連夜のミラクル!菊地孝平選手に神風のような追い風!!
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2021年09月13日 公開

 

ボートレース桐生で9/11より開催されている開設65周年記念 G1「赤城雷神杯」は準優日の5日目が終了し、ベスト6が出揃いました。

 

準優勝戦の1つ目9Rは宮之原輝紀選手が地元勢を抑えインから逃げ切っての勝利。G1は3度目の優出を果たしました。混戦となった群馬支部3名の争いとなった2着の接戦は2周1マークで毒島誠選手が浮上。地元エースの意地の優出となります。

準優勝戦2つ目の10Rは桐生順平選手が早いスリット合戦を制して逃げ切り勝ち。差して順走の瓜生正義選手が2着に入りグランプリ覇者の2人が優出の切符を手にしています。

 

準優勝戦3つ目の11Rに波乱が待っていました。スタート展示では3枠の濱野谷憲吾がピットで遅れ、前づけの形で2コースとなり13/2/456といった体形になっていました。本番ではピットアウト後に井口佳典選手が内2人を絞り込みなんと3コース進入。これに乗じた菊地孝平選手も4コースが手に入ります。井口選手が3コーススローとなり、菊地選手がスタート力を存分に発揮できる4コースのカドとなります。菊地選手が.05のトップスタート。井口選手とインの江口晃生選手も好スタートとなります。一方で2コースの山崎智也選手は.26とドカ遅れを喫し、井口選手が江口選手を一気にまくり仕掛けます。こうなると菊地選手は絶好のまくり差し展開となり、バックでボート半分だけ逃げる江口選手に舳先をかけると2マーク先取りから1着のゴール。優出権を獲得しました。展開に泣いた江口選手も2着で優出し明日の巻き返しを誓います。

今節終盤の菊地選手には神風のような追い風が吹いているようにも感じます。予選19位からまさかの繰り上がりでの予選突破。準優勝戦でもコース取りが有利に向き、さらに内の出遅れ。井口選手がまくり差しではなく、まくりにいった分だけ道が開き1着。ここまでツキがあると優勝戦でも期待せずにはいられません

気になる優勝戦メンバーはこちら

①桐生順平
②宮之原輝紀
③菊地孝平
④江口晃生
⑤瓜生正義
⑥毒島誠

 

江口選手が動きを見せることはもちろんのこと、毒島選手も地元周年ならば大外は嫌うはず。そんな中で気配良好な宮之原選手が内となればミラクルは3度起こるかも知れません。

様々な異例の事態に波乱もあった開設65周年記念 G1 赤城雷神杯の優勝戦。どこからでも狙えるだけに、その結末は非常に楽しみです。

 

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