GⅢ オールレディース「JALカップ」【レース展望・予想・買い目】

 

 

ボートレース若松では9/19よりG3 オールレディース「JALカップ」が開催されます。

 

G3 オールレディース「JALカップ」 展望

今月のオールレディースは中休みなしで2節連続の福岡開催。12日間続けて女子戦がお楽しみ頂けます。後半となる若松のオールレディースは徳山のヤングダービーと日程がかぶるため少々手薄なメンバー構成…かと思われましたが、全くそんなことはありません。むしろ優勝戦では女子G1を彷彿とさせるような好メンバーが揃うような期待をさせるほどの一線級の選手が揃いました。今節もファイナルまで勝ち上がる期待を込めて注目選手やモーター挙げたいと思います。

注目選手

近3年では4連続優出もあった水面に登場の平高奈菜選手。昨年のBBCトーナメントや今年のオールスターこそ優出なりませんでしたが、これまで3回の優勝実績を誇る好相性水面です。現在女子賞金ランキングでは2位としており、年末に向けては後続を少しでも引き離しておきたいところ。まずは初日ドリーム戦の逃走から勢いに乗りたいでしょう。

今年は春先からの4連続優出があった長嶋万記選手。しかしここまで優勝の2文字に手が届いていません。好調だった2017年に優勝している水面でなんとしてもリズムアップに繋げたいところです。レディースチャレンジカップに向けては現在ボーダー付近の23位。1つ1つのレースが大切となります。

デビュー2回目の優勝がここ若松であった廣中智紗衣選手。こちらも今年はここまで優勝がなく、現在の勝率も6.00と期末へ向けてもA1キープにそろそろ勝負のシリーズとなります。幸いにしてドリーム戦で6枠の消化ができる好都合もあり、ここで勢いに乗れればノってくるのではないでしょうか。

福岡支部の女子選手として欠かせない存在の日高逸子選手。B2級の身であり、直前節にはフライングと苦しい状況ではありますが、それでもさすがのハンドルワークでファンを湧かせています。過去3年で2度の優出があり、通算でも優出回数を重ねる若松で地元の維持を見せたいでしょう。

 

今節最注目選手　注目‼

出場回数こそ多くないものの、過去に2度の優勝歴があるという守屋美穂選手。今年の優勝は4回で現在の賞金ランクは6位。それでも12位との差は400万円程であり、年末のクイーンズクライマックスの好枠を狙っていくのはもちろんのこと、気を抜けば外枠からのスタートとなることも考えられ気を引き締めていきたいでしょう。

ここ若松で行われた昨年末のBBCトーナメントでは初戦から優勝戦まで勝ち上がりは6枠。優勝戦では男子選手の一流相手に4着と健闘しました。今節のポイントとなりそうなのは近6ヶ月で1着のない3コース戦。ドリームでの逃げは必至ではありますが、この3コースをしっかりと上位着でまとめれば優勝も見えてくることでしょう。

昨年末の女王・平高奈菜選手がいる節とはなりますが、まずはここで打ち勝ち自身初のタイトルを狙って年末に向け勢いづけるシリーズとなるでしょうか。

注目モーター

近況でもお盆シリーズで田頭実選手が、8月末からのシリーズで前沢丈史選手が優勝しているモーターです。これまでの優出12回は抜けたトップの記録で優勝4回も最多となっています。約1年使用して2連対率は50％近く、信頼と実績あるエース機でしょう。

直前の7日間シリーズで吉川昭男選手が優出したモーターです。ドリームと準優日前半以外はオール2連対にまとめました。吉川選手らしく出足のいい仕上がりでとなっていました。優勝戦は強い追い風で差す幅を取りすぎた分遅れましたが、勝ちを意識させるほどターンの出口からの足は強く見えました。

直前の7日間シリーズでは仲谷颯仁選手が優勝したモーターです。長いシリーズをオール3連対。スタート順がバラバラであっても安定感を持って戦い抜きました。このモーターとしてもようやくの初優勝でリズムが上向いていることを期待します。

近況2連続優出をしているモーターです。8月末からの7日間シリーズではオール3連対。前節も連対量産で好調機とも言えます。スタート順からはスタートのしやすさからも読み取れ、期待のモーターの1つです。

3節前に辻栄蔵選手が開幕から7連勝。節間10勝をあげて準パーフェクトVとしています。その後期待されましたが2節前はフライングもあり、直前節も1着がありませんでした。2連対率も30％に届いていないことから乗りこなすのが難しいのかもしれませんが、それをどう使いこなせるか注目しています。

 

 

 

G3 オールレディース「JALカップ」ドリーム戦　舟券予想

初日(9月19日) ドリーム戦

1	平高奈菜
2	日高逸子
3	原田佑実
4	長嶋万記
5	三浦永理
6	廣中智紗衣

②日高逸子選手はF3後の2コース戦となると2連対とそれ以外が半々となっています。機力面が伴うかが鍵となります。③原田佑実選手はまくって順走から連対を狙います。④長嶋万記選手は4コースからの3連対率がなんと過去半年で8割超え。平高選手の相手としては最適に思えます。

⑤三浦永理選手は1着こそ少ないものの5コースは得意としている印象。最近は6コースからの連対は少なくなっていますが⑥廣中智紗衣選手もスタートから仕掛ければヒモ穴として一発を期待します。

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2日目(9月20日) ドリーム戦

1	守屋美穂
2	岩崎芳美
3	細川裕子
4	宇野弥生
5	佐々木裕美
6	金田幸子

展開予想

こちらも女子戦でのイン戦は抜群の安定感ある①守屋美穂選手がイン戦。女子選手には珍しく相手に3.4コースを連れてくることが多く、センター勢の活躍も共に期待します。

③細川裕子選手は3コースで近況連対を量産。展示の気配で問題なければ相手筆頭として狙います。②岩崎芳美選手は差しから上位着を狙います。4コースカド戦となれば脅威の宇野弥生選手ですが、今月フライングを喫したばかり。ここは⑤佐々木裕美選手と共に差し場探しの戦いでしょうか。

穴党には大外の⑥金田幸子選手。大外からでも握り込むシーンは想像でき、内の縺れがあれば一気にまくり仕掛けてくる可能性もあります。

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G3 オールレディース「JALカップ」　まとめ

強力なベテラン、中堅勢が揃う中で未来のヤングダービー出場を目指す若手もいる今シリーズ。時おり強い風で波乱も起きるなど難しいシリーズとはなるかもしれません。

2周続けてのオールレディースを今週はナイターでお楽しみください。

 

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