ここでは競艇(ボートレース)の「事故率」について解説します。
事故率とは
事故率とは、選手ごとのランク付けをする上での条件の1つで、競艇における違反行為などによって算出される数値のことをさします。
その内容によって、以下のように事故点数が加算されていきます。
事故率の算出方法
事故率 = 事故点の合計 ÷ 出走回数
事故率の数字は当然少ない方がよく、級別審査期間の事故率が0.70を超えてしまうとB2級となってしまいます。
事故点一覧
優勝戦におけるフライング(FL)・選手責任の出遅れ | -30点 |
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優勝戦以外でのフライング(FL)・選手責任の出遅れ | -20点 |
妨害失格 | -15点 |
転覆、落水、沈没、不完走、欠場などの選手責任 | -10点 |
不良航法、待機行動違反 | -2点 |
これらの違反によっては降級だけではなく、選手のランクや累計点数に応じてスタート訓練の再受講、出場停止、引退勧告などといった厳しい処分が出されるケースもあります。
例外のケース
違反行為ではなくとも、やむなくB2級ランクになってしまう選手もいます。
- ケガ・病気・産休などで長期欠場となってしまう場合
- 不慮による事故で長期欠場となってしまう場合
これらは違反ではありませんが、長期欠場になってしまうことでやはりB2級ランクになってしまいます。