次の愛知支部を担う最有力候補。
くせ者揃いの105期の代表格磯部誠選手について触れていきます。
目次
「磯部誠」プロフィール
209年のデビューからわずか2年足らずで初の優出、4年で初優勝などトントン拍子の選手生活を歩みながらG1タイトルに後一歩届かなかった磯部選手。
しかし、ラストチャンスだった2020年にG1ヤングダービーで初タイトルを獲得し中堅へと向かっていく今後更なる活躍が期待される選手です。
「磯部誠」ってどんな選手?
105期の代表格
高校卒業後に訓練所で入学した磯部選手。選手を目指すきっかけは身長が低いためと171cmながら理由を常に濁してはいますが本人としては小さいと思っているのかもしれません。
同期リーグ戦では5回の優出、2回の優勝など上位クラスの成績を残しプロデビューを果たします。
同期には埼玉支部の佐藤 翼選手、徳島支部の菅 章哉選手、大坂支部の藤山 雅弘選手、福岡支部の渡邉優美選手など男女問わず活躍している選手が多いのと同時にキャラクターやレースの濃い選手も多く磯部選手はどちらの意味でも抜けた存在です。
憧れの存在・師匠 池田浩二
憧れの存在として地元の2大エース池田浩二選手と平本真之選手の名前を挙げています。
特に常滑の大スターでもある池田選手は磯部選手の師匠であり頭は上がらないと語る一方で、リモートインタビューに2人で出演した際は出演慣れしていない池田選手に「あの人だけ録画にした方がいい」といじったり、節間で部屋が一緒になった際は「夜のお菓子の買出し、ゴミ捨て、部屋の電気を消してみんなにおやすみなさいを言う係は浩二さんです」と任命したり、2019年11月のG1オールジャパン竹島特別の前検日には当時怪我で出場できなかった池田選手が蒲郡まで磯部選手を送り届けるなど師匠でありながらファンからは不思議に見える関係を築いています(これについて磯部選手は僕たちのグループのルールで休みの人が動くのが決まりですが池田浩二さんは寛大ですと語る)
ラストチャンスのヤングダービー制覇
30歳未満の選手しか出場することが出来ないG1タイトルの1つヤングダービー。磯部選手にとってラストチャンスだった2020年は予選2位の成績で準優戦に進出すると一度他の艇に先を越されながら意地で抜き返し優出を果たします。
絶対に負けられない優勝戦では2コースからメンバーワーストの0.13のスタートとなってしまうもトップスタートを切った1コースの上田 龍星選手を差しきり優勝。この優勝には何度もG1まで後一歩でタイトルを逃し続けた本人もさることながら後輩選手、そして応援し続けたファンの多くが喜ぶG1初タイトルでした。
ピンクパンサー
年々力を付けていき今や愛知支部の中堅どころの代表格となっている磯部選手。水の上は勿論ですが陸の上でも艇界屈指のエンターテイナー西山 貴浩選手に負けず劣らずの活躍を見せることから地元メディアのインタビューにも定期的に登場しています。そんな磯部選手といえばSGカッパを着ているとき以外は全国どこでも全身ピンク色の特注衣装で調整を行なっている事で有名でピンクパンサーと呼ばれています。
なおピンクパンサーというあだ名に関しては先輩諸兄から「そろそろピンクやめろ」と言われており本人も新しい愛称を探しているとのこと。
磯部誠選手の来歴
ボートレース常滑
一般戦「テレボートカップ」
初日第1R(5着)
ボートレース平和島
一般戦「第56回報知杯」
最終日第3R(6コースから決まり手は差し)
一般戦「名鉄杯争奪2011年納涼お盆レース」(5着)
G1「共同通信杯第26回新鋭王座決定戦」
初日第6R(4着)
G3「新鋭リーグ第10戦 G3蒲郡スピード王決定戦」
(1コースから決まり手は抜き)
G1「共同通信杯第26回新鋭王座決定戦」
2日目第3R(4コースから決まり手は捲り)
G1「京極賞開設66周年記念競走」(3着)
SG「第64回ボートレースメモリアル」
初日第2R(6着)
SG「第65回ボートレースダービー」
初日第1R(1コースから決まり手は逃げ)
G1「第7回ヤングダービー」
(2コースから決まり手は差し)
一般戦「第21回 三国競艇大賞」
3日目10R
磯部誠選手をレースで狙え!
将来有望な愛知の若手。もちろんスピードはあるが、真っ先に挙げたいのは差しハンドルの精度。鋭い角度で切り裂くような差しハンドルで、師匠の池田浩二選手の教えに沿っている。レース運びも巧く、大崩れはない。
伸びを活かしたレースをするタイプではなく、出足・行き足を強化する実戦型に仕上げる傾向。レース足の裏付けがあればより一層テクニックは冴える。2コース差しは絶品で、誰が相手であろうと僅かな隙でも逃さない。
「磯部誠」エピソードいろいろ
趣味はゴルフ、野球観戦。結婚をする前はギャンブルが大好きだったこともあるが子供が生まれて以降はほとんどやらなくなった。
ボートレース蒲郡のYouTube番組「勝ガマ」のレギュラーで蒲郡に斡旋した際はほぼ出演。その際に愛知支部の先輩杉山裕也選手のYouTubeチャンネル「成せばナリ」チャン・ボートレース杉山裕也チャンネルの別れの挨拶である「bey!なり~」を言うのがお決まりのパターンとなっています(ただし杉山選手のYouTubeチャンネルはほぼ見ていないことを暴露)
製作サイドとは非常に良好な関係で2020年に地元蒲郡で開催されたSGチャレンジカップにて成績不振で見かねたスタッフが「がんばれ!俺たちの磯部誠」という特別動画を製作したこともあります。
「打倒 赤岩善生」と公言しており次の愛知支部を引っ張る存在として今後の活躍が期待されています。
磯部誠選手フォトグラフィー
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