競技棟が異例の停電
ボートレース桐生で10/23に開幕したヴィーナスシリーズ第14戦「第41回群馬テレビ杯」は初日第5Rが終了後、競技棟内の機器不具合により開催が中止。6R終了前の中止とあって初日の開催は順延となりました。
風もそれほど強くなく、なぜ中止と思われた方もいらっしゃるでしょう。その理由は停電。競技棟に電力が供給されない状況に陥りました。
東京電力の情報ではボートレース桐生のある群馬県みどり市に停電しているという情報はないため、なんらかの不具合で競技棟で停電が起きたものと思われます。
Twitter上では現地の方の撮影した画像も「桐生 停電」と検索すると出てきましたが、ゲストのいるスタンドに明かりがあるのに対して、選手がいるピットや競技棟が真っ暗であることがわかりました。
桐生の本場は明るいのに競技棟は真っ暗という変な状態です… pic.twitter.com/r5JXL1FEan
— 荒鷹 (@At3590) October 23, 2021
停電の影響
10/24も中止であることからすぐの復旧が出来なかったため中止はやむを得ないことだったでしょう。心配なのは仮に夜間も復旧しなかったということで、不自由な思いをしていたのではないでしょうか。最近は夜も冷え込むため、体調に関しても心配です。
選手代表の地元・群馬支部の松本晶恵選手は「選手は作業も出来ませんし、安全面を考慮した結果なので仕方ないです。お客さんには迷惑をかけてしまいましたが、気持ちを切り替えて、明日からいいレースができるように頑張っていきたいです。」と話していたそうです。
今回の桐生ヴィーナスシリーズでは松本晶恵選手も含め西村美智子選手、鎌倉涼選手、中村桃佳選手らが年末に向けての勝負がけの真っ最中。さらに松尾夏海選手、西村美智子選手、中田夕貴選手がA1勝負がけ、清埜翔子選手、清水沙樹選手、中谷朋子選手がA2の勝負がけと今節がなくなってしまうとかなりの痛手のはず。なんとか続行できることを祈っています。
25日より再開を発表
元々は10/24の順延による開催予定となっていましたが、こちらについても中止に。期末の勝負がけなどもあり、続行されるかが心配されていましたが、ボートレース桐生のTwitterアカウント「ドラキリュウ」で10/24の19:50に発表がありました。
ヴィーナスシリーズ第14戦
— ドラキリュウ@ボートレース桐生 (@dorakiryu01) October 24, 2021
10/25(月)からレースを実施いたします。
ご心配とご迷惑をおかけし誠に申し訳ありませんでした
優勝戦は10/29(金)となります。
節全体としては1日短縮
初日が5Rまでだったため本来であれば初日も順延となりますが、10/24の開催も中止とあって6日間を行うと選手たちは前検も含めて9日間の滞在に。選手たちの次節との兼ね合いもありますし、1日短縮で予選を3.5日間とするのも致し方ないかもしれません。
まとめ
ひとまずシリーズが再開ということは電力供給が復旧したということで、本当に安心しました。なお、初日に行われなかったドリーム戦も10/25の最終レースに組まれています。こちらもどうぞお楽しみに!
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