
埼玉支部の絶対的エース・桐生順平選手について触れていきます。
「桐生順平」プロフィール

登録番号 | 4444 |
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生年月日 | 1984/01/08 |
身長 | 161cm |
血液型 | AB型 |
支部 | 埼玉 |
出身地 | 埼玉県 |
登録期 | 100期 |
師匠 | 西村 勝 |
弟子 | 平川 香織 |
「桐生順平」ってどんな選手?
意外にも苦労した初優勝
今でこそボートレース界を代表する選手の1人であり埼玉のエースとして君臨する桐生順平選手ですが初優勝には苦労した過去があります。
2007年5月にデビューするといきなり3着、節間4日目には初勝利、翌年12月初優出。2011年にはG1、SG初勝利と次々に記録をしながら優勝には手が届きませんでした。
待望の初優勝はボートレース戸田で行なわれた「第34回戸田ボート大賞サンケイスポーツ杯」。実に22回目の優出の挑戦での達成でした。
ヤングダービー初代王者・SG初制覇
新鋭王座決定戦競走から名称を改めPG1としてリニューアルされたヤングダービー。
磯部誠(愛知)、永井彪也(東京)らが後に名前を刻む若手選手の祭典ですが2014年の第1回の王者こそ桐生順平選手です。
そしてヤングダービーで初G1タイトルを獲得した桐生順平選手は翌2015年ボートレース尼崎で行なわれた「第50回ボートレースクラシック」でSG初制覇を達成しました。
艇界屈指の高速ターン
ボートレース選手内でも屈指の高速ターンを武器としています。
イン逃げの絶対的信頼はもちろんですが、どのコースからでも差し、捲りの自在性、道中の捌きで成績を落とすことなくレースをすることが出来る選手です。
桐生順平選手の主な優勝歴
年月日 | 場 | グレード | 開催名 | 補足 |
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2011年8月18日 | 戸田 | 一般 | 第34回戸田ボート大賞サンケイスポーツ杯 | 初優勝・地元初優勝 |
2014年9月28日 | 戸田 | G1 | 第1回ヤングダービー | 初G1優勝 |
2015年3月22日 | 尼崎 | SG | 第50回ボートレースクラシック | 初SG優勝 |
2017年1月30日 | 戸田 | G1 | 戸田プリムローズ開設60周年記念 | 地元周年記念優勝 |
2017年3月20日 | 児島 | SG | 第52回ボートレースクラシック | |
2017年12月24日 | 住之江 | SG | 第32回グランプリ |
「桐生順平」豆知識
趣味:ゴルフ
特技:球技・自転車
実兄は元競輪選手の桐生 卓也さん。高校時代は自転車競技に励んでおり同級生には競輪選手の新田 祐大選手がいました。また奥様の絵美さんの兄は同じく競輪選手の佐藤 慎太郎選手。
絵美さんとはやまと養成所時代の同期で2012年に結婚をしました(絵美さんは養成所を途中退学し選手にはならず現在に至ります)
個性豊かな選手が揃う埼玉支部の中では珍しい寡黙でクールな選手。本人のモットーは「周囲に流されず、自分に軸を置く」
同支部の後輩である中田 竜太選手は桐生選手のことを「凄く頼りになる先輩です。「あーしろ、こーしろ」と言うんじゃなくて、背中で語ってくれる安心感があります。雰囲気や佇まい、考え方を含めて、見習うことの多い先輩です」と語ります。
全速ターンと称される艇界屈指の技術の根源となっているのは水面が狭いボートレース戸田をホームプールとしているのが大きな理由となっています。
そこで培った技術は他の水面だと非常に広く感じるようになり自在性が生まれるようになりました。
濱野谷 憲吾(東京)は「天才的」と祥し、茅原 悠紀(広島)、菊地 孝平(静岡)の2人は「あの水面で育てば上手くなりますよ」とその技術を絶賛しています。
良い