ボートレース戸田の水面特徴・コース攻略から歴史・グルメまで詳しくご紹介します。
目次
ボートレース戸田 概要
ボートレース戸田の歴史
1954年に開場されたボートレース場で、1964年の東京五輪ではボート競技の競技会場としても利用もされたこともあります。
五輪終了後には再開が危ぶまれたこともありましたが、それを乗り越えて今日に至っております。
通常時では、一般戦であっても特設ステージにて選手によるトークショー、インタビューを行なっている事から選手とファンの距離が近く、応援している選手への愛着が沸き易いことも特徴的です。
アクセス方法
電車・バス
- JR埼京線 戸田公園駅 バス5分(無料循環バス)
- 都営三田線 西高島平駅 徒歩20分
- 東武東上線 成増駅 バス20分(無料循環バス)※現在運転中止
ボートレース戸田を攻略!
水面特徴
狭い水面とターンマークの位置関係
ボートレース戸田のイン勝率は全国平均よりも低く、コース不問で多彩な技が決まります。1マークがスタンド側に向けて大きく振られ、スタンドとの距離が狭められていることがわかります。
この位置関係から、センター(3・4コース)からスタートする艇が1マークまでの最短距離を走ることになります。一方で、インコース艇は右斜め前へ斜行していってターンをする格好になり、その難易度は上がることになります。これが、センター勢の攻撃が良く決まる大きな要因のひとつです。
センター勢が攻め込めば、その外が展開を突いて浮上しやすくなります。コース不問のイメージにもこのように理由と傾向があるのです。ちなみに、狭いと表現した1マークですが具体的な数値を挙げると、第1ターンマークとスタンドとの距離は37メートルです。最も広いボートレース芦屋の53メートルと比較すると、実に16メートルの差です。“窮屈である” と表現するとよりイメージしやすいかもしれません。窮屈な空間で “のびのびと” ターンができないのが戸田の1マークです。窮屈な1マークでの攻防においては “先手” に出ることが重要です。スタートしてから1マークまでに、いち早く他艇を出し抜き、勝てるターンを繰り出すことができるかが勝負の分かれ道です。この観点から、まずはスタート能力の高さが必要になります。またスタートしてからの加速の部分である行き足も重要項目となるでしょう。
2マークの差しが有効
さて、もうひとつ予想のポイントとなる水面特徴を挙げると、それは、2マークの差しが非常に有効であることです。戸田においては、2マークを先に回った艇を後方の艇が差して逆転する場面は度々見られる光景です。
ここにも先に挙げたターンマークの位置が関係しています。1マークはスタンド側に振られていますが、一方で2マークはバック側に振られているため、バックストレッチで最も内側を走った艇(バックストレッチでのインコース艇)は2マークで無理な体勢のハンドル操作となるのです。そこでターンが膨れてしまい、十分にマイシロ(旋回半径)をとれる艇の差しが決まるといったわけです。
ボートレース戸田のレース情報
主要レース
レース名 | 戸田プリムローズ |
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競争格付け | G1 |
開催時期 | 9月(周年記念レース) |
企画レース
レース名 | ウインウイン5 |
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実施レース | 2レース |
特徴 | 4枠にA級選手が入り、他B級選手が入る |
レース名 | ウインウイン7 |
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実施レース | 6レース |
特徴 | 1枠にA級選手が入り、他B級選手が入る |
ボートレース戸田 モーターランキング
ボートレース戸田・モーター成績ランキング
ボートレース戸田のグルメ
戸田メンチ
店 名 | ファイン |
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おすすめメニュー | 戸田メンチ ¥180 |
場所 | 3階 フードコート |
カツ煮定食
店 名 | レストランワールドⅡ |
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おすすめメニュー | カツ煮定食 ¥850 |
場所 | 3階 フードコート横 |
埼玉支部所属選手
桐生 順平
名 前 | 桐生 順平(きりゅう じゅんぺい) |
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登録番号 | 4444 |
生年月日 | 1986/10/07 |
出身地 | 埼玉県 |
登録期 | 100期 |
血液型 | AB型 |
2014年より新設されたG1ヤングダービーの第1回優勝選手で、それ以後はSGタイトルも数多く獲得している地元を代表する選手の1人。神速ターンと称されるほどのターン技術はボートレース界屈指のレベルにあり、ボートレースにおいて不利な外枠の成績も非常に良い選手です。
SG・G1優勝歴も豊富な埼玉支部はもちろんですが関東のエースの1人。
中田 竜太
名 前 | 中田 竜太(なかた りゅうた) |
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登録番号 | 4238 |
生年月日 | 1988/04/10 |
出身地 | 埼玉県 |
登録期 | 104期 |
血液型 | A型 |
第4回のG1ヤングダービーの覇者。2009年にデビューしてわずか3日目にして地元埼玉で勝利を挙げた中堅勢の一角の選手で非常に人気の高い選手です。
G1は既に複数回の優勝があるだけに今後はSGでの初勝利が期待されます。
畑田汰一選手の師匠。妻の浜田 亜理沙選手も全国の女子戦を中心に活躍するA級レーサー。
畑田 汰一
名 前 | 畑田 汰一(はただ たいち) |
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登録番号 | 5042 |
生年月日 | 1998/10/26 |
出身地 | 埼玉県 |
登録期 | 122期 |
血液型 | A型 |
2018年にデビュー5日で初勝利を挙げると、3年目の2020年には初優勝を江戸川、11月には地元埼玉で2度目の優勝を飾った埼玉支部が誇る期待の新星。
デビュー4年でA1昇級を決めた2021年、勢いのある若手が多い埼玉支部においても現在最も注目したい選手です。
2021年にはG1初出走で初勝利を記録。その知名度もあり記念レースへの斡旋が続く。