スムーズさがあれば枠不問で好位へ踊り出る。
岩崎芳美(3611)
枠番よりひとつ・ふたつ小さい着を器用に並べてくる巧さがある。とくに1~3枠のスローからのレースは、アタマも含めて3連対率は非常に高い。コーナーでの腕比べを得意としているぶん、ターン足の仕上りを重要視。
高田ひかる(4804)
とにかく伸びる。伸びるからまくる。レースは至極シンプルだ。内寄りだろうと、大外だろうとインコース以外なら、伸びてまくるのが基本形。例えスタートが後手になっても後ろから前への勢いで伸びるので心配はない。
山川美由紀(3232)
イン戦信頼度は女子レーサーきっての高信頼度で逆らえない存在。自らレース展開を作っていく強攻派で、センターコースからのまくり駆けは注目。競り合いになっても、ベテランらしいハンドルさばきで若手をあしらう。
川野芽唯(4433)
外からでも着を取れることは周知のことで、2・3着に付けても配当妙味は薄い。思い切るなら、インコースにいる上位を相手にした2・3コースからのテクニック勝ち。生命線となる回り足の裏付けがあれば逆転は十分。
中谷朋子(3845)
1コースはスタートから張り込んできっちりモノにする。差しを得意とする選手だけに偶数コースに入れば有力な舟券の対象に。まくる選手を内に見る位置なら、狙い澄ました差し技で好位急浮上もあり、アタマで狙える。
松尾夏海(4642)
早いタイミングのスタートを必ず決めてくる、そう決め打ちしてレース展開を予想していきたい。特に、自艇より内側の仕掛けが遅くなりそうなメンバー攻勢ならまくりが本線。スリット足や伸びの仕上りも合わせて確認。
櫻本あゆみ(4478)
最近は勝ちきれず大敗も多い印象で、スローからのレースで枠番なりの着で踏ん張っている状況。それでも、レース手腕は確かで、機力の助けがあれば外からでもレースできる。機力も含めた調子で買い方も変わってくる。
富樫麗加(4758)
2017年に痛恨のF3を経験し翌2018年は長期離脱を余儀なくされました。このこともあってスタートを張り込まず、捌きで着をまとめるタイプです。イン成績は5割と、取りこぼしが多い印象ですが、4コースの3連対率が優秀でここが狙い目です。乗り心地や操縦性の裏付けがあれば2着本線で狙えます。
中川りな(4773)
狙いはズバリ3コース戦。まくり、まくり差しと臨機応変な変化技を繰り出し好位へと抜け出してくる。自身初の優勝が3コースというのもうなづける。赤いカポックで登場した際には、コソッとアタマ舟券を忍ばせたい。
倉田郁美(3518)
行き足・伸びのいわゆる直線系統を引き出す調整手腕に長けており、初日からいきなり伸び加減、ということもしばしば。内の艇よりのぞいていく足に仕上がっていれば容赦なくねじ伏せる。展示タイムから目が離せない。
津田裕絵(4443)
女子トップクラスの中に入れば、やはり伏兵というのが一般評価。だからこそ狙い目はあって上位モーターを手にすれば快走しても不思議はない。特筆は5コース成績。2・3着に食い込む可能性は見切れない実績がある。
倉持莉々(4825)
コーナー勝負をする分、出足・操縦性の仕上がりがポイントとなります。この足は付いていれば、外枠からでも舟券圏内へ着を押し上げてきます。スタート展示では1Mのスムーズさ、場によっては回り足タイムなどの情報を活用するといいでしょう。外枠に入って人気を落としているときが狙い目です。
土屋実沙希(4730)
スタート勘にムラがある点をどう取り扱うかが舟券作戦のキーポイントとなる。さらには着の出入りも激しく狙いどころを絞りにくい選手。まずはスタート展示で直線タイムの確認。好時計なら豪快な攻め口で好配提供も。
向井美鈴(4017)
インコース戦はアタマ固定の信頼度だが、その他のコースに入ると、一転してヒモタイプとなる傾向で2・3着にコツコツとまとめてくる。6コースも苦にしないタイプだけに枠番で人気を落とすなら舟券の対象にしても。
山下友貴(4464)
無理な攻めに出ることはなく堅実に着をまとめる、典型的な3着タイプ。その時の枠番は不問。慌てず最善のハンドルを切る冷静さでどこからでも浮上する。外枠で人気を下げたときに3着入線で配当の底上げに貢献する。
水野望美(4678)
堅実に着をまとめてポイントを積み重ねるスタイルがベースにあるため、枠番を問わず3連単の一角にはしたい。インコース戦では外にまくられないスタートを決めてくる傾向があるため信頼度は高く、イン戦は軸で信頼。
平田さやか(4286)
2・3着をズラリと並べて、その中に1着を織り交ぜてくる安定タイプ。元々、ハンドルテクニックは高いといえる選手だけに調子を見極めておきたい。機力の裏付けがあれば積極的に握っていく活発なレースを展開する。
角ひとみ(3334)
早いタイミングのスタートで勝負するタイプではないだけに、スリットで持たせる行き足の仕上りが重要に。その行き足が仕上がっていれば、内・中コースからの先手パターン。調子のいい節は早いタイミングで揃う事も。
永井聖美(3993)
ゼロ台スタートを並べてくる、強心臓の持ち主だけにどのコースからでも一発を秘めていると見ていい。特に自ら展開を作って行けるセンター戦では見せ場も多い。スタートして加速していく行き足なら思わぬ好配提供も。
原田佑実(4372)
一時はフライング多発により調子を崩した時期もあったためか、過度なスタート勝負はしなくなった。的確なタイミングで踏み込みハンドルで勝負する。出足や求める乗り心地が付けば意のままに展開を突き着をまとめる。
五反田忍(3801)
4コースの1着率は30パーセントに届いてこうようかという高いアベレージを残す。これは印象通りの数字で、4カド戦ならアタマで決め打ちしてみたい。一つ外の5コースからのサプライズも目立ち、やはり一発攻勢型。
古賀千晶(4071)
テクニックや安定感では見劣るが、レディースチャンピオンに出場してくる成績を残したのだから胸を張れる。インコースは意外と勝率が高く7割水準。相手次第では逃げの好配提供も。握って回る位置の3コースも良績。
谷川里江(3302)
まくり主体のレースのため、スタートしてから1Mまでの行き足のデキはレース結果に大きく影響を及ぼす。行き足の加速感と、展示タイム・直線タイムが良ければまくり本線で買いたい。回り足が付けばしぶとさも発揮。
中里優子(3579)
コーナーで粘って着を守るスタイルだけに、出足・回り足の仕上りは非常に重要な項目。実戦の動きで確認したいが、展示ではセオリー通り、ブイを外さないように舟が向きスムーズに前へと押しているかチェックの必要。
新田有理(4870)
内コースではまだまだ取りこぼしが多い…。やはり見せ場はセンターコースからの一撃必殺レースだろう。好調時は展示好時計のサインを伴うため、直前気配が良ければまくりを本線にしてアタマで高配当を託してみたい。
まとめ
気がつけば東京都の新規陽性判明者数は4000人。その影響はボート界にも及びつつあります。
選手の安全はもちろんのこと、ファンの我々の安全のためにも出待ちや入り待ちもなく、入場抽選に当選した方以外は映像越しに声援を送りましょう。
年に2回のオール女子のG1。いよいよ開幕です!
関連記事