2021年09月01日 更新
ボートレース住之江では9月2日より第49回 G1高松宮記念特別競走が開催されます。
目次
高松宮記念特別競走 展望
夏を締め括るボートレースメモリアルは原田幸哉選手の圧勝によって幕を閉じました。これで年末に向けては残すSGが2つ。賞金面の上積みには1つひとつのSGが重要となってきます。
9月のG1第一弾はボートレース住之江で開催される高松宮記念特別競走。唯一、毎年同じ場で行われる「記念レース」以外のG1競走です。SGから連続でのナイターのレースになる選手も多く活躍が期待されます。
注目選手
過去に4度の高松宮記念優勝を誇る太田和美選手。同期の田中信一郎選手と合わせて7回の優勝と、不思議と高松宮記念とは縁を感じます。2016年から優勝のない地元戦ではありますが、先月には琵琶湖でオール2連対の優勝もありリズム上昇。同一G1の5勝目を狙います。。
ボートレースメモリアルの優勝戦では原田幸哉選手に届かなかったものの、初日ドリームも含め大いに湧かせた白井英治選手。これまでグランプリでも2度ファイナル入りしていますが、不思議と優勝がないのが住之江です。今回は当地初優勝と年末へ弾みをつけるシリーズとしたいでしょう。
近年、グランプリ以外で唯一ボートレース住之江を舞台にSGが行われたのが2020年のオールスター。このオールスターの覇者が篠崎仁志選手です。この優勝をきっかけに昨年はG2も2勝と、一躍スター選手の仲間入りとなりました。年度を跨いだ今年2回の周年では予選突破ならなかっただけにリベンジの6日間となります。
高松宮記念特別競走はこの選手を買え!
ナイター巧者が年末へ向けて追い込みをかける。そんなシリーズとなりそうなのが毒島誠選手。直前のボートレースメモリアルでは機力で苦戦すると見られたドリーム戦でも巧みな技で連対し、予選も手堅くまとめて準優勝戦3着と奮闘。最終日は展開に泣きましたがナイターの調整力はやはり艇界でもトップクラスのものを誇ります。
そんな毒島選手ですが、今年はボートレース甲子園での圧勝があるものの他には一般戦2Vで賞金ランク17位と5年連続のグランプリ出場へ向けて危うい立ち位置となっています。SGを除けば最大のチャンスは次節の地元・桐生の周年ということになりますが、度々グランプリでも活躍を見せる当地でも好勝負を期待せずにはいられません。
2日目のドリーム戦では1枠での出走。毒島誠選手のイン戦は逃げが決まった際の相手に3枠から外の活躍が目立つということが有名で、その点に関しても注目が集まります。過去3年で当地のイン戦は2連対率100%と信頼度も抜群。これまで1.2度の大敗で涙を飲んだ住之江の記念レースではありますが、初日を手堅くまとめてドリーム戦でリードを築き、住之江での初G1優勝を目指します。
注目モーター
直前節で最もインパクトのある走りを見せていたモーターでしょう。準優勝戦ではまくられながらも道中で先頭を追いかけ回し、3周1マークで遂には捉えて大逆転勝利としました。優勝戦でモーターに衝撃が加わっていないかが唯一の不安ではありますが、無事であるならばナンバーワンのモーターと言っても過言ではありません。
こちらは直前節で須藤博倫選手の優勝モーターです。前節では節一級の動きで、それを示すようにチルト+1.0のモーターと同等の展示タイムをたたき出しており、レース脚も抜群。上位機の1つでしょう。
2節前の大阪ダービーで藤山翔大選手が使用のモーターです。今や藤山選手の使用後のモーターは伸びに関しては目が離せないところ。直前節の追加参戦ではやや一息な面もありましたが、今節では記念級の選手がどう仕上げるのか楽しみなモーターです。
大阪ダービーでは田中信一郎選手がF2ながら健闘を見せていたモーターです。前々回の女子戦においても山本梨菜選手がデビュー初優出をしたモーターでもあります。スリット付近の力強さが魅力的です。
これまでの優出全てが地元A級選手によってもたらされたというモーターです。前回は湯川浩司選手が大阪ダービーを優勝。その他、石野貴之選手が4月の太閤賞で優出しています。乗り手に恵まれている雰囲気こそありますが、一方で展示タイム平均順位は抜けた1位。さらに3周最高タイムについても2位と素性のいいモーターです。今節でさらに上の評価となるのでしょうか。
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桐生 1R
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初日(9/2)12R ドリーム戦 舟券予想
今節は2日連続のドリーム戦となります。
当初3号艇で出場する予定だった菊地 孝平選手が今節の出場を取り消したことで湯川 浩司選手より外の3人がそれぞれ1個ずつ内へ詰めて6号艇には追加で群馬支部の山崎 智也選手が入ります。
初日(9月2日)第12R 高松宮特選
1 | 石野貴之 | 4168 大阪 |
7026万円 |
2 | 白井英治 | 3897 山口 |
7303万円 |
3 | 湯川浩司 | 4044 大阪 |
5197万円 |
4 | 濱野谷憲吾 | 3590 東京 |
9548万円 |
5 | 井口佳典 | 4024 三重 |
2502万円 |
6 | 山崎智也 | 3622 群馬 |
2353万円 |
展開予想
初日ドリームは石野貴之選手のイン戦。石野信用金庫という異名もあったほど、イン戦そして地元ならば負けられない一戦です。しかし、時にスタートの遅れがある事も確か。
白井英治選手のまくりと差しの両面作戦はもちろん。湯川選手が得意の3コースに入ったという点も不気味。濱野谷選手もカドに入ったことで湯川選手の仕掛けに乗じることも出来ればカドからひと捲りという展開も。
井口選手は復帰後の噛み合わない印象は否めず追加で登録となった山崎選手に関してはそれ以上の凡走気配。さてどうするこの2人。
舟券買い目
①→②③④→②③④
②-①③-①②④
①→④→⑤⑥
③-①④-全
④-①③-全
高松宮記念特別競走 まとめ
前節の住之江優勝戦は稀に見る大アクシデントの決着となりました。万が一の際にも病床はコロナ関連で逼迫しているだけに、大きなケガなどは起きて欲しくありません。それでも選手たちは必死に命懸けで戦い続けています。今節こそ大きな事故なく、スタートにおいても無事故で熱い戦いが行われることを期待しています。
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