ボートレース尼崎で7/27より開催のG2「尼崎モーターボート大賞〜まくってちょうだい!!〜」は8/1に優勝戦が行われ、深川真二選手(佐賀支部)が予選トップ通過からのイン逃げで優勝。通算100回目の優勝としました。
深川真二選手は登録番号3623。1992年11月デビュー。1996年4月の丸亀でデビュー初優勝をしています。それから25年での100回を達成。G1優勝は4回、SG優勝は2017年のボートレースダービー、2020年のグランプリシリーズ戦の2回。いずれもボートレース平和島でのSG優勝としています。今年開催される平和島でのボートレースダービーも出場が決まり、今から期待は高まっています。
深川選手と言えばやはりイン思考が強い点が特徴。特に印象的なものにボートレース江戸川での前付けしたレース。なんと6枠から1コースを奪取したものの、45m起こしとなった驚愕のレースが過去にありました。結果は捲られて3着となったものの、そんな状況でもスタートはしっかり合わせてくる抜群のスタートセンスもあり、艇界を代表するインファイターです。思えば初SGを優勝した2017年ダービーも6枠から2コースに動きを見せ、エース機を操る魚谷智之選手の懐を差して壮絶なデットヒートを制しての勝利でした。
今回の尼崎モーターボート大賞の優勝インタビューでは「足もよかったし、1Mのかかりもよかった。(グランプリシリーズ優勝でマジック1としていたが勝ちきれず)耳にたこが出来るほど言われていた。」と苦笑いする場面も。賞金を上積み、年末も視野に入ってくることについては「お年寄りが頑張っていかないと面白くないでしょ」と湧かせていました。個性派選手のグランプリ出場となれば、緊張感と楽しみがより一層高まるため、深川選手の活躍は期待したいところです。
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