G1 第67回 関東地区選手権 事前レース展望【ボートレース桐生】

ボートレース桐生では2月7日より第67回 関東地区選手権競走が開催されます。

各地で始まる地区選手権！関東地区選手権ではこの選手・このモーターを買え！

昨年多摩川大会の覇者は桐生順平選手。江口晃生選手の容赦ない前付けで深い起こしに。その江口選手がスリットでへこみ壁なしの苦しい態勢でしたが気合い満点のイン速攻で完封しました。飯山泰選手が２着に入線。これに濱野谷選手が続いて上位を形成しました。

スピードこそ見劣るものの、貫禄の立ち回りはさすがの一言。徹底した内水域からのレースで巧く、しぶとく好位を漏らさない走りできっちりと着を確保します。全てを知り尽くした桐生での開催はアドバンテージも絶大。2017年以来の関地区制覇へと突き進みます。

昨年大フィーバーを巻き起こした東都のエース。スピードで押せ押せの若い選手がどれだけ台頭してこようともエースの座を譲る気などありません。桐生は1997年に初のＧ１タイトルを勝ち取った思い出のある水面。今年もＧＰ戦線で活躍をすべく、まずはここから。

近年、特別戦での実績が出せていませんが、ＳＧ11冠、Ｇ１31冠と輝かしい実績にある通り実力は一流。獰猛かつ華麗なテクニックは健在。きっかけひとつでまた最前線へ舞い戻ることでしょう。それを待つ地元ファンの声援に応えるべくアツいレースを約束します。

戸田周年を制した桐生順平選手が登場。関東地区選は昨年大会を含めて過去二冠と実績あるタイトルで、今節も優勝争いの大本命です。

迎え撃つのは地元群馬支部の精鋭。秋山直之、久田敏之、金子拓矢、土屋智則、前沢丈史選手らの快走に期待です。

群馬の成長株、椎名豊選手は外枠からでも１着が取れるスピードある選手で注目級。

栗城匠、宮之原輝紀選手ら売り出し中の若手も参戦。

地元ルーキー金児隆太選手も全国に名を売る絶好のチャンスです。

女子では成長著しい中田夕貴選手がＧ１挑戦。大金星を掴めるか？期待です。

現行モーターの使用開始は昨年末。ようやく１ヶ月を過ぎたところでパワー評価も手探り状態です。

そんな中ですが初下ろしでいきなり超抜気配を見せ佐藤大佑選手が優勝を飾った39号機が目玉。

三浦敬太選手が準パーフェクトＶを成し遂げた24号機も当然注目で30、34号機も将来が楽しみ。まだ未知数のため実戦での気配評価が重要になります。

赤城おろしとも呼ばれる強い風に見舞われることも多く、難しいコンディションでのレースになれば配当も荒れ模様に。寒暖差のあるナイターレースとあり前後半での調整は難解になるといいます。

それらも含めて走りなれた地元選手は常に注目しておきたい存在に。