ボートレース多摩川の水面特徴・コース攻略から歴史・グルメまで詳しくご紹介します。
目次
ボートレース多摩川 概要
ボートレース多摩川の歴史
1954年の6月に初めてレースが開催される。誕生当初は「府中競艇場」と呼ばれていた時期もありましたがすぐに多摩川競艇場と改称を行なう。
最盛期には年間で1300億円近い売上や175万人近い来場者数もあったがバブル崩壊と共にその後低迷。
その後しばらく低迷時期が続くも近年のボートレース業界の賑わいと共に再び上昇を果たし、2020年の8月のレディースチャンピオンでは大会史上最高記録の115億1225万700円の売上を6日間で記録した。
公式マスコットの静波 まつり(通称まつりちゃん)は非常に人気で、彼女が行なっているという設定のボートレース多摩川の公式Twitterアカウントはキャラクター無視の人間味が強いことも話題。
アクセス方法
電車・バス
- 西武多摩川線 競艇場前駅 徒歩3分
- JR 武蔵野線 府中本町駅 バス15分(無料送迎)
- 京王電鉄 京王線 多磨霊園駅 バス15分(無料送迎)
ボートレース多摩川を攻略!
ボートレース多摩川の水面特徴
ボートレース多摩川といえば “日本一の静水面” というキャッチフレーズが余りにも有名です。
多摩川が穏やかな静水面である要因としては、平野部に立地していること、そして風を遮る木が周辺に植えられていることで風の影響を受けにくい条件が揃っていることが挙げられます。年がら年中、無風での開催というわけにはいきませんが、他場に比べると圧倒的に風の影響を受けにくい水面であることに違いはないといえるでしょう。
また、多摩川は淡水を使用したプール型のボートレース場のため、潮の満ち引きによる潮位の変動はなく、潮流がもたらす波やうねりとも無縁です。
静水面でのレース特徴
では、この多摩川の静水面のもとで行われるレースにはどのような特徴があると言えるでしょうか?
それは、思い切った全速ターンでスピード勝負ができるという点です。風を気にせず、波やうねりで躓くことの少ない穏やかな水面だからこそ、選手それぞれの正味のターンスピードが活きるのが多摩川の水面です。
第1ターンマークでのスピードターン勝負となれば、やはりA級の実力選手が外せない存在となります。
また、スピード勝負はせずにしっかりスピードを落としてターンをするタイプのベテラン選手よりも、思い切り良くレバーを握って全速ターンを繰り出す若手選手を狙ってみるのもおもしろいでしょう。
スピードレースに必要な仕上がり
全速のスピード勝負となればやはり機力(モーターパワー)の裏付けも必要になり、ターンした時にしっかりとサイドが掛かることが重要になります。
サイドの掛かりが悪ければ、ターンは外へと膨れて流れてしまいます。そしてターン出口で前に押す推進力、いわゆる出足の裏付けも必要になるでしょう。展示航走やレースでは、ターンでのスムーズさ、波を踏んでもしっかりと前に押しているかどうかを確認して下さい。
先に挙げたように、多摩川は淡水が使用されているプールです。海水に比べて「硬い」と選手に表現される乗り心地も特徴的です。いわゆる硬い水面ではターンする時や、波の上を走った時に艇が水面をバタバタと跳ねたりしてしまい操縦性に影響をもたらすことになり、レースにいくと思うような走りができません。機力と同時に、乗り心地の部分についてもチェックする必要があります。
オーソドックスな舟券が効果的
特定のコースや特定の決まり手などの特徴が出づらい多摩川では、インコース艇を中心にしてスピード上位の実力選手をフォーメーションに組んだ本命勝負が有効な水面であると言えるでしょう。
ボートレース多摩川のレース情報
主要レース
レース名 | ウェイキーカップ |
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競争格付け | G1 |
開催時期 | 毎年変動(周年記念レース) |
レース名 | 多摩川蛭子カップ |
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競争格付け | 一般戦 |
開催時期 | 6月 |
企画レース
レース名 | まつりだone |
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実施レース | 1レース |
特徴 | A級選手2名とB級選手4名 |
レース名 | ターゲット9 |
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実施レース | 9レース |
特徴 | 1号艇にA級選手、2~6号艇にB級選手 |
ボートレース多摩川 モーターランキング
ボートレース多摩川・モーター成績ランキング
ボートレース多摩川のグルメ
牛炊
店 名 | レストラン ウェイキー |
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おすすめメニュー | 牛炊 ¥850 |
場所 | 1階 1マーク付近 |
肉 玉
店 名 | さぬきうどん屋 |
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おすすめメニュー | 肉玉 ¥100 |
場所 | 1階 フードコート |
東京支部所属の注目選手
永井 彪也
名 前 | 永井 彪也(ながい ひょうや) |
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登録番号 | 4688 |
生年月日 | 1992/11/15 |
出身地 | 東京都 |
登録期 | 109期 |
血液型 | A型 |
2019年のヤングダービー王者で、アイドルのようなルックスから非常に人気のある選手です。SG戦にも積極的に参戦しており今後は初のSGタイトルも期待されます。2021年より放映されているボートレース公式CMの男子候補生「カミオ」のモデルとしても抜擢。
倉持 莉々
名 前 | 倉持 莉々(くらもち りり) |
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登録番号 | 4825 |
生年月日 | 1993/10/01 |
出身地 | 茨城県 |
登録期 | 114期 |
血液型 | O型 |
高校時代には、水球の日本代表として活躍をしていた選手で世界を舞台に活躍をしていました。その後、ボートレース養成所入学直後にホジキンリンパ腫という病気を患い治療に専念。回復に成功すると再び養成所試験を受けて2015年にデビュー。現在では病気の影響も感じさせない走りで男性ファンの多い選手でもあります。
生田 波美音
名 前 | 生田 波美音(いくた はみね) |
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登録番号 | 5042 |
生年月日 | 2002/09/02 |
出身地 | 新潟県 |
登録期 | 124期 |
血液型 | A型 |
中学の卒業と共に養成所に入り、2019年に若干16歳にしてデビューしました。着実に力を伸ばしており、先々の活躍が期待される東京支部期待の若手選手です。