2021年3月23日 更新
ボートレース福岡では3月23日よりSG 第56回 ボートレースクラシックが開催されます。
いよいよ開幕の今年最初のSG。選手たちはもちろんのこと、ファンの我々としても今年を占う6日間とも言えるのではないでしょうか。
目次
SGボートレースクラシックとは
ボートレースクラシックとは、正式名称が鳳凰賞競走(ほうおうしょうきょうそう)といい、ボートレースのSG競走の1つで第1回より総理大臣杯の下付が行われています。
出場資格
- 前年度優勝者
- 前年のグランプリの優勝戦出場者(6名)
- 前年1月1日 - 12月31日に行われたSG・GI/PGI・GII競走における優勝者
- 前年1月1日 - 12月31日に行われたGIII以下の競走
- 前年の全国ボートレース甲子園競走優勝者(2020年開催より制定)
- 当年の地区選手権(全6地区の)優勝者、ただし出場選手発表後の競走で、重複の場合は予備選手の繰り上がり。
賞金
優勝賞金は 3900万円。
なお優勝戦出走者にはBOAT RACE振興会よりメダルが授与される。
2021年の開催における注意点
SG 第56回 ボートレースクラシック開催中のボートレース福岡は入場制限が行われる予定です。初日から4日目の予選期間は多数の来場があった場合に入場制限が行われます。お帰りになった方がいても入場の再開はしないため、どうしても現地へ向かわれるという方はお早めに入場されることをおすすめします。準優日、最終日については事前申し込み制での入場となっています。例外として、いずれの日も指定席券を事前申し込みの方は入場制限に関係なく入場することが出来ます。
SGボートレースクラシック 展望
再来月のオールスターと連続での地元SGとなる福岡支部からは昨年のグランプリを戦った瓜生正義選手、西山貴浩選手、篠崎仁志選手、岡崎恭裕選手など主力が揃って参戦。
昨年5冠を達成し、人気実力ともにNo.1の座を固めつつある峰竜太選手や前人未到の同一SG3連覇を狙う吉川元浩選手ら強力な遠征勢。
さらに地区選手権で優勝し最終切符を手にした選手や、繰り上がりでSG初出場に届いた選手と顔ぶれは様々です。まずは年末へ向けて大きく前進するのはどの選手か。
SGボートレースクラシック 注目選手
SGボートレースクラシック 狙い目モーター
今節使用されるモーターは昨年8月より使用されており7ヶ月半ほど経過しました。2連対率だけ見れば50%前後のものも4機あり、やや抜けている印象です。
しかし、下位のモーターにも優出を重ねるモーターもあることから、まだまだ掘り出し物はあるかもしれません。今回も様々な角度から注目機を挙げていきます。
- 65号機
2連対率トップのモーターです。昨年秋の67周年で吉川元浩選手が優勝もしています。2節前にも大庭元明選手が優勝。前節は優勝戦でアクシデントとなり影響が心配されますが脚自体は節イチ級の伸び。今節でも活躍を期待します。 - 30号機
近況最も安定感あるのがこのモーターです。準優で2度敗れているものの、3節続けて予選5位以内での通過。3周最高タイムもトップタイとなっています。直前節では優勝戦1枠となっており65号機と大競りに。しかし、スタート後も唯一伸び返していた印象で引き続き上位級と見ます。 - 24号機
もともと上位級の力があり、2節目で優勝をしていましたが年明け2節は今ひとつ。しかしその後、地元A級選手が3節続けて使用し基礎が固められ2節前の松江秀徳選手がオール3連対でV。近況上昇中です。 - 46号機
展示タイムの平均順位が2.0でトップタイとなっているモーターです。出足から直線の繋がりにかけてがよく、1着が取れなくともレースのしやすさから3連対率が65号機を上回る71%と高い数字を残しています。 - 38号機
2連対率30%に満たないモーターですが、3節前の松村敏選手から気配上向きです。直前節には機力出しで注目となることの多い平尾崇典選手が使用。節間6勝を挙げた他、展示タイムの良さも目立ちました。穴ならこのモーターと期待します。 - この他、年末の桑原悠選手が5日間開催で7勝オール3連対の28号機、3周最高タイムがトップタイで直前節優出の25号機、2連対率の割に1着率が上位と1発に期待の35号機にも注目。
SGボートレースクラシック 水面攻略
ボートレース福岡(福岡競艇場)を徹底解説【水面特徴・コース攻略】
ライター別予想・買い目
初日・12R ドリーム戦
1-6=全 計8点
1-23-23456 計8点
1-5-36 計2点
4-1=全
1-4-23 計10点
1-236-236 計6点
第56回SGボートレースクラシック まとめ
やはりSGとなると6日間で今年の賞金ランクは大きく動いてくることは間違いなし。今なお何かと制限の多いご時世ですが、年末へ向けて、明るい未来へと向けて選手たちは戦います。
各地で開花した桜と共に、福岡の地で咲き乱れるのはどの選手となるでしょうか。注目の6日間です。