ボートレース宮島では9月5日より開設67周年記念 G1宮島チャンピオンカップが開催されます。
目次
宮島チャンピオンカップ 展望
ボートレースメモリアルが終わり、10月のボートレースダービーまでの間はG1レースが盛りだくさん。先に始まる高松宮記念特別競走(9月2日開幕)の4日目からはこの宮島チャンピオンカップが開催となり昼夜ともG1開催になります。9月となり急に気温が下がったという地方もありますが、胸が熱くなるような戦いが続々と始まります。
注目選手
直前のボートレースメモリアルで自身においても、長崎支部の選手においても久々のSG制覇となった原田幸哉選手。準パーフェクトVとしており他を圧倒したとも言えるでしょう。当地も6回優勝と実績あり、引き続き期待します。
初日ドリーム1枠での登場は峰竜太選手。ボートレースメモリアルでは準優6枠の滑り込みとやはり蒲郡との相性が良くなかったでしょうか。今回の宮島は優出率が66%の好相性水面で。SGでも度々優出しています。賞金面では背後に2人が迫るだけに引き離したいシリーズです。
2020年に当地で行われたグランドチャンピオンの優勝者で優勝した徳増秀樹選手。今年は流れに乗れず優勝なくきていましたが、ようやくお盆シリーズで優勝。直前のメモリアルでも機力は足らなくとも質のいい気迫のスタートも見られました。SG初制覇の地での活躍を期待します。
宮島チャンピオンカップはこの選手を買え!
今節の最注目はこの人。今年の児島グランドチャンピオンで優勝した地元の前本泰和選手。8年ぶりのSG制覇で3度目のグランプリ出場がすぐそこまできていると言えます。しかし、これから続くG1の時期では後続の追い上げも十分に考えられ、近年ではボーダーも高くなりつつあることから油断はできません。優出はもちろんのこと、特別選抜戦になったとしても上位を取り続けていくことでベスト6入りだって可能性となります。
そんな中行われる地元周年で当然期待は集まります。初日ドリーム1枠こそ峰竜太選手に譲る形となりましたが、前本選手も注目の集まる2日目ドリーム戦の1枠。メモリアルを優勝したばかりの原田幸哉選手に、3枠での活躍が素晴らしい西山貴浩選手がいるというハイレベルな戦いが予想されますが、それを勝ってこその地元中心選手。負けられない戦いとなるでしょう。
前本選手の特徴はとにかくイン戦の強さ。直近6ヶ月のデータでは1コースの1着率は83.7%。37走中31勝と高い数字を残しています。また2コースからも48%を超える1着率とスロー域での活躍が非常に目立つ選手です。宮島水面の特徴として干満差が挙げられますが、満潮時には乗りにくく外の攻めが効かなくなる傾向もあり、前づけも敢行する前本選手だけに地元水面ならばかなりの安定感をもって上位に食い込むのではと考えられます。満潮時や潮の高い時間帯に前本選手がいれば積極的に狙っていきたいですね。
ボートレース宮島の注目モーター
ボートレース宮島で現在使用されているモーターは昨年11月に使用開始となり、やがて10ヶ月が経過しようとしています。整備などがされて数字で計れない部分もあると思うため、近況の動きから注目モーターを挙げていきます。
2節前の宮島では角ひとみ選手が11戦9連対、スタートが遅めでもそこからの舟脚が上位のものを感じました。直前節の村田友也選手はレーサーの中でもかなりの重量級。それでも最終日後半ではF持ちながら凄まじい勢いでのまくり勝ちと目立っていました。
直前節で松村敏選手が8勝3着2回という好成績で優勝したモーターです。展示タイムから抜群の気配で前節の節イチモーターと見ます。3日目3Rでは6コースから2段まくりを仕掛け、大きく外に飛びつつも前に出る力強さがありました。ところどころでターンの甘さがあるように感じますが、カバー出来れば今節も期待は高まります。
2節前の女子戦で實森美祐選手が活躍を見せたモーターです。一番インパクトがあったのは2日目前半の3R。カドの谷川里江選手が絞っていったところを狭い艇間を狙って舳先が向き見事なまくり差し。1マークまでの余裕と回り足があってのものでした。出足なども上向けばさらに上の評価となってくるかもしれません。
2連対率は40%越えの上位機です。前回使用の鎌倉涼選手は1走を除きオール2連対で優勝。注目モーターとして挙がるのは当然のように思えますが、鎌倉選手や3節前の中島孝平選手であってもターンの出口で横に流れる点が非常に気になります。わずかな差でロスとなる記念レースでは微調整が必要に思います。
3節前の菅章哉選手使用でその後が期待されたモーターですが、2節続けて予選落ち。それでも菅選手の印象は強烈であり見限ることができません。今節には伸び方にする選手もおり、乗り手によっては再び驚異となるかもしれません。
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初日(9/2)12R ドリーム戦 舟券予想
初日(9月5日)第12R TEPPENドリーム 1st
1 | 峰竜太 |
2 | 徳増秀樹 |
3 | 今垣光太郎 |
4 | 平本真之 |
5 | 篠崎元志 |
6 | 山口剛 |
展開予想
艇界最強クラスのイン戦の強さを誇る峰竜太選手。メモリアルのドリーム戦こそ白井選手の機力と1つ内の松井繁選手がF2であったことで飲み込まれましたが、基本的には逃げ信頼となるでしょう。
2コースの徳増秀樹選手は逃がし率もそこまで高くありませんが、1コースが勝利した13回は全て逃げ。壁となれば峰選手は楽々逃げるかと思います。
一方で気になるのが3コースから外。枠なりであれば3コースの今垣光太郎選手となり、ドリームからいきなりの3カドを視野に入るはずです。マーク位置からまくり差し巧みな平本真之選手や篠崎元志選手もおり、イン逃げが決まったとしても相手は混戦となるかもしれません。
6枠の山口剛選手は枠なりの6コースとなるのが約7割ですが、今回は地元戦とあって動いて来ることも予想されます。あくまで想像ですが3.4枠のモーターが山口選手よりよければ枠なり。山口選手の方がよく、外にまくられないようであれば動くことが想定されます。
舟券買い目
①→②③④→②③④⑤(枠なり)
①→⑥⇔②③④(山口選手スロー域の際)
①→⑤→②③④⑥(枠なり)
③④→①③④⑤
2日目(9月6日)第12R TEPPENドリーム 2nd
1 | 前本泰和 |
2 | 原田幸哉 |
3 | 西山貴浩 |
4 | 柳沢一 |
5 | 茅原悠紀 |
6 | 丸野一樹 |
展開予想
地元・前本泰和選手のイン戦とあって期待は高いでしょう。気になるのはその相手ですが、前本選手の1コースでは2コースから5コースまでほぼ均等に2着の回数が残っています。相手を絞るには難しいのかも知れません。
原田幸哉選手の2コースはまくりでも勝利が挙がっているほどで自在に構えるでしょう。前節の勢いそのままに期待したいところですが、SG優勝直後だけに配当妙味が低めかもしれません。それならば西山貴浩選手の3コース。SGでも勝負どころでのキレのあるまくりが決まるなど3コースは得意としています。基本的にはまくり差しに構えることが少なめ。柳沢一選手が1着は少ないものの、4コースからの2.3着を拾う技術は高く、西山選手の攻めに乗じて連争い。
今年2月の中国地区選手権以降優勝のない茅原選手は地元の児島と同じく干満のある水面でこちらも連争いまでと見ます。丸野一樹選手はケガから脅威の回復を見せてSG初優出と勢いもありますが、経験の少ない宮島だけに取捨選択となれば最初に軽視せざるを得ないでしょう。
舟券買い目
①→②③④→②③④
①→②③④→⑤
③→①②④⑤
②→③④
宮島チャンピオンカップ まとめ
先日行われたボートレースメモリアルにおいて、選手の中から新型コロナウイルスの感染者いたというニュースも入ってきております。今節においても場合によっては欠場者が出る可能性もありますのでご注意ください。感染された選手の1日も早い回復を祈っています。個性派揃いのシリーズで見応え満点の6日間。どうぞお楽しみに!
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