ボートレース桐生の水面特徴・コース攻略から歴史・グルメまで詳しくご紹介します。
目次
ボートレース桐生 概要
ボートレース桐生の歴史
1956年に全国24場あるボートレースの中で最も遅く開場。
最大の特徴はナイター開催を初めて行なったボートレース場という点です。
関東開発現会長の笹川 和弘氏が中心となり「夜に商売をしたほうがいいんじゃないか。仕事が終わった後、ゆっくり楽しんでもらえたら、競艇をギャンブルではなくレジャーとして見てもらえるかもしれない」という考えの下で政策が行なわれ1997年、現在では当たり前となっているナイター開催の実施に成功しました。
しかし、ナイターを実施してから5年後の2002年、業績不振もあり市は廃業を検討したこともありましたが、数多くの政策を打ち廃業の危機を乗り越えると、その後は売り上げも上昇していき全場屈指の売り上げを誇るまでに成長。
「ナイター競艇発祥の地」として驕ることなく、2014年には照明に業界で初めてLEDを導入するなど、現在も進化を続けています。
アクセス方法
所在地:〒379-2311 群馬県みどり市笠懸町阿左美2887
電車・バス
- 東武伊勢崎線 新桐生駅 徒歩30分、タクシー5分
- 東武桐生線 阿左美駅 徒歩15分 バス3分(無料循環バス)
- JR両毛線 岩宿駅 徒歩15分 バス3分(無料循環バス)
ボートレース桐生を攻略!
水面特徴と予想におけるポイント
特徴① 気圧の低さ
ボートレース桐生は全24ボートレース場で最も北に位置するプールです。そんな桐生の水面特徴としてまず押さえておきたい点は、124メートルという標高の高さからくる気圧の低さ。気圧が低いとモーターの出力、すなわち「モーターパワー(機力)」が低下します。
気圧の低さは、空気の薄さに言い換えることができます。モーターは空気を取り入れ、燃焼させることで動いているため、取り入れる空気が薄くなるとモーターの出力も当然低下します。モーターの出力が低下すると、特に「出足・行き足」が影響を受けます。
特徴② 赤城おろし
ボートレース桐生のもう一つの大きな特徴は、冬から春にかけて吹く「赤城おろし」と呼ばれる北風です。風向はホームストレッチの追い風で、5メートルを超すような強風が吹きつけるコンディションはざらにあり、レースでの波乱を誘発する要素と言えます。
追い風はスタート時に背中を押す為、スロースタート艇にとっては有利に働くと言われている一方で、インコース艇のターンは流れやすくなる傾向もあります。こうなれば、差しやまくり差しが決まりやすくなるためインコース艇の評価は下げたほうが無難だといえます。
ボートレース桐生のレース情報
主要レース
レース名 | 赤城雷神杯 |
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競争格付け | G1 |
開催時期 | 9月(周年記念レース) |
企画レース
レース名 | ドラドキ目玉 |
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実施レース | 6レース |
特徴 | 1枠にA級選手が入り、他B級選手が入る |
レース名 | ドラドキ3 |
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実施レース | 7レース |
特徴 | 1枠にA2選手が入り、3枠にA1選手が入る |
レース名 | ドラドキ5 |
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実施レース | 8レース |
特徴 | 1枠、5枠にA級選手が入り、他B級選手が入る |
ボートレース桐生 モーターランキング
ボートレース桐生・モーター成績ランキング
ボートレース桐生のグルメ
ソースカツ丼
店 名 | 新井食堂 |
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おすすめメニュー | ソースカツ丼 ¥700 |
場所 | 南ウィング1F フードコート |
桐生名物 ひも川
店 名 | ダイニング雷神 |
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おすすめメニュー | 桐生名物 ひも川セット ¥740 |
場所 | 南ウィング2F |
群馬支部所属選手
毒島 誠
名 前 | 毒島 誠(ぶすじま まこと) |
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登録番号 | 4238 |
生年月日 | 1984/01/08 |
出身地 | 群馬県 |
登録期 | 92期 |
血液型 | B型 |
ナイター競艇発祥の地が誇る地元出身選手で通称「ナイターキング」。2013年、SG第59回モーターボート記念競走にてSG初制覇を達成。全国を中心にSG、G1戦線で活躍するエース選手。選手としての活躍は勿論だが、自然災害の度に被災地への寄付、神経芽細胞腫の治療に励む少年との交流などボートレース界屈指の人格者としても有名。
デビュー以降、師匠である江口 晃生の指示で各レース後に感じたこと、学んだことをメモ帳に記録しており現在のそのメモ帳は全て保管しています。最近ではブログやスポーツ誌でのコラムでファンへ向けて選手目線のレースでの情報発信も積極的に行っています。
山崎 智也
名 前 | 山崎 智也(やまさき ともや) |
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登録番号 | 4238 |
生年月日 | 1974/03/11 |
出身地 | 群馬県 |
登録期 | 71期 |
血液型 | A型 |
2000年代のボートレース界において「競界の貴公子」と称され非常に人気を誇ったベテラン選手。デビューわずか5年でSGを制覇、2015年には史上5人目の年間SG3勝を達成。妻の横西 奏恵(現引退)と2011年の笹川賞ではドリーム戦にて共に選出されSG戦史上初の夫婦参戦となりました。
持病である腰痛の影響により最近は節間の成績が左右されることが多く途中帰郷となる際の理由のほとんどはこれが原因として挙げられます。
松本 晶恵
名 前 | 松本 晶恵(まつもと あきえ) |
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登録番号 | 4399 |
生年月日 | 1987/06/03 |
出身地 | 群馬県 |
登録期 | 98期 |
血液型 | A型 |
2016年、2018年のG1クイーンズクライマックスを勝利している女子ボートレース界の中心を担う選手の1人。現在の活躍とは対照的に、デビュー当初には練習中に脳挫傷の大怪我を負い、脳を置き換えるほどの大手術から復活をした苦労人でもあります。しかし、この怪我を通じてボートレースに打ち込もうということを決心するきっかけともなりました。レースを通じて心配させた両親や関係者に恩返しをすることを決意し復活して現在に至ります。
群馬支部では数少ない女子選手の第一線で活躍していることもあり支部内の後輩女子選手たちからも非常に慕われている。深尾 巴恵選手からは「松本さんがあれだけやってるから私もやらなきゃいけないと背中で引っ張ってくれる存在」とコメントしている。