2021年 児島キングカップはこの選手を買え！

 

 

 

開設69周年記念 G1 児島キングカップ 概要

開催日：10月9日〜10月14日
開催地：ボートレース児島
グレード：G1(周年記念競走)
優勝賞金：1000万円(副賞金含む)

 

開設69周年記念 G1 児島キングカップ　展望

今月のG1第二弾はボートレース児島の周年記念競走。今年はSGグランドチャンピオンも開催され、波乱の準優を経て前本泰和選手が優勝したのは記憶に新しいところです。

ボートレース児島は干満差もあり、まくりが効きにくい水面が特徴。傾向通りに差し技の得意な選手が制するのか、スピードにものを言わせたレーサーが制するのかも注目点です。

注目選手

好調続きも優勝まであと1歩の戦いが続く毒島誠選手。前回の多摩川周年でも予選トップ通過から優勝戦ポールポジションを獲得し遂に今年の初G1奪取かと思われたものの、茅原悠紀選手の伸び脚の前に沈められてしまいました。今節の初日のドリーム戦は児島でのSG制覇した者が集結。そうそうたるメンバーで1枠と期待されています。賞金争いも気は抜けず、まずは逃げて今節も好スタートを切りたいでしょう。

今年のSGグランドチャンピオンを当地で制した前本泰和選手。賞金ランクは上位3人に水をあけられての4位となっており、年末に向けてはベスト6入りに少しでも上積みをしておきたいところ。地元を除けば唯一の2ケタ優勝があるという好相性水面で活躍を期待します。

昨年の68周年優勝戦は2コースから瓜生正義選手を果敢にまくって優勝している菊地孝平選手。今回は連覇の期待がかかるシリーズとなります。菊地孝平選手は現在の賞金ランク10位。ベスト6まではSG優勝が必要という順位である一方でグランプリのボーダー18位まで1000万円差。まだまだ安心も出来ない位置にいます。初戦の枠番争いとしても上を目指すべき順位であり、優勝した昨年の再現を目論みます。

 

児島キングカップはこの選手を買え！

地元の大将格は茅原悠紀選手。今回は2年振りに地元勢による優勝を狙うシリーズとなります。過去10年では4度の優出歴もあり地元周年制覇まではあと1歩は続いています。直前の多摩川周年では強烈なモーターに仕上げ、毒島誠選手を準優勝戦ではあわやのシーンまで追い込み、優勝戦ではカドからの一撃で粉砕。これでチャレンジカップは一気に当確圏内の23位まで浮上。また、グランプリ出場も見える位置にランクアップでリズムも気分もよく地元周年に乗り込んできました。

地元である児島はデビューから75節で41回の優出。もちろんルーキー時代の苦戦する時期も含めるので、どれだけ現在活躍成績を残し続けているのか非常によくわかります。ただし今年に関しては幾分不振とも言えるかもしれません。予選落ちのグランドチャンピオンは仕方ない部分があるにしても2月の一般戦で優出漏れ。GWシリーズとお盆シリーズはともに優出するも最下位に敗れています。雪辱を期しての地元周年で初制覇を期待しています。

ボートレース児島の注目モーター

これまでの優勝は2回ですが2連対率は50％を超えており、まさにエース機としての動きを見せるモーターです。近況では香川のルーキー濱野斗馬選手が初日から4連勝した他、田中辰彦選手が2年ぶり3度目の優勝と以前として活躍。伸びを中心にレース足がよく、引いた選手には大注目です。

近況は末永由楽選手のお盆シリーズ優勝を含め3連続優出しているモーターです。もともとは伸びに注目が集まっていたモーターですが、前回使用の林美憲選手はターンでも軽快さがありバランスも取れています。

直前節の中田夕貴選手は紅一点で挑んだ優勝戦で、あわや初優勝と活躍したモーターです。体重差はもちろんあるかとは思いますが、その点を差し引いても行き足から伸びはよく見えました。夏場に良績が見られなかったことから、気温が下がってきて本領発揮となっているのかもしれません。

グランドチャンピオンで前本泰和選手が優勝したモーターです。当時は出足よく目立つ脚色でしたが、その後は優出1回に留まっています。それでも6節中5節では予選突破と力は見せています。記念クラスの選手の使用でどれだけ変わってくるでしょうか。

前回使用の平尾崇典選手はかつて、使用後のモーターの伸びがよくなり展示タイムも抜けた数字を残すことが多くありました。最近はその傾向も薄くなりがちではありましたが、直前節はアクシデント後にも関わらず準優勝戦・優勝戦で好展示タイムをマーク。使いこなせば強力な味方となるかもしれません。

 

▼さらに詳しいモーターデータはこちらをチェック

ボートレース児島の水面攻略

 

 

開設69周年記念 G1 児島キングカップ ドリーム戦 枠順 事前予想

初日(10月9日)12R キングドリーム

1	毒島誠
2	前本泰和
3	今垣光太郎
4	桐生順平
5	田村隆信
6	松井繁

展開予想

初日ドリームは児島でSGを制覇した選手による戦いになりました。1枠を務める毒島選手は多摩川周年の優勝戦こそ敗れましたが、基本は信頼度がかなり高い選手。2コースに差し場を与えることなく外を止めて逃走を狙います。前本選手は展示での舟の向き方が鍵。2コースのうまい前本選手ですから、毒島選手に対して外を止めて差しに構えられるでしょうか。今垣選手の3枠ともなれば3カドにするか否か確率は半々であったとしても攻め込んでくることは想像できます。ただし、まくりが決まりにくい児島であるため取捨は難しくなりそうです。この展開に乗ってくる桐生選手を相手筆頭に挙げます。4コースからの戦いでは過去半年の約50％で2着以内を確保しており期待がもてます。田村選手はどこまで展開を突けるでしょうか。松井繁選手は残り2節がF2としての戦い。三国一般戦で優勝はしていますが辛抱が続きます。

舟券買い目

①→④→②③⑤

①→②③→④
④→①

④→②③
③→④

2日目(10月10日)ガァ〜コドリーム

1	茅原悠紀
2	池田浩二
3	濱野谷憲吾
4	原田幸哉
5	菊地孝平
6	篠崎仁志

展開予想

2日目ドリームは地元の茅原悠紀選手。ここは是が非でも負けられない戦いとなります。しかし2枠から5枠まで非常に怖いメンバーが揃いました。茅原選手のイン戦も2コースに差させないようにしながら3コースを止めて回る傾向があります。それでも池田選手は差し旋回からウィリーでグッと前に迫るシーンを何度となく見ているだけに怖い存在です。今年SGウイナーのセンター枠の2人もそれぞれの枠番のイメージは強くまくりに、まくり差しに茅原選手に迫ります。菊地選手は昨年の児島キングカップ覇者。スタートの切れはコース不問。コース遠く1着狙いまでは厳しいかもしれませんが、2.3着で好配当を呼び込むことは容易に想像できます。

舟券買い目

①→③④→②③④⑤

①→⑤⇔②③④

 

①→②→③④⑤

③④⑤→①

 

開設69周年記念 G1 児島キングカップまとめ

今節は多くのメンバーが多摩川周年からの転戦組となります。

ボートレースダービー前の最後のシリーズであったり、チャレンジカップやグランプリに向けた賞金争い、さらに期末の勝負がけなどどの選手にも大事な6日間となります。

それぞれの想いが交錯するボートレース児島のG1 児島キングカップをどうぞお楽しみに。

 

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