
静岡支部所属の高塚清一が2025年3月1日に亡くなっていたことを日本モーターボート競走会が発表しました。死因は不明。
20期生として1965年11月にデビューをした高塚は今年で現役生活は60年目を迎え2025年のボートレースCMのイメージキャラにも抜擢。
長年に渡りボートレース業界に貢献をし続けた功績から令和6年優秀選手の特別賞を受賞。
選手情報

名前(登録番号) | 高塚清一(2014) |
支部 | 静岡 |
期 | 20 |
1965年にボートレース浜名湖でデビュー。この節間中に初勝利を達成し1967年に初優勝を達成。1970年23歳の若さでSGにも出場をしました。
しかし、そんな高塚が注目を受けるようになったのは現役の晩年に入った頃からでした。2020年7月に加藤峻二が持つ最年長勝利記録を更新以降は「高塚が勝利をする=記録が更新される」という状態で今年も1月25日に白星を挙げて記録を更新したばかりでした。
2022年、2023年には地元ボートレース浜名湖のB級限定戦で2年連続の優勝戦に進出。2022年のB級メモリアルでは当時自身の不祥事によりB級落ちとなっていた峰竜太とドリーム戦の1号艇、2号艇で激突する貴重な場面も見られました。
生涯現役
「誇れる物が無いので現役を続けている」と語る通りビックタイトルとは無縁の生涯を過ごした高塚。その中でも常に「ボートレースを好きでいること」、「負けた時の悔しさ」を大切にしておりそれを失った時が現役引退のタイミングと語っていました。
昨年は2度のフライングで3ヶ月に渡っての出走停止期間を余儀なくされたことから現役引退を心配するファンの声もあった中で無事に復帰を果たしており、死亡日の3月1日の2日前にはボートレース多摩川での節間を終えたばかりでした。
多くの選手に愛されたレジェンド
ボートレースアンバサダーを務める植木通彦は高塚について
「高塚大先輩は、レースの流れを変えた、スロットルレバー全速でターンする全速ターン、そして中腰でターンするモンキーターンなども素早く取り入れておられました。その対応の早さとそれに耐えられる体の柔軟性は素晴らしいレーサーです」
「75歳(当時)でもできるスポーツなのか、と思う人もいるかもしれませんが、高塚選手の腹筋はしっかりと割れていて、見た目には75歳(当時)とは思えない体つきです。ご自身で体調を管理し、レーサーを続けていることが本当に素晴らしいことだと思います」
と度々に渡って長く現役を続ける事が出来る秘訣を語り尊敬する選手の1人として名前を挙げています。
同じ静岡支部の服部幸男、菊地孝平、徳増秀樹、笠原亮、長嶋万記、三浦永理らはもちろんのこと、全国各地の選手達から年齢と衰えずに負けず走り続ける姿で最後まで尊敬される選手でした。
CMキャラに抜擢
ボートレース公式CMの2025年verにて笹野高史さんが演じるササノ役のモデルとなった高塚。
高塚自身はこれまで大きな怪我こそありませんでしたが、40代の頃に一度大きな病気を経験しそれを乗り越え77歳まで現役を続けました。
スピンオフ動画にて妻と晩酌をするシーンは、以前に高塚が若々しくいる秘訣を聞かれた際に「女房と酒を飲んで寝る事ですね。真似してみてください」と語ったことが参考になっています。
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まとめ
3月7日には78歳の誕生日を控え80代での現役ボートレーサーも間近となっていた高塚。突然の死去に多くのボートレースファンは驚いたことでしょう。
私自身も高塚の走りに魅了された1人であり報道が出た当初は何を言っているのか意味が分からず一度泣いた後にこの記事をまとめましたが、未だに信じられない気持ちが優先をしています。
まさに生涯現役を貫いた伝説のレーサーの60年に渡る物語はこのような形で終わりを告げましたが、高塚が遺した数々の功績や意思を静岡支部はもちろんのこと1人でも多くのボートレーサー達が引き継いでくれると嬉しいですね。
最後になりますが、高塚清一さんのご悔やみ申し上げます。
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