ラスト1ヶ月の勝負がけ
グランプリの選考期間が終了し、SGに向けた勝負がけとしては来年のボートレースクラシックを巡る争いに注目が移ります。
かつて総理大臣杯として開催されていたこのSGはレディースオールスターとレディースチャレンジカップを除くG2以上の優勝者に加え、6地区それぞれの地区選手権の優勝者と開催前年の一般戦(G3含む)の優勝回数の多い選手から順に出場選手が選ばれます。優勝回数が並んだ際には勝率によって順位が決められます。
選出順位最下位の選手の優勝回数と勝率(過去10年)
2012年 V4 6.99
2013年 V5 7.34
2014年 V5 7.22
2015年 V5 6.76
2016年 V5 7.27
2017年 V4 7.52
2018年 V5 7.19
2019年 V5 6.95
2020年 V5 7.01
2021年 V5 7.07
V4でも出場が叶った年もあればV5で勝率が7点台に足らなくとも出場ができる年もあり、基本的にはV5を目指して選手は勝負がけに挑んでいます。しかし今年のボーダーは例年に比べてかなり高くなっているようにも感じます。
注目ポイント
12月2日までの成績ではV6以上の選手とG2以上優勝の選手で既に43名。ここに各地区選手権優勝者が権利のなかった選手とすると49名。今年の残るプレミアムG1(BBCトーナメント・クイーンズクライマックス)とSGのグランプリシリーズ戦がまだあると考えると、近年としては初のV6がボーダーともなり得ます。優勝回数や記念優勝だけではなく、グランプリのファイナル進出した選手も優先的に出場となるためこれはかなり現実味を帯びてきました。
現時点でボートレースクラシック出場権に達していない今年のグランプリ出場選手
白井英治選手
瓜生正義選手
菊地孝平選手
篠崎仁志選手
→優出(ファイナル進出)なら出場へ
となると気になるのはV5にいる選手があと1回の優勝ができるかどうかでしょう。
現在V5としている18名は勝率順にこちら。(括弧内は年内に優勝戦のある残りの斡旋)
江口晃生選手(浜名湖)
赤岩善生選手(SG住之江・常滑)
田口節子選手(G1鳴門・G1福岡)
秦英悟選手(下関・SG住之江)
磯部誠選手(G1鳴門・SG住之江)
赤坂俊輔選手(大村・芦屋・下関)
中野次郎選手(桐生・SG住之江)
稲田浩二選手(G1鳴門・SG住之江・尼崎)
田頭実選手(芦屋・三国)
鎌倉涼選手(多摩川・G1福岡)
島村隆幸選手(丸亀)
古澤光紀選手(尼崎・福岡)
山田哲也選手(平和島・G2江戸川・尼崎・戸田)
渡邉和将選手(下関・尼崎)
市橋卓士選手(下関・丸亀)
久田敏之選手(F休み中)
本多宏和選手(桐生・常滑)
小池修平選手(徳山・江戸川)
こうして見ると斡旋の多い山田哲也選手はかなり有利にも思えます。
更に12/4に優勝戦を迎える平和島の一般戦では予選トップ通過。一足早くV6達成となるかもしれません。V争いに注目すれば12/6からの下関一般戦で秦選手、渡邉選手、市橋選手が激突するため非常に面白いシリーズとも言えるのではないでしょうか。
まとめ
なお、年内でV6に達しなかったとしても勝率上位であれば地区選手権での優勝者が既に権利を持っている選手であったり、出場圏内の選手がF休みとなることで繰り上がる可能性は十分にあります。
上記の並びで赤岩選手から中野選手までは順位変動もあるため1走1走に注目していきたいですね。
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