目次
G2 第8回レディースチャレンジカップ 概要
開催日 | 11月23日〜11月28日 |
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開催地 | ボートレース多摩川 |
グレード | G2(女子限定) |
優勝賞金 | 400万円 |
G2 第8回レディースチャレンジカップ 展望
暮れの大一番クイーンズクライマックスに向けた最終決戦がいよいよ幕を開けます。
既に1枠は遠藤エミ選手と平高奈菜選手でほぼ固まっていますが、9位の西村美智子選手から12位の三浦永理選手までが300万円の差。更に本レースの優勝賞金が400万円と考えると17位の櫻本あゆみ選手までが可能性を残すといった状況です。(長嶋万記選手と中村桃佳選手は優勝した上で他の選手の結果次第)ボーダー近辺の選手の中から注目選手を挙げたいと思います。
注目選手
自身初のクイーンズクライマックス出場に向けて、是が非でも結果を残したい西村美智子選手。上位8名が当確しているため、出場を目指す選手たちは西村選手を基準とみてマークされる立場かもしれません。しかし近況4節で優出3回と安定した成績。優勝1回ながら優出を重ね積み上げた現在の順位とあって、ここで年末の切符を手放すわけにはいきません。
今年のクイーンズクライマックスは福岡での開催。何としてでもリベンジのため出場を狙うのは三浦永理選手。2015年の賞金女王決定戦では1コースからまさかのフライング。巨額の返還も発生しました。あれから6年。名誉挽回にはあの地あのタイトルでの奮起が必須。まずは今節で出場権獲得を。
年末も含めシリーズが盛り上がるには大山千広選手の活躍も必要となります。直前節の芦屋で勇み足となり、今年3度目のフライング。期が変わっているためF1とはなりますが痛いハンデとなります。それでも今年の福岡のお盆レースで層の厚い福岡支部で優勝するほどの実力があり、道中の旋回力は高いため侮れません。
今節最注目選手 注目‼
年末への勝負がけというとこの選手を挙げないわけにはいきません。クイーンズクライマックスは過去の9回全て出場。これはただ1人、寺田千恵選手しか継続していない記録となります。
レディースチャレンジカップは昨年の覇者でもありますが、優出以外には記録継続がないという中で4日目までは予選トップ争いに食いこんでいました。しかし5日目でまさかの6着大敗。優出したものの3枠では黄色信号かと見られていました。それでも優勝戦は内側が競り合うのを見越していたのでしょうか、3コースから冷静に差し抜けて優勝。握り合う体制ならば大敗は避けられなかっただけに、経験と判断力でもぎ取った9年連続でのクイーンズクライマックス出場となったのでした。
当地は出場回数自体は少なめではありますが優出もこれまでに重ねているとあって心配もいりませんね。レディースチャレンジカップは遠藤エミ選手に次ぐ2度の優勝とここ一番での勝負強さは折り紙付きです。
今年の寺田選手の優勝は6月の桐生のみですが、やはり2月の中国地区選手権で3着となった上積みがとても大きかったでしょう。昨年ほどの厳しい勝負がけとはならないものの圏外の13位とは約250万円ほどの差。優出を目指していけば慌てることなくボーダーをクリアすることは可能で10年連続の賞金女王出場に向けて戦います。
女子賞金ランキングボーダー付近の選手
- 9位 西村美智子選手 2826万円
- 10位 寺田千恵選手 2819万円
- 11位 海野ゆかり選手 2719万円
- 12位 三浦永理選手 2597万円
- 13位 松本晶恵選手 2577万円
- 14位 中川りな選手 2547万円
- 15位 大山千広選手 2530万円
- 16位 鎌倉涼選手 2528万円
- 17位 櫻本あゆみ選手 2516万円
- 20位 長嶋万記選手 2426万円
- 21位 中村桃佳選手 2343万円
注目モーター
今節に関してはレディースチャレンジカップのモーターについての判断が非常に難しくなります。と言うのも上位モーターはSGチャレンジカップに使用されるため、それ以外のモーターとなると機歴に乏しいものがどうしても多くなってしまうためです。また、どのモーターが使用されるかについても不明確なため紹介するモーターが使用されないケースなどもあります。今回は2連対率30%以下のものから数機をピックアップしてご紹介します。
3節前のルーキーシリーズでは圧倒的強さを誇った小池修平選手が使用したモーターです。準優では大きく遅れながら1マークまでに伸び返した脚が印象的でした。
直前節で中村裕将選手が優出したモーターです。トップスタートや.10前後のスタートで安定していました。さらにターン抜けてからの脚もよく、2連対率の割には動けているように感じます。
3節前には地元の一瀬明選手が使用して優出、さらにその後2節も若手の遠藤圭吾選手、ベテランの奥平拓也選手と東京支部が立て続けに使用しており水面に合った調整という点では心配ないように感じます。
前回使用は佐藤大佑選手。2連対率が低く2日目前半までは大敗が続きましたが、そこからの5走は5.6コースを含みながらオール2連対と立て直しに成功。レディースチャレンジカップでは目玉となるモーターになり得ます。
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ボートレース多摩川・モーター成績ランキング
SG 第24回チャレンジカップ ドリーム戦舟券予想
初日(11月23日) 11R ドリーム
1 | 遠藤エミ |
2 | 平高奈菜 |
3 | 守屋美穂 |
4 | 渡邉優美 |
5 | 田口節子 |
6 | 平山智加 |
展開予想
今年夏の女王 遠藤エミ選手が堂々の1枠。一時はSGチャレンジカップにも選出されるのではないかというほどの独走ぶりで今年夏以降は女子賞金ランキングを引っ張りました。近況のイン戦の信頼度も高く、ここは負けられないドリーム戦です。
直前の地元周年京極賞で準優勝となった平高奈菜選手は準優勝戦で見せた鋭い差しが印象的です。機力によってはまくりとの両面作戦で遠藤選手を脅かします。
守屋美穂選手の3コースは近況の勝ちが少ないものの安定感は抜群です。特徴的なのは守屋選手が3コースだと外を連れてこないこと。内枠勢での決着となるのでしょうか。
渡邉優美選手の4コース戦はこちらも近況の安定感は十分。直前の尼崎では0台のスタートも連発と、仕掛ける展開も一考しなければなりません。
田口節子選手の5コースは近況16走でなんと6勝をマーク。夏のレディースチャンピオンこそ不発に終わりましたが、配当妙味も考えれば穴党には必見となる5枠です。
平山智加選手の6コースとなれば苦戦傾向。3着争いまでと見ます。
スタッフイチオシの買い目!
①→④⑤→②③
②→①→④⑤⑥
SG 第24回チャレンジカップ まとめ
既に年末の1枠スタートとなる1.2位は遠藤エミ選手、平高奈菜選手で決定。上位陣は枠番を争う戦いとなります。
一方でボーダー付近にはまだまだ順位の変動がありそうで予断を許さない状況となっています。
10年連続の年末へ、初のクイーンズクライマックスへと色んな思いの詰まるレディースチャレンジカップ。どうぞお楽しみください。
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