1度は耳にしたことのあるボートレース界の銀河系軍団。その言葉が指すハイレベルの85期で注目選手として活躍する1人、三重の大将格である井口佳典選手に今回は迫ります。
目次
「井口佳典」プロフィール
競輪選手を目指すも腰の骨折で断念。サラリーマンを経てボートレーサーを目指します。後に活躍選手を多く輩出することになるハイレベルの同期のなかでトップクラスの選手に。勝負ところではスタートを決め、イベントでは服をキメるという水陸共にかっこいい選手です。
「井口佳典」ってどんな選手?
レーサーになるきっかけ
高校卒業後に井口選手はもともとボートレーサー志望ではなく競輪選手を目指していました。しかし練習中に腰の骨折をしてしまい、競輪選手の道を断念。サラリーマンも経験しましたが、その後にボートレーサーへと進路変更をして85期として養成所に入所しています。
銀河系軍団の一員
後に「銀河系軍団」と呼ばれるようになった85期。そのレベルは高く、2020年までにSG覇者は5人。さらにG1優勝者も他に複数います。そんな後のスターが集う中で井口選手は養成所を2位の勝率7.15として、卒業レースでも準優勝として卒業しました。(勝率1位および卒業レース優勝者は田村隆信選手。)
SG優勝戦でも光るぶち込みスタート
井口選手といえば勝負がかった場面での「ぶち込みスタート」が代名詞。度々レース中の待機行動でも実況にスタートを期待する発言を聞くことができます。SG初優勝時は1人だけゼロ代のスタートを見せて勝ち切る度胸の良さが光ります。
持続化給付金受給問題で欠場
2021年4月末に多くのボートレーサーの斡旋が取り消しとなり、その中には井口選手の名前もありました。その年のボートレースオールスターは名前を出しての欠場も発表され、この問題によって欠場となったことが広く知れ渡ることとなります。申請にあたって、協会が注意喚起の後に申請したとされる2ヶ月の出場停止だったことや、人一倍井口選手を知っている新田雄史選手がInstagramで「不正を意図的に申請することは絶対に有り得ない」とまで書いていたため、唆した専門家(税理士や弁護士)がいるのではないかとも噂になっています。
奥さんもボートレーサー
井口選手は2013年まで現役を続けた井口真弓選手(4171 旧姓:新田)と結婚し2人のお子さんもいます。奥さんも美人ボートレーサーとして有名だったそうです。ボートレーサー同士のお子さんとなると、後に親子で対決ということもあるのでしょうか。
井口佳典選手の来歴
津 一般戦 「一般戦」初日第2R (4着)
三国 一般戦「第2回日本財団会長賞競走」6日目最終日第1R(デビュー以来55走目)
平和島 一般戦「第1回夕刊フジ杯争奪レース」(5着)
若松 一般戦「TYSテレビ山口杯争奪戦競走」(5コースから決まり手はまくり差し)
丸亀 G1「第17回新鋭王座決定戦競走」初日第3R(4着)
丸亀 G1「第17回新鋭王座決定戦競走」3日目第11R(2コースから決まり手は差し)
若松 SG「第51回モーターボート記念」初日第7R(5着)
若松 SG「第51回モーターボート記念」3日目第1R(1コースから決まり手は抜き)
唐津 G1「共同通信社杯第20回新鋭王座決定戦」(3着)
住之江 G1「開設49周年記念 太閤賞競走」(6コースから決まり手は差し)
平和島 SG「第42回総理大臣杯」(4着)
平和島 SG「第35回笹川賞」(5コースから決まり手はまくり差し)
若松 SG「第60回ボートレースメモリアル(MB記念)」5日目第8R
井口佳典選手をレースで狙え!
「井口佳典」エピソードいろいろ
おしゃれ意識が高く、イベントで着た服は2回着て出てくることがないくらい服を多く持っているそう。インタビューをした永島知洋さんに服をプレゼントしたという話もあります。
井口佳典選手フォトグラフィー
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