実力急上昇で一気にSG戦線にも登場が増えている丸野一樹選手。そのターンスピードは峰竜太選手や桐生順平選手にも引けを取らないとも言われています。
未来のSGレーサーとの呼び声も高い丸野選手に迫ります。
目次
「丸野一樹」プロフィール
コンプレックスを武器に変え未来を切り開き、デビュー初出走で水神祭を挙げるなど同期トップとも言える好成績を残します。センター域にの戦いぶりは早くもSGクラスとの呼び声も高く、期待は増すばかり。趣味の筋トレで体幹を鍛え、今後もビッグレースでは目が離せない存在です。
「丸野一樹」ってどんな選手?
レーサーになるきっかけ
実は小さい頃は身体が大きく、高校に入るまでは野球一筋でキャッチャーをしていました。しかし、高校で身長が止まったこともありコンプレックスに感じていました。父がボートレースファンだったこともあり、逆に身体の小ささを生かせるボートレーサーを志すようになります。
デビュー初出走・初勝利
新人選手は大外からが定着しつつある昨今で丸野選手もデビュー戦は例に漏れず6コースからの戦いとなります。しかし、6コースからトップスタートを決めた丸野選手は一気のまくり切りでの勝利。このレースでは初出走の丸野選手が1着ながら三連単は万舟にならなかったのも印象的で評判と期待の高さが伺えます。
109期の中心選手
丸野選手と同じ109期には2019年9月のヤングダービーを制した永井彪也選手がいます。その1ヶ月前となる2019年8月に同期では1番乗りでG1を制したのが丸野一樹選手。2021年3月の段階で既にG1優勝4回と中心選手として大車輪の活躍を披露しています。SG優出こそ永井選手に先を越されましたが、優勝という点では譲れないでしょう。
センターコースがとにかく強い
丸野選手がG1初優勝を達成したびわこでは3コース、2度目となった唐津では4コースからの勝利。若手選手でもかなりのスピードと精度をもったまくりやまくり差しが特徴で、特に唐津66周年を優勝した際には1.3コースのもつれと2コースのスピードを落としたのを察知してのまくり差しと技ありの旋回。磨きがかかればSGでも大仕事を成し遂げる期待がかかります。
丸野一樹選手の来歴
ボートレースびわこ
一般戦「近江戦国絵巻シリーズ第四戦 〜激走!!姉川合戦〜」
初日第1R(6コースから決まり手はまくり)
ボートレースびわこ
一般戦「近江牛カップ」(3着)
ボートレース津
G1「開設64周年記念 つつじ王座決定戦」
初日第2R(6着)
ボートレース三国
一般戦「さつき第1戦」(1コースから決まり手は逃げ)ランプリ」
初日第6R(6着)
ボートレース宮島
G1「開設62周年記念 宮島チャンピオンカップ」
2日目第7R(1コースから決まり手は逃げ)
ボートレース常滑
G1「第3回ヤングダービー」(6着)
ボートレースびわこ
G1「開設67周年記念 びわこ大賞」
(3コースから決まり手はまくり)
ボートレース桐生
SG「第22回チャレンジカップ」
初日第2R(5着)
ボートレース桐生
SG「第22回チャレンジカップ」
4日目第4R(2コースから決まり手は差し)
丸野一樹選手をレースで狙え!
今年はすでに4度の優勝を数える。尼崎、若松の記念タイトルも含まれており、異例の早さで出世をしている。若手ならではのスピードもあるが、若手らしからぬ巧いレース運びこそ真骨頂。どこからでも器用に着を拾う。
枠番近辺の着取りはもちろん、特筆は外枠からの2,3着入線。最も不利である6コースからでも巧く1マークをかいくぐり、2マークで好位浮上のパターンが狙い。成長途上だが、SGにおいても軽視できる場面はない。
「丸野一樹」エピソードいろいろ
2017年にはミス東スポや女優であった藤井奈々さんと結婚しています。現在は奥さんは芸能界を引退し、お子さんもいらっしゃいます。
休日はトレーニングが趣味。そのトレーニング動画を自身のYouTubeチャンネルで載せるなどSNS活動にも力を入れています。
趣味はゴルフ。
丸野一樹選手フォトグラフィー
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