2024年12月22日、6日間に渡って行われた「第39回 SGグランプリ・グランプリシリーズ」が幕を閉じました。
笑いあり、涙あり、そしてあの選手に思わぬ試練・・・様々なことがあった今シリーズを振り返っていきます。
目次
2024年の王者はナイターキング!
毒島誠グランプリ初制覇
2024年の「SGグランプリ」を制し黄金のヘルメットを獲得したのは群馬支部が誇る絶対的エースの毒島誠でした。
先行順位2位で出場した今年のグランプリでは初日の好枠戦で白星発進に成功しその後の2戦を2着、3着でまとめて得点率トップ通過で優勝戦の絶好枠を獲得。迎えた大一番では1マークを速攻で抜け出すと差し迫る2号艇の桐生順平を振り切り初のグランプリ制覇を成し遂げました。
優勝戦当日は毒島の妻で元ボートレーサーの池田幸美さんの誕生日に加えて2人の結婚記念日。表彰式では「グランプリ制覇、幸美さんの誕生日、2人の結婚記念日」を祝う3度のおめでとうコールが巻き上がりました。
嬉しい気持ちが先行しすぎて忘れてたけどめちゃくちゃ負けてるやん pic.twitter.com/043lyGs4gU
— 福留 光帆 (@FukutomeMitsuho) December 22, 2024
毒島誠の大ファンとして知られる元AKB48の福留光帆は優勝に喜ぶ一方で舟券の的中とはなりませんでした。
大豊作102期!
前田将太 グランプリシリーズ優勝
3月の地元SGの出場権も獲得に成功
同時開催となる「SG グランプリシリーズ」を制したのは福岡支部の前田将太。これが嬉しい初のSG優勝となりました。
初日より大崩れをすることなく立ち回り3日目以降は得点率で有利なグランプリ敗退組も参戦する中、見事にシリーズリーダーの座を勝ち取った前田は準優、優勝戦のそれぞれの1枠戦でも存分に力を発揮しました。
今年11月のG1の準優勝戦でフライング失格となった影響で来年1月末から1カ月間のフライング休み、更には半年間のG1、G2への斡旋が停止することが決定している中で、3月に開催を控える「SG ボートレースクラシック」の出場権利を最後のチャンスで獲得に成功。
これで遠藤エミ、河合佑樹に続き102期生から3人目のSGレーサーが誕生。前節のSGチャレンジカップに続いてまたもこの世代が大会を盛り上げる形となりました。
河合の予言は本物に?
102期生節間2度の水神祭
イケメンレーサーとして人気急上昇の河合
今年11月にSG チャレンジカップを制覇しSG グランプリにも出場をした河合佑樹が3日目に通算1000勝の節目を達成しました。
史上最大の下剋上を狙い挑んだ初のグランプリでしたが苦手と語っていた住之江の水面に苦戦し残念ながらトライアル1で敗退。3日目からはシリーズ戦へと回るもその1走目で白星を挙げ翌日に自らの希望で水神祭を実施。河合と同じ102期生の桑原悠、山田康二、遠藤エミ、上野真之介、前田将太の5名と共に水面へ飛び込み喜びを分かち合いました。
水神祭後に河合は「これ以上ない幸せですね。僕の水神祭は最後かもしれないけど、102期みんなと一緒に飛び込むことが近い将来、必ずあると思います。そこに居合わせられることができるように、これからも走っていきたいですね」とコメントを残しました。
それからわずか2日後の12月22日、同じ106期の前田将太がSGグランプリシリーズを優勝したことでレース後には再び106期の同期達が集まり水神祭が実施され河合もしっかりとその場に居合わせ再び喜びを分かち合うことになりました。
・一か八かではなく着実にプラスにしたい人
・軍資金があまりない人
スタート巧者がまさかのF
菊地孝平1年間SG斡旋停止へ
来年は一般戦回りの1年間へ
嬉しいニュースばかりでなく辛いニュースも多かった今年のグランプリ・グランプリシリーズ。その中でも最大のニュースは静岡支部の絶対的エースでありスタート巧者の菊地孝平のフライング失格でしょう。
先行順位7位で選出された今年は開会セレモニーにて「興奮が収まりません。燃え滾るこの気持ちをガッツリぶつけて思い切りレースをします。観ててください!」という熱い言葉通りトライアル1を突破に成功。
しかし迎えたトライアル2の初戦、4コースから抜群のスタートを決めるも結果は0.01秒のフライング失格。レースの売り上げ6億4096万9300円の内の約2億5065万円が返還となりました。
菊地はこれにより2025年SGグランプリ(グランプリシリーズ)までの1年間のSG斡旋停止に加え3月14日に終了予定の「G1 開設71周年記念競走トコタンキング決定戦」終了後に30日間のフライング休みを挟み以降6か月間のG1、G2の斡旋停止となります。
「大時計よりも菊地さんを見た方がスタートが決まる」とも言われるほどの選手の思わぬミスにファンの多くが驚いたことでしょう(私はPCのモニターの前で茫然となりました)
4年ぶりのグランプリ参戦も・・・
松井繁転覆負傷で帰郷
今年はプロペラの形を一新し手応えのある1年だったが・・・
2020年以来4年ぶりのSGグランプリ出場を果たした松井繁は2日目のレースにて転覆失格にてトライアル1にて敗退。更にレース中に足を負傷したとして公傷により途中帰郷となりました。
現状のままでは通用しないと意気込んだ今年はプロペラの作り方を1から見直し9月にG1を制覇。2024年に行われた全てのSGレースに参戦し見事賞金ランキング14位で出場となりました。
しかし迎えた初日は佐賀支部の新鋭である定松勇樹に道中の旋回スピードの差で競り負けて5着、続く2日目は誰よりもこの水面を知り尽くした松井にとっては屈辱とも言える転覆失格。不完全燃焼な形での締め括りとなってしまったことはもちろん若干22歳の定松の世代交代を突き付ける道中戦に松井が屈した姿にファンは色々なことを感じたことでしょう。
師弟で涙・最後は笑って
峰竜太、定松勇樹ワンツー決着
定松は初のグランプリは見せ場たっぷりも得点率6位タイで惜しくも敗退
SGボートレースオールスターでSG初制覇を達成しグランプリ初出場となった佐賀支部の定松勇樹。トライアル1の初日には松井繁との道中戦を制し3着と好走をすると翌日の抽選会では見事1号艇を引き当てグランプリ初勝利を挙げました。
続くトライアル2では6位タイの成績を収めるも着順差により関浩哉が優勝戦に進出。レース後には悔しさから涙を流し22歳の怪物の初挑戦は惜しくも幕を閉じることとなりました。
そして今年はSGでモーター運に泣かされ続けた峰竜太もまたトライアル2からの出場も連日見せ場が全くないまま敗退。「自分にとって最後の弟子」として時に厳しく、時に父親のように接してきた愛弟子と挑むことへ楽しみを明かしていた峰にとっても悔しい節間となったことでしょう。
5日目終了後には記者に囲まれてのインタビューにて弟子の優勝戦進出を逃した悔しさに涙を流し最終日はファンに向けて感謝の気持ちで走ることを宣言しました。
そして迎えた最終日10Rの順位決定戦では1号艇の定松勇樹が逃げ切るところへ4号艇の峰竜太が続く師弟によるワンツーフィニッシュで決着。レース後には共に笑顔でピットを後にしました。
ここ数年間は自身のモチベーションの低下から引退を示唆するコメントを多く残してきた峰ですが「サダ(定松)と来年もまた一緒にグランプリに来たい」という思いを明かしており2025年の峰竜太、定松勇樹の最強師弟コンビの活躍が今から楽しみです。
・毎日チェックしなくてもたまの利用で十分な利益が得られるサイトを探している方
・軍資金1万円を100万円にするためであれば3か月まで待てる!という意志の強い方
まとめ
2024年も残りわずか。ボートレースの一大イベントであるグランプリは終了しましたが12月26日より今度は女子レーサーの年末恒例のビックレース「PG1 クイーンズクライマックス」が開幕します。
今年は蒲郡を舞台に初のナイター開催となりますが12月31日の最後の最後までボートレースを楽しんでいきましょう。
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