ボートレース児島では11月12日よりG3 オールレディース 第32回 瀬戸の女王決定戦が行われます。
今回は次節にレディースチャレンジカップに出場するメンバーを中心に注目選手を挙げたいと思います。
目次
G3 オールレディース 第32回 瀬戸の女王決定戦[注目選手]
地元岡山支部勢
守屋美穂
層の厚い地元岡山支部からは7人が登場。中でも今節の主役筆頭は守屋美穂選手。今年12優出4優勝とコンスタントに活躍。ファイナルの1枠で優勝出来ていない分、2節前の6コース優勝など4枠で2回、6枠で1回の優勝とどんな展開でも頂点に立ってきました。現在の賞金ランクは2位でここを守り切れば年末は1枠でのスタート。さらにあと1回の優勝で来年のSGクラシックの出場も見えてきます。地元なら期待はかなり高まります。
寺田千恵
岡山支部の女子レーサーを牽引する寺田千恵選手はこれまで8回の賞金女王決定戦に全て出場。しかし、20年後期は5ヶ月を残してFを抱え波に乗り切れないこともありました。現在賞金ランク14位で残り2節となります。「心機一転」ならぬ「新期一転」で9年連続の大一番の出場となるでしょうか。
その他
賞金争いには少し遠いものの、地元からはA1復帰を決めた金田幸子選手と先月の津で優勝した堀之内紀代子選手も出場。握りっぷりのいい攻めが魅力の若手の勝浦真帆選手にも期待したいところです。
遠征勢
平高奈菜
6月のケガの影響で、レディースチャンピオンにぶっつけでの参戦。以降、やや精彩を欠くようなところもありましたが、前節の若松の混合戦ではオール2連対で優勝。男子選手顔負けの鋭いターンが戻ってきた印象です。ホームも児島と橋を挟んで反対側の丸亀なので、瀬戸内海の海水は慣れたもの。地元勢を脅かす筆頭でしょう。
賞金面から期待の選手
大瀧明日香
賞金面では12.13位のボーダー争いが前述の寺田千恵選手を含めて今節激突。12位の大瀧明日香選手は今年春の6連続優出で2回の優勝をしていました。7月のF以降は優出2回のみと勢いは少し収まってしまいましたが、ここは踏ん張りどころのシリーズです。
川野芽唯
13位の川野芽唯選手は5月の津で優勝以降、毎月優出を果たしています。デビュー初優勝や、2年前には混合戦でも優勝している児島で賞金上積みとなるでしょうか。
G3 オールレディース 第32回 瀬戸の女王決定戦[注目モーター]
今節使用されるモーターは今年1月に使用開始されたもので10ヶ月が経過しています。2連対率50%の2機がエースとして注目。しかし、気温が朝晩下がっているこの頃で調整は難しいということも考えられます。また情報がまだありませんが、温水パイプを装着する時期でもあるのでそれによって良くも悪くも変化が出ることもあります。当日の気配には気をつけて見たいですね。
39号機
まずは2節前優勝し、前節でも優出の39号機。6優出で4回の優勝と優勝回数はトップです。3節前には10走中9回でスタート2番手以内というようにスリット付近によさを感じます。
15号機
続いて15号機。こちらは最多10回の優出と多くの選手が活躍して来ました。時にフライングを喫してしまうほどの行き足もありますが、そのあたりをうまく乗りこなせば優勝に近いモーターかと思います。周年記念では山崎智也選手の活躍したモーターです。
70号機
近5節で3回優出しているのは70号機。3節前には岡村慶太選手が優勝戦で4コースまくりとして優勝しています。こちらもスタート近辺の力が非常によく、数字以上に期待できるモーターです。
12号機
2連対率こそ30%を下回っていますが、直前節で山地正樹選手が優勝した12号機も気になるモーターです。優勝戦では2コースがへこみ、自身も5番手スタートながら盛り返して先マイ。逃げに持ち込んだ脚色は上位のものを感じました。
その他
この他、周年記念を制した42号機や、周年記念優出など夏からの4連続優出が光る48号機、3周タイムでトップとなっている52号機を注目モーターとしたいと思います。
まとめ
ボートレース児島でおこなわれるG3 オールレディース 第32回 瀬戸の女王決定戦。
レディースチャレンジカップに出場する女子選手が登場するシリーズは、今節がラストの戦いとなるということもあり、色んな意味で心理戦も生まれます。
最高の流れでG2へ向かうのはどの選手か、注目の6日間となりそうです。