芦屋ヴィーナスシリーズ開幕【激戦のドリーム戦プレイバック】

 

 

ボートレース芦屋では8/25よりヴィーナスシリーズ マンスリーBOATRACE杯が開幕しました。芦屋の一般戦とあって開催はモーニングでお仕事前のひと勝負といった方や、寝起き直後に頭の体操をする方も中には居るのではないでしょうか。

今回は激戦となったドリーム戦をプレイバックします。

 

芦屋ヴィーナスシリーズ　展望

今月のヴィーナスシリーズは中旬に行われた徳山に続く2回目。

地元からはようやく今年の初優勝で勢いに乗りたい大山千広選手や若手の中川りな選手、ベテランの日高逸子選手といった実力者も揃っています。対する遠征勢では徳山ヴィーナスシリーズを優勝したばかりの宇野弥生選手やレディースチャンピオンと直前の徳山でも優出した高田ひかる選手、長年女子トップレーサーの位置につく寺田千恵選手と好メンバーが揃います。

 

ドリーム戦　振り返り

初日メインの第12Rはドリーム戦。枠なり3対3のスタイルから抜けた.07のスタートを切ったのは4コースカドの④三浦永理選手。すぐさま内3人を絞り込みまくり先制攻撃。これに外枠の⑤中川りな選手や⑥高田ひかる選手が続き、①大山千広選手が飲み込まれるという波乱の展開になります。

1周バック側では④三浦選手は独走。残りの5艇は固まって追走します。⑥高田選手に対して何とか食い下がる①大山選手ではありましたが、競り合いながらも⑥高田選手が抑え込みます。

この間隙を⑤中川選手がまくり差しから1度は2番手に上がります。内から②寺田千恵選手、外から⑥高田選手が追って3艇による2番手争いは続行。2周2マークで再び⑤中川選手が抜け出したかに思えました。しかし、今日のドリーム戦はこのまま終わりません。

⑤中川選手は直線でキャビテーション。これによってチルト0.5で伸び⑥高田選手が逆転で2番手に上がります。3周の1マークで内からおっつけた②寺田選手と①大山選手を交わしきれず流れた⑤中川選手の三つ巴の3番手争いに変わります。バック側でグングン舟を伸ばした①大山選手が前の引き波の外を走りながら3周2マークをきっちりと回り逆転での3番手浮上となりました。

 

2日目以降の注目選手

ドリーム戦を見るからに今節注目となりそうな選手が 2名。

まずは勝った三浦永理選手。前半カードでもターンが流れたとはいえ果敢にまくりを仕掛けての2着。乗り心地アップしてくればさらによくなりそうです。

そして大山千広選手も1周1マークでまくられ、2マークで抑え込まれて大敗となりそうなとこから価値ある3着。道中の競り合いでも寺田千恵選手や中川りな選手と比べると明らかに舟脚は上に見えます。前半カードのまくり差しは舟が向いて来なかった分で逃がしてしまいましたが、こちらも調整でかなりいい戦いとなってくるのではないでしょうか。

その他では初日唯一の連勝を内枠2走で飾った香川素子選手。前半の6Rでは舟の向け方や出足に関しては魅力を感じました。一方で、直線にもう少し力が欲しいかもしれません。

 

まとめ

8月後半のヴィーナスシリーズも見どころ盛りだくさん。夜のSGに意識が行きがちですが、朝からの女子戦で1日の運試しをしてみてはいかがでしょうか。

 

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