
福岡支部の日高逸子がG2レディースオールスターなどの予定されていた斡旋を削除し長期休養を取ることが2025年4月9日に明らかとなりました。
「グレートマザー」の愛称でも知られ60歳を超えた現在もトップ戦線で活躍する日高ですが今期は昨年12月、4月にそれぞれ失格に見舞われ、休養直前の節間では責任外とはいえ出遅れ失格となり同日に帰郷。その後全ての斡旋を削除したことから動向が注目されていました。
選手情報
名前(登録番号) | 日高逸子(3188) |
支部 | 福岡 |
期 | 56 |
1985年に56期生としてデビュー。この当時は女子レーサーの数も非常に少なく現在のように女子戦が頻繁に開催されたり女子限定戦のG1レースも存在しない厳しい時代でした。
現在のような女子レーサーにとっての環境が整えられてきた平成後期の2005年に女子王座決定戦(現レディースチャンピオン)、2014年にクイーンズクライマックスシリーズと女子限定戦のG1レースをそれぞれ制覇。時代が違っていれば更に多くのタイトルを獲得しているであろう選手ですが「現在の女子レーサー達が活躍する場」が生んだレジェンドです。
2021年には度重なるフライング失格によりB2級降格と長期休みを強いられ自身の進退について検討も復帰を決断。以降も開腹手術、転覆により顔中に身体中に大怪我を負うといった苦難を乗り越え今日に至っています。
原因は心身の疲労
今回の休養に関し日高は以下のように説明しています。
「走り続けてきたので、心と体のメンテナンスをしたくなりました。
体力は大丈夫なんですけど、ひざも左足首も、右手首も悪いので。満身創痍(そうい)です。
5月末から2か月間のフライング休みこそ確定していましたが、そこまでの数節間をF2本を抱えレースをこなすのであれば心身の調整に時間をかけることを選択したということでしょう。
来年はB2級落ち濃厚
今期を94走、勝率5.71で終えることが確定した日高は来期はA2級を維持することが出来ますが、2期先に関してはB2級降格の可能性が極めて高くなっています。
日高は現時点で8月10日より開催されるPG1レディースチャンピオンの不参加を表明していることから復帰は早くても8月下旬から9月であることが推測され、今期の石野貴之のようにほぼ休みなく走り続け出走回数を異常なスピードで稼ぐようなことをしなければ10月31日までの審査機関中で走れるのは4節から5節が1つの目安となります。
等級基準 | 出走回数 |
---|---|
A2級 | 70走→80走 |
B1級 | 50走→65走 |
6日間で1節の女子限定戦の場合、選手が出走をする回数は9走~10走となるため来期の出走回数は上記の目安から40走~50走となりますが、2025年5月1日より等級別の出走回数の見直しが行われB1級在籍の最低出走回数が現在の50走から65走へ変更されます。
よって現段階にて2026年1月の表記変更時にB2級落ちとなることがほぼ確定的となりました。
現役引退は否定
ここ数年は何度も現役続行か引退かを検討しながらその都度、復帰を果たしている日高。今回についても斡旋の全てを削除し復帰時期こそ明確にしていませんが、「しばらく休んでから復帰をするつもりです」と現段階では復帰への意欲を見せています。
休養期間中に心境の変化が生じる可能性もありますが、まずは前向きに復帰への道を踏み出すことになります。
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