毒島誠選手 文字通りの圧勝

優勝戦　振り返り

まさかの進入体形も毒島選手には味方した形となりました。展示では6号艇の新田雄史選手が3コースまで入り、最も怖いとされる今垣光太郎選手が4コースのカドに。さらに5コースの杉山正樹選手の伸びも展示では目立っていました。

しかし本番レースでは杉山選手がまさかのピット離れで遅れてしまいました。戦前には「今垣選手の1つ外は譲らない」と話していただけに前づけのような形でコース取りに動きましたが、これを新田選手がブロック。結果として5枠の岡村仁選手が単騎ダッシュの12364/5という並びになりました。

これでは行き足の凄いという毒島誠選手に太刀打ちできる選手はいません。2〜5コースのスロー勢を壁にして1マークまでに1艇身前に出るほどの強烈な脚。余裕とも言える逃走を決めたのでした。

展示と本番で進入が異なると不満の声があがることはありますが、ピット離れに関しては致し方ない部分もあります。

(そもそも展示で前づけに明らかに抵抗した選手がカドに引くことはいかがなものかとは思いますが、本番で抵抗してくることはよくあるものです。)

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まとめ

技術、機力、そして運も味方に周年記念でのパーフェクトV達成の毒島誠選手。この先、丸亀周年にも休みなく出場し、大得意とする多摩川でのチャレンジカップに向かいます。

逆転での年末の1枠スタートへ、毒島選手の戦いが続いていきます。

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