清水愛海 A1級昇格初出走でフライング

2025年1月16日よりボートレース浜名湖で開幕した「創刊70周年記念　中日スポーツゴールドカップ」にてA1級昇格後に初の出走となった清水愛海がフライングで失格となり早々に優勝候補から脱落となりました。

昨年末から年を跨いでレースに出場をしたことから表記変更が遅れた清水は前節の唐津の女子戦をインフルエンザで欠場。1月16日にして昇格後初のレースでしたが、思わぬ形でその初陣を終える事となりました。

なお清水以外にも2号艇の刑部亜里紗、3号艇の寺田空詩も同時にフライング失格となったことで同レースの売り上げ3012万5200円の約98％にあたる2960万4000円が返還となりました。

清水が節目のレースで事故を起こすのは実はこれが初めてではありません。

2020年11月のデビュー戦が転覆失格。2023年に初出場にして人気投票10位で選ばれたG2レディースオールスターの記念レースのデビュー戦では落水失格（負傷で帰郷）

そして同じく2023年、G1初出走となったレディースチャンピオンの1走目で転覆失格となっています。

2025年1月より初のA1級に表記が変更。A1級昇格と同時に師匠である原田篤志との師弟関係が解消となった清水でしたがまたも節目を飾ることは出来ませんでした。

フライングのうっ憤を晴らすべく12Rのドリーム戦では3号艇から持ち味の捲り差しでA1級昇格後に初の1着を奪った清水。それだけにフライングによる失格が非常にもったいない形となりました。

あの今村豊も「次にSGを勝つ女子レーサーは清水愛海」と認める逸材なだけに、少しでも余分な事故を減らし楽な状態で早くパフォーマンスを発揮できる選手に成長をして欲しいですね。