ボートレース鳴門の水面特徴・コース攻略から歴史・グルメまで詳しくご紹介します。
目次
ボートレース鳴門 概要
ボートレース鳴門の歴史
1953年の4月に開場。
海水を使用することから潮の流れによる「うねり」が発生しやすく天候の影響も大きく受けやすいボートレース場です。
施設、水面幅ともに他よりこじんまりと作られていることから歴史を掘り下げてもSG開催が非常に少ないです。
アクセス方法
所在地:〒772-8510 徳島県鳴門市撫養町大桑島濘岩浜48−1
電車・バス
- JR 徳山駅 みなと口 タクシー 20分(無料)
- JR 櫛ヶ浜駅 駅前 タクシー 5分(無料)
ボートレース鳴門を攻略!
水面特徴
ボートレース鳴門は小鳴門海峡に面した海水の水面です。鳴門海峡といえば、渦潮のイメージが湧きうねりや波の影響を多大に受ける水面なのでは?と考えるファンも多いのではないでしょうか。実際にはそれらはさほど心配にするほどではありません。小鳴門海峡とは防波堤で隔てられているため、その潮流の影響はほとんどないのです。ただし、干満に起因した潮位(水位)の変動はあるためその点に関しては気を配る必用があるでしょう。
満潮により水位が高くなっているコンディションでは “チャプチャプ” した水面となり操縦性が低下し、ターン時に艇が暴れたり、乗りづらさに繋がることになります。これでアウト勢が苦戦したり、差しやまくり差しの精度が低下するため、その隙にインコース艇の先マイ→逃げ切りが決まりやすくなるのです。
一方で、干潮で水位が低くなっているときはスピードを持たせた全速ターンが有効になり、センター・アウトからの攻撃も決まりやすくなります。満潮ならイン有利、干潮ならコースを問わず多彩な決まり手が発生しやすくなる傾向は抑えておきたいポイントです。
イン受難の難水面
鳴門は全国で見てもイン逃げ確率は低い水準です。言い換えると、イン逃げ以外の決着が他場に比べて決まりやすいということです。その理由の一つとしてコースの形状が挙げられます。1Mがスタンド側に4メートル振られていることに加えて、スタンド側の壁面が斜めになっていることからスタートしてから1Mに向かって進むにつれコース幅が狭まっていく形状となっているのです。コース幅が狭いと内の艇は外から圧迫されるような位置関係となってしまいます。これによりターンは窮屈になってしまいます。差しを狙って一旦レバーを落としてもターンに必用な空間が確保できず、失速せざるを得ない状況になったり、外に包まれてしまったりということになるのです。
直線系統の仕上がりがポイント
となれば有効になるのは1Mまでに十分加速を乗せて握ったままの全速ターンで攻めるまくりです。鳴門をホームプールにする徳島支部のある強豪選手は、鳴門ではとにかく行き足を仕上げることを重要視して調整をしているそうです。これは狭いコースで他の艇に圧迫されないように、そしていち早くその狭いコースを抜け出すことを狙いにしています。
ボートレース鳴門のレース情報
主要レース
レース名 | 大渦大賞 |
---|---|
競争格付け | G1 |
開催時期 | 不定期(周年レース) |
レース名 | オロナミンCカップ |
---|---|
競争格付け | G3 |
開催時期 | 不定期 |
企画レース
レース名 | とるならなると |
---|---|
実施レース | 1レース |
特徴 | 1号艇のみA級選手で他がB級選手で番組が組まれる。 |
レース名 | どきどきなると |
---|---|
実施レース | 3レース |
特徴 | 1号艇にA級選手に入り他の艇にA級、B級選手で番組が組まれる。 |
ボートレース鳴門のグルメ
なるちゃんたい焼き
店 名 | 肉めし屋 |
---|---|
おすすめメニュー | なるちゃんたい焼き ¥100 |
場所 | 1階 フードコート |
うどん
店 名 | 舩 本 |
---|---|
おすすめメニュー | うどん各種 ¥350~ |
場所 | 1階 フードコート |
徳島支部所属選手
田村 隆信
名 前 | 田村 隆信(たむら たかのぶ) |
---|---|
登録番号 | 4028 |
生年月日 | 1978/03/15 |
出身地 | 徳島県 |
登録期 | 85期 |
血液型 | B型 |
2020年段階で通算3度のSG制覇をしている支部を代表するレーサー。2019年に新設されたボートレースの新しい祭典「PG1 BBCトーナメント」の第1回王者に輝くと翌年の第2回でも優勝戦に選出されました。
市橋 卓士
名 前 | 市橋 卓士(いちはし たかし) |
---|---|
登録番号 | 4063 |
生年月日 | 1979/09/05 |
出身地 | 徳島県 |
登録期 | 86期 |
血液型 | A型 |
田村選手とは1期違いであり同じく支部を代表する選手の1人です。2015年には四国地方のトップ選手が集まり競い合う「G1四国地区選手権」を制覇しました。
菅 章哉
名 前 | 菅 章哉(すが ふみや) |
---|---|
登録番号 | 4571 |
生年月日 | 1988/07/02 |
出身地 | 徳島県 |
登録期 | 105期 |
血液型 | B型 |
優勝戦でチルトを全開で跳ねて一か八かのレースに出たり、3コースからカドで一発を狙ったりなど魅せるレースと確かな結果を残す徳島支部の人気選手。
2020年にはフライング3本を切って半年間の出場停止処分となりB2降格がありながら復帰後、即A1昇級を決めました。
選手の間でも「陸で変わったことをするのは西山(福岡)だが水面で一番変わってるのは菅」と称されています。