2025年ボートレースCMモデルキャラまとめ

2023年よりハルカ（芋生悠<モデル 大山千広＞）に代わり主人公ポジションへ繰り上げとなったカミオは2021年～2022年版では東京支部の永井彪也がモデルとしてエピソードが構築され、現在は佐賀支部の峰竜太に変更されています。

以前は永井がレーサーとなった後も好きなコースとして挙げている6コースに合わせて緑色のカポックが採用をされていましたが、現在は赤いカポックに統一。峰竜太と言えば某バラエティー番組の影響で「4カドの峰」のイメージが浸透も実際はコースを一切問わない自在な走りで高い勝率を記録する艇界のスーパースターです。

今作では定松勇樹がモデルとなっているオウシロウと師弟関係を結んでおり、峰竜太、定松勇樹の佐賀支部が誇る現役最強師弟コンビのようなエピソードが見られそうです。

カミオの師匠であるシドウのモデルは現在は解説を務める元山口支部のレジェンドである今村豊です。

カミオとの熱き師弟関係は今村の数々の弟子の中でも特に目をかけ続けグランプリ王者にも輝いた白井英治との関係を参考にしています。

また、シドウが若手女子レーサーのナコに対して高い期待を示しているのは今村曰く「遠藤エミの次に女子でSGを優勝するかもしれない選手」と絶賛する清水愛海に引退後も様々なアドバイスを送っていることが題材となっています。

今シリーズより新しく加わったオウシロウのモデルは昨年22歳でSG制覇を達成した定松勇樹です。

2025年最初のCMでカミオへの弟子入りを志願する姿が印象的でしたが、モデルとなった定松も福岡県出身も小学生の頃から憧れていた峰竜太へ弟子入りをするために佐賀支部の所属を決意。

「もう弟子は取らない」と決めていた峰竜太に対して熱い思いを伝えたところ「最後の弟子にするから！頑張れ」と師弟関係を結ぶことに成功をしました。

定松のSG制覇後は自身の進退を口にすることが多かった峰竜太に「俺を超える選手になってほしい」、「サダ（定松）とグランプリに行きたい」と新たな活力を与えており次世代ボートレース界を背負って立つ帝王学を一番近いところで学び続けています。

こちらも今シリーズより新しく加わったササノのモデルは現役最年長レーサーの高塚清一です。

1965年11月にデビュー。今年でレーサー生活は60年目に突入。2024年3月には77歳の喜寿を祝うイベントを予定していたところなんと当日に勝利を挙げ自らの節目に伝説を作りました。

気力、体力、精神力・・・現役を1年でも長く続けるというのはトップレーサーでも至難の業であり、西山貴浩は「高塚さんの記録は塗り替えるのは俺だと思っていたが無理だわ」、「人生の半分以上を宿舎で過ごしているようなもの。昔悪さをしている人なら刑期が終わるで」とその凄さを口にしています。

なお高塚は以前に若々しく続ける秘訣を聞かれ「女房と酒を飲んで寝ることですね」と語っています。

昨年のシリーズでは石本裕武の大学生とボートレーサーの両立をモデルにしたナコ。今年は設定の修正が加えられ平川香織をモデルに採用しています。

平川はボートレーサーとしてデビューをする前はフィギュアスケートの選手として将来を期待される逸材で後のオリンピック金メダリストである羽生結弦と同じコーチから指導を受け共に練習をしたこともあります。

一時は大怪我によるトラウマから精神的に不安定となり選手引退を検討するも2か月間の休養期間を経て自分がボートレースを好きだということを再認識し復帰。A級レーサー勢揃いの埼玉支部で初のA1級昇格へ向け師匠の桐生順平と共に日々奮闘しています。

昨年のシリーズでは息子のお弁当を一生懸命に作り、レーサーとしては後輩選手に弟子入りをしてチルト3度のレースを習得する姿を熱演したノリコ。このエピソードは愛知支部の仲道大輔に弟子入りをした岡山支部の堀之内紀代子を題材としていましたが、ナコ同様に修正が加えられ今年は香川素子をモデルに採用しています。

前作ではバスケットボールを行っていた息子がボートレーサーとしてデビューをするという設定が追加されましたが、香川も息子の香川颯太、香川陽太の2人がそれぞれボートレーサーとしてデビューをしており素質の高さを披露しています。

なお香川の元夫は長崎支部の飯山晃三、息子の香川颯太の妻である金子七海、その父である金子貴志はそれぞれ福井支部と親族には非常にボートレーサーが多い。