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6月27日更新（毎月月末更新）
舟券予想に欠かせないのがモーター成績。そしてどの競艇場にもだいたい存在するエースモーターですが、いったいどのモーターがエースモーターなのか？というのは誰しも気になるところでしょう。
この記事では、現時点で「 エースモーター 」と言えるモーターを一挙紹介！今その競艇場で一番推奨したいモーターを、開催地別に1機ずつ、計24機を紹介します！
※注意事項※
「エースモーター」とはあくまでも決まった定義がありません。数字・走りからその開催地で一番よく走ると判定したモーターを取り挙げており、その判断基準は個々によって異なります。
目次
- ボートレース桐生 エースモーター
- ボートレース戸田 エースモーター
- ボートレース江戸川 エースモーター
- ボートレース平和島 エースモーター
- ボートレース多摩川 エースモーター
- ボートレース浜名湖 エースモーター
- ボートレース蒲郡 エースモーター
- ボートレース常滑 エースモーター
- ボートレース津 エースモーター
- ボートレース三国 エースモーター
- ボートレースびわこ エースモーター
- ボートレース住之江 エースモーター
- ボートレース尼崎 エースモーター
- ボートレース鳴門 エースモーター
- ボートレース丸亀 エースモーター
- ボートレース児島 エースモーター
- ボートレース宮島 エースモーター
- ボートレース徳山 エースモーター
- ボートレース下関 エースモーター
- ボートレース若松 エースモーター
- ボートレース芦屋 エースモーター
- ボートレース福岡 エースモーター
- ボートレース唐津 エースモーター
- ボートレース大村 エースモーター
- モーター評価の重要性
- エースモーター とは
- 競艇場モーター成績 一覧
- 今イチオシはこれ！
ボートレース桐生 エースモーター
47
（交換時期：12月）
| 勝率 | 5.52 | 出足 | S |
| 1着率 | 29.7％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 38.0％ | 伸び | A+ |
2連対率で見れば中堅上位くらいの評価ができるモーターだが、近況は絶好調で数字よりもいい評価ができる。トータルでいいと言える動きだが特にいいのが出足。スッと舟が向いてグッと前に押す。レバーを落として握った時のレスポンスの良さも良く、差し、まくり差しで勝てる足色だ。6月末はB級の太田潮が優出と健闘した。
ボートレース戸田 エースモーター
15
（交換時期：2月）
| 勝率 | 5.57 | 出足 | A+ |
| 1着率 | 21.6％ | 行き足 | A+ |
| 2連対率 | 40.2％ | 伸び | A+ |
SGボートレースクラシックで土屋智則が優出したモーターだがその後も動きはいい。5月の周年記念では遠藤エミが準優勝戦まで勝ち上がった実績もある。乗り手のレベルが高くパワーがしっかり引き出されている。6月には久田敏之がオール3連対で優勝。伸びで上はいたが、トータルバランスで上の方と言える仕上がりだった。
ボートレース江戸川 エースモーター
12
（交換時期：4月）
| 勝率 | 6.23 | 出足 | S |
| 1着率 | 26.9％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 46.1％ | 伸び | A+ |
5月の上旬に使用が開始されたばかりでまだピカピカの状態。エース、上位とかその辺りの話はまだ先になるが現状で早速いい動きを見せているのが12号機。6月には福岡支部21才のルーキー土井歩夢が嬉しい初優出を達成。とにかく出足は抜群で波風に負けずしっかりターンできた。今の時期に強い回転の上がりがいい本体だ。
ボートレース平和島 エースモーター
28
（交換時期：6月）
| 勝率 | 5.71 | 出足 | S |
| 1着率 | 14.2％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 28.5％ | 伸び | S |
ボートレース平和島では6月13日の一般戦から新モーターの使用開始。その2節目に早速優勝したのがこの28号機。乗っていたのは渡邊雄朗。ペラ調整に秀でた選手でいつも快速に仕上げる。6月25日に行われた優勝戦の映像を見て欲しい。渡邊は2コースからグイグイ伸ばしてイン艇をジカにねじ伏せた。かなり強烈な足だ。
ボートレース多摩川 エースモーター
70
（交換時期：8月）
| 勝率 | 5.63 | 出足 | S |
| 1着率 | 26.3％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 42.1％ | 伸び | S |
SGボートレースオールスターで峰竜太が乗っていたモーターだ。この時は前検の感触が芳しくなかったようで初日から大整備を敢行。その整備が当たって上積みに成功したという経緯がある。それで息を吹き返して以降、しっかり動いている。6月末にはG3で福来剛が優勝。伸びを中心に全部の足がいいパーフェクトな足だった。
ボートレース浜名湖 エースモーター
31
（交換時期：4月）
| 勝率 | 5.38 | 出足 | A+ |
| 1着率 | 19.0％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 33.3％ | 伸び | S |
数字的には中堅くらいのモーターだが動きは抜群。いいのがスリット足で、一撃まくりに期待できる足色とあってしばらくは追いかけようと思っているモーターのひとつだ。6月末の松下直也の行き足が相当良かった。スリット前からジワジワと加速を乗せ、スリット後解放されたように加速を強める。上位モーターに成長する予感。
ボートレース蒲郡 エースモーター
19
（交換時期：5月）
| 勝率 | 5.13 | 出足 | S |
| 1着率 | 15.1％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 34.1％ | 伸び | A+ |
ボートレース蒲郡の現行エンジンもいよいよ使い納めの時だ。公式発表は確認できていないが恐らく7月の第1節目で使い納め、2節目からは新モーターの導入となるとみる。最後に紹介したいのが19号機。ストレートは62号機にこそ見劣るが出足は負けていない。機敏なターンで接戦にめっぽう強い。使い納め節でも大注目だ。
ボートレース常滑 エースモーター
22
（交換時期：12月）
| 勝率 | 5.65 | 出足 | S |
| 1着率 | 18.0％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 39.1％ | 伸び | A |
モーターの足色、特徴は乗り手の調整によって大きく変わる。この22号機は近況、どちらかというと伸び寄りな感じはあったが今は完全な出足型。6月末に乗った嶋義信のペラ調整によりそっちにカラーが出ている。その出足は上々でターン勝負ができる足だ。この手のモーターは伏兵が乗って連穴になったりもする。穴党注目だ。
ボートレース津 エースモーター
13
（交換時期：9月）
| 勝率 | 5.90 | 出足 | S |
| 1着率 | 23.2％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 41.0％ | 伸び | S |
パワフルな上位モーターの一角をなす大注目の本体だ。6月末のG3マスターズリーグで山本寛久が調整を施しさらにグンと迫力が増した。いいはスリットの伸び、道中の伸びだ。山本が最も得意とする足色がまんま反映されている。ターン回りもしっかりしていてまくっても流れて飛んで行ったりしない。自力突破型のパワー機だ。
ボートレース三国 エースモーター
24
（交換時期：3月）
| 勝率 | 4.87 | 出足 | S |
| 1着率 | 20.7％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 32.4％ | 伸び | A+ |
全く数字は気にしなくていい。これからみるみるうちに上がってくるのは間違いない。そう断言してもいいのが24号機。5月に中亮太がターン回りを仕上げて、6月に安河内将が超強力な出足に仕上げた。出足特化ではなく伸び負けることもない。湿度が高くモーターの動きが鈍る時期だが、そんな中あの足に仕上げるのはすごい。
ボートレースびわこ エースモーター
28
（交換時期：6月）
| 勝率 | 4.84 | 出足 | S |
| 1着率 | 13.6％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 29.5％ | 伸び | S |
びわこでは6月第1節終了後に現行モーターへの初めての中間整備が入った。そこで早速結果が出た。5月末の亀本勇樹が直線で下がっていたが中間整備で伸びが激変。イースタンヤングでは井上忠政が調整し、抜群の伸びに加え出足も強化、トータルで上位と言える足に仕上げた。一発回答を出すびわこの中間整備はやはりすごい。
ボートレース住之江 エースモーター
62
（交換時期：3月）
| 勝率 | 6.16 | 出足 | S |
| 1着率 | 23.7％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 47.5％ | 伸び | S |
周年記念で馬場貴也が優勝したモーターだ。今年のグランプリでも主役級の扱いを受けることになるだろう。馬場は超抜とまでは言えない感じだったが、最終日の部品交換が見事にはまって大幅にパワーアップ。このモーターにとって運命的な出来事だったかもしれない。女子戦では羽田妃希が2コースまくりで通算2勝目を挙げた。
ボートレース尼崎 エースモーター
17
（交換時期：4月）
| 勝率 | 6.20 | 出足 | S |
| 1着率 | 31.8％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 50.0％ | 伸び | A |
この評価はSGグランドチャンピオン開催前の時点のもの。そこではまた変動があるかもしれないため注視しておいて欲しい。このモーターは初下ろし2節目に地元GW戦で吉川元浩が節間8勝を挙げ優勝した実績を持つ。6月に入っても2連続優出と快調だ。どちらかと言えば出足寄りなのだが伸びも決して悪くない優秀な本体だ。
ボートレース鳴門 エースモーター
23
（交換時期：4月）
| 勝率 | 4.89 | 出足 | S |
| 1着率 | 16.6％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 29.6％ | 伸び | S |
6月末の男女混合戦で若手女子の武井莉々佳が健闘していた。そこにはしっかりパワーの裏付けがあった。いいのはターン系統で回ってしっかりと前に押して進んで行く気配だった。軽量のアドバンテージもあっただろうが、そのターン出口からの加速、伸びも上々だった。大化けする雰囲気を醸しており次の乗り手にも注目したい。
ボートレース丸亀 エースモーター
43
（交換時期：9月）
| 勝率 | 5.45 | 出足 | S |
| 1着率 | 17.7％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 36.6％ | 伸び | A+ |
山口達也が7日間のロングランシリーズの一般戦で好成績を残した。優勝戦こそ2コースから5着に敗れたがそれまでは12走オール3連対、5本の1着を獲る快走だった。いわゆる高回転というものか、とにかく出足が強烈でピット離れも◎。ピット離れで何度も飛び出し内コースを取っていた。伸びもそん色なく相当いい状態だ。
ボートレース児島 エースモーター
64
（交換時期：1月）
| 勝率 | 5.66 | 出足 | A+ |
| 1着率 | 16.4％ | 行き足 | A+ |
| 2連対率 | 38.5％ | 伸び | A+ |
なかなか見ることのできないレアケースで、5月に吉田拡郎が2節連続でこの64号機に乗った。勝手知ったる児島の水面で、実力者の吉田がみっちり調整すれば出ない訳がない。スリットの勢いは良く、そこからの伸びもいい状態にまで仕上げた。過去には守屋美穂が女子戦を優勝しており素性の良さは間違いないと言えるだろう。
ボートレース宮島 エースモーター
34
（交換時期：11月）
| 勝率 | 5.47 | 出足 | S |
| 1着率 | 19.4％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 37.6％ | 伸び | S |
3月のモーターボート大賞で松山将吾が優出したと聞けば覚えているファンも多いはず。やっぱり素性はいいようでここ最近も動きはバッチリ。中でも強烈だったのが6月末の塚越海斗。130期のルーキーでこれからの選手だが、予選で4勝、準優は3コースまくりを決めて優勝戦に勝ち進んだ。とにかくスリットの伸びが強烈だ。
ボートレース徳山 エースモーター
62
（交換時期：4月）
| 勝率 | 5.82 | 出足 | A+ |
| 1着率 | 17.6％ | 行き足 | A+ |
| 2連対率 | 47.0％ | 伸び | S |
長い休みを経て6月にリスタートしたボートレース徳山。それと同時に新モーターも下ろされた。まず注目したいのが初下ろし2節目の和田拓也。和田らしい伸び寄りの好脚で、ホームもバックも軽快に伸びていた。行き足がいいこともあってかゼロ台のスタートもバシバシと決まっていた。パワーは間違いなさそうで注目の一つだ。
ボートレース下関 エースモーター
66
（交換時期：3月）
| 勝率 | 6.00 | 出足 | S |
| 1着率 | 18.3％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 45.0％ | 伸び | S |
普段からモーターをよく仕上げる選手は地元戦ではさらに出してくる。そのパターンが見られたのが下関。6月末の一般戦で柳生泰二が優勝した66号機だ。柳生はペラ調整に長けた選手で、基本的にどこにいっても行き足、伸びを仕上げてくる。地元、下関ならさらに信頼度は上がる。元々素性の良さそうな本体だけに期待度高い。
ボートレース若松 エースモーター
14
（交換時期：11月）
| 勝率 | 4.30 | 出足 | A |
| 1着率 | 8.5％ | 行き足 | A+ |
| 2連対率 | 23.2％ | 伸び | S |
特異な調整でモーターが覚醒することがたまにある。そのパターンが若松の14号機。これまでパッとしなかった下位モーターを伸び型のまくり屋である酒見峻介が仕上げて一変させた。酒見はチルト1をベースに調整し、伸びを強化して攻める選手だ。その調整がハマってグイグイ伸びた。次に乗る選手がどう扱うのか注目したい。
ボートレース芦屋 エースモーター
56
（交換時期：5月）
| 勝率 | 6.50 | 出足 | S |
| 1着率 | 25.0％ | 行き足 | A+ |
| 2連対率 | 56.2％ | 伸び | S |
バリバリのA1選手であるにも関わらず特別戦にほとんど出ず一般タイトルを主戦にしている中辻崇人。ペラ調整がうまい選手で高い確率で伸びを仕上げる選手だ。その中辻が6月に乗って優出したのが56号機。中辻らしいストレート系の足で今後が一気に楽しみになった。その次に乗ったルーキー藤井公人も予選突破と健闘した。
ボートレース福岡 エースモーター
24
（交換時期：8月）
| 勝率 | 5.55 | 出足 | S |
| 1着率 | 16.4％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 35.2％ | 伸び | S |
ボートレース福岡は上と下のパワー差が結構開く傾向があり舟券もおもしろいのだが、その上の方と評価できるのが24号機。作間章がパワフルな伸びで3連対を量産。優勝戦1号艇で惜しくも2着に敗れはしたが、文句なく上位と言える足だった。日を追うごとに伸び以外の部分も強化されていたため今は全部の足がいいと言える。
ボートレース唐津 エースモーター
18
（交換時期：8月）
| 勝率 | 5.71 | 出足 | S |
| 1着率 | 18.2％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 40.1％ | 伸び | S |
ボートレース唐津で開催されたウエスタンヤングはチルト3度に跳ねた新開航の6コースまくりという劇的な結末を迎えた。その新開も当然良かったのだがチルト3はあまりにも特殊で今後に注目といった所。仕上がり的には定松勇樹が乗っていたこの18号機の方が良かった。バランス型で全部の足が上位、今はこちらを評価する。
ボートレース大村 エースモーター
43
（交換時期：7月）
| 勝率 | 7.56 | 出足 | A+ |
| 1着率 | 44.4％ | 行き足 | S |
| 2連対率 | 66.6％ | 伸び | S |
ボートレース大村では6月のミッドナイト開催より新モーターの使用が開始された。その初下ろしの節でピカピカに輝く伸びを見せていたのが43号機だ。乗っていたのは黒柳浩孝だ。イン最強水面の大村で節間2本の5コースまくりを決めるなど派手な立ち回りが目を引いた。ストレート系がかなり強力で将来が楽しみでならない。
モーター評価の重要性
モーター評価は予想を的中させ、舟券で儲けるために最重要と言っても過言ではない要素です。誰が乗るのかももちろん重要ではありますが、その重要度はやはり
「モーター＞選手＞水面」
というのが絶対的です。
たとえばSGやG1など、選手間の実力（スタート力、旋回力等）が均衡している中で何で差が付くかというと、それはやはりそれはモーターが出ているか、出ていないか、ということになります。モーターパワーの強弱は結果と密接に結びついていると断言してもいいです。
ではどのようにモーターパワーの強弱を判断すべきか。その強弱はモーターの素性や実績、そして近況の動きから読み取ることができます。
出足と伸び
ひとえにパワーと言っても、より実戦的な情報とするのであれば「足色」も重要です。ざっと分けると出足と伸びの2つに分けられます。
出足が強力ならツケマイ、差し、展開を突いての急浮上とターン勝負ができます。一方、伸びが強力ならスリット一撃のまくり、バックで追いついての２マーク勝負が可能になります。モーターによって出足型、伸び型と特性があるというわけです。
こういったモーターの特性を知っておくことこそ、レース予想や展開の助けになります。
エースモーター とは
競艇予想をやっていると「 エースモーター 」というワードを度々耳にするかと思います。
しかしながら、ボートレースの公式において、” エースモーター ”というもののちゃんとした定義はありません。
「エース」という言葉は競技においてよく使われる言葉で、語源はトランプや賽の目の「1」を現すエースナンバーからきています。例えば野球で言えばピッチャーに使われ、球団の中で一番勝ち星を稼げる投手が得てしてエースピッチャーなどと呼ばれます。
しかし、バッターには使われないことにお気づきでしょうか？ 諸説ありますが、ピッチャーには勝ち星が付くのに対し、バッターには打撃の成績しかないため、やはり「エース」というのは「勝ち」に対して大きく関わっていることが大前提にあるように思います。
つまり、ボートレースでいう「 エースモーター 」も、1着の多いモーター(1着率)、または優勝回数の多いモーター、これらが エースモーター というものの定義なのではなかと思います。
連対は多いがなかなか勝ち切れない、優出は多いが優勝はなかなかできない、など安定感もあって強いモーターであっても、「 エースモーター 」という枠組みからは外れてしまうのかもしれません。
競艇場モーター成績 一覧
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