![2024年 ボートレースを振り返る](https://kyotei-ranking.com/wp-content/uploads/newsボート!.jpg)
2024年もいよいよ残り1日。本日はボートレース蒲郡でPG1 クイーンズクライマックスの優勝戦が実施されます。
さて今年も色々あったボートレース業界。時代が動いたSG制覇、あの選手の電撃引退などなど1か月ごとに振り返っていきましょう。
目次
- 1月 関浩哉 BBCトーナメント優勝 群馬支部旋風の幕開け!
- 2月 渡邉優美 レディースオールスター優勝 初のグレードレース制覇
- 3月 浜田亜理沙 SG初勝利 夫婦で飛び込んだ水神祭
- 4月 江頭賢太 闇金への借金が発覚し引退
- 5月 定松勇樹 ボートレースオールスター優勝 5000番台レーサー初の偉業
- 6月 業界の新常識 セット交換が波紋を呼ぶ
- 7月 茅原悠紀 10年振りのSG優勝 岡山の天才の一撃が炸裂!
- 8月 さらばエースのジョー 上瀧和則 電撃引退を発表
- 9月 西山貴浩 地元若松G1初制覇 亡き後輩と共に駆け抜ける
- 10月 江戸川燃ゆ 1か月間開催見合わせ
- 11月 河合佑樹 SG初制覇 史上最大の下剋上に名乗りを挙げる
- 12月 毒島誠 グランプリ初制覇 愛する妻へ捧げるビックプレゼント
- まとめ
1月 関浩哉 BBCトーナメント優勝
群馬支部旋風の幕開け!
この優勝以降もSG戦線で活躍。
年末には初のグランプリ優出も果たした。
2024年、最初に行われたビックレース「PG1 BBCトーナメント」を制したのは群馬支部の関浩哉でした。
この節間中、4戦の内3戦が6枠と外枠が圧倒的に不利とされるボートレース大村で中間着でまとめ続け決勝戦へと駒を進めた関は枠番抽選マシーンから見事に1枠を引き当てると絶好のスタートを決め優勝を飾りました。
毒島誠、土屋智則など中堅勢がまだまだ元気な群馬支部。次世代のエースが挙げたこの優勝から2024年の群馬支部大旋風が始まりました。
2月 渡邉優美 レディースオールスター優勝
初のグレードレース制覇
今や誰もが認める福岡支部女子レーサーの顔
女子戦に限らずSG・記念の常連に成長。
開催時期の変更に伴い今年は2月にボートレースびわこ、5月にボートレース宮島で2度の「G2 レディースオールスター」が実施されました。
2月の大会で優勝を飾ったのは福岡支部の渡邉優美。準優勝戦で大本命だった遠藤エミのイン逃げ失敗もあり獲得した絶好枠をフイにすることなく最終日もしっかりと逃げ切りを決めG2以上のグレードレース初制覇を達成しました。
今や福岡に限らず全国の所属レーサーがいると言われる「ポンコツ会」にも所属する渡邉。フライング休みが多かった今年は全国各地のボートレース場、チケットショップイベントにも足を運んでファンと交流することも多かった1年となりました。
3月 浜田亜理沙 SG初勝利
夫婦で飛び込んだ水神祭
中田、浜田共に前年のG1を優勝し地元SGへの出場権利を勝ち取り出場。
浜田はこの年3度のSG出場と充実した1年間を過ごす。
ボートレース戸田で6日間に渡り実施された「SG ボートレースクラシック」の5日目に埼玉支部の浜田亜理沙がSG初勝利を挙げました。レース後には夫である中田竜太と共にSG初勝利を祝う夫婦水神祭が開催され地元ボートレース戸田に集まったファンと喜びを分かち合いました。
「夫婦で戸田のSGに出よう」という目標を掲げ前年の優勝回数やグレードレースの優勝で出場が決まるボートレースクラシック出場を賭け挑んだ2023年。中田は早々にボートレース平和島のG1を優勝も浜田は優勝回数を積み重ねる事が出来ず出場が危ぶまれましたが、前年の大晦日の最後にPG1 クイーンズクライマックスを制し出場権利を獲得。
目標を共に達成し挑んだ舞台で最高の思い出を作る1節間となったことでしょう。
なおこのSGを優勝したのは群馬支部の毒島誠。代名詞である2コースからの差し切りを決め通算8度目のSGタイトルを獲得しています。
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4月 江頭賢太
闇金への借金が発覚し引退
長崎支部の若手レーサーの1人だった江頭。
師匠の下條雄太郎から数年前に破門を告げられたことを引退時に明かした。
嬉しいニュースがあれば、がっかりするようなニュースも多かった2024年。その代表例ともいえるのが長崎支部の江頭賢太の闇金問題でしょう。
「闇金詐欺師の撲滅サイト.com」というホームページにて個人情報と共に借金の返済をしていないことを某インフルエンサーを通じ拡散され問題視されました。
その後、江頭には14か月間に及ぶ出場停止処分が下り引退を決断。引退後は趣味のメダカの飼育、販売業を行ってます。
5月 定松勇樹 ボートレースオールスター優勝
5000番台レーサー初の偉業
23歳0か月24日での初優勝は歴代4番目の記録。
峰竜太一門から待望のSGウィナーが誕生しました。
ボートレース多摩川で6日間に渡り実施された「SG ボートレースオールスター」では佐賀支部の定松勇樹がSG初優出にして初優勝を成し遂げ大きな話題を呼びました。
2019年11月に125期生の養成所チャンプという看板を背負いデビューをした定松。中学校時代から憧れの存在であった峰竜太への弟子入りを果たし峰自身も「10年に一度の逸材」、「自分を超える存在になってほしい」と時に厳しく、時に優しく向き合い続けた若き天才はその期待に応えトップレーサーの仲間入りを果たしました。
6月 業界の新常識
セット交換が波紋を呼ぶ
グランドチャンピオンでは出場選手24名がセット交換を実施。
翌月のオーシャンカップではセット交換禁止令が発令されました。
「ピストン2本、リング4本、シリンダーケース」・・・この月は選手がレースに挑む際、昨年まで使用されていたエンジンの部品を使用して急変を狙う「セット交換」が大きな話題を呼びました。
6月にボートレース尼崎で開催された「SG グランドチャンピオン」ではモーターの連対率を問わずトップレーサー達が現状のエンジンへの不満から次々にセット交換を実施したことでモーター相場が急変。「他がセット交換をすると太刀打ちが出来なくなる」という理由で決断に至った選手も現れたことがこのようなムーブを生み出しファンの間でも「セット交換をしたモーターは注意が必要」というイメージが強く埋め込まれた1年となりました。
このような一大ブームの背景には「2024年に使用されているエンジン、プロペラの出力が下がっている」という選手、関係者の声が理由として挙がっており、具体的にはプロペラの大きさが従来より少し小さく設計されている話が出ています。
しかし、この件についてエンジン、プロペラの設計を一任しているヤマト発動機は取材に対し否定。現在は解説などを務める今村豊さんは「今年のエンジンが悪いのではなく、昨年のエンジン、部品が良過ぎた」とコメントをしており実際の関係や理由は明らかとなっていません。
7月 茅原悠紀 10年振りのSG優勝
岡山の天才の一撃が炸裂!
優勝戦ではフライング1本持ちの中でチルト1度で4カド勝負を敢行。
11月はF2休みを残したまま住之江G1で準パーフェクトVも達成。
ボートレース大村で6日間に渡り実施された「SG オーシャンカップ」では岡山支部の茅原悠紀が伝説となった2014年のグランプリ以来10年振りのSG制覇を達成。
多趣味で知られ「探求一生」という座右の銘を掲げる茅原。様々な失敗、成功の先に獲得した久しぶりのビックタイトルでした。
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8月 さらばエースのジョー
上瀧和則 電撃引退を発表
そのレーススタイルゆえに賛否両論のある上瀧。
「選手会会長は現役であるべき」と業界に新しい形を確立させました。
「稀代のイン屋」、「エースのジョー」など愛称で知られ4度のSG制覇を成し遂げた佐賀支部の上瀧和則が電撃引退を発表。
2012年からは10年間に渡って選手会会長も務めた上瀧。持ちペラ制度の廃止や役員手当の見直しなど時に選手として、時に役員として奮闘。
ボートレース界ではこれまで選手会会長に就任した選手はレースには滅多に参加をしないという暗黙の掟がありましたが、上瀧はこれを真っ向から否定し常に選手として現場に立ち続け2022年には史上初の「現役選手会会長の優勝」を成し遂げました。
9月 西山貴浩 地元若松G1初制覇
亡き後輩と共に駆け抜ける
大庭元明の経営するラーメン屋の替え玉サービスを壇上で無断で決定。
翌日、大庭から電話が来て怒られました。
9月27日から10月2日にかけてボートレース若松で実施された「読売新聞社杯全日本覇者決定戦」は福岡支部の西山貴浩が制しました。
福岡県3地区(福岡、芦屋、若松)の中でも特に思い入れが強く「若松の記念を制するのが目標」と度々に口にしていた西山にとっては何よりも嬉しい優勝となったことでしょう。
その表彰式では2022年11月にレース中の事故でこの世を去った後輩の中田達也さんについても語った西山。悪天候予報が一転し静水面でのレースとなったことについて西山は「達也が降りてきて風を止めてくれたんですよ」とレース後に語っています。
10月 江戸川燃ゆ
1か月間開催見合わせ
火災当日は人気選手が集結した女子限定戦が開催予定でした。
この月は桐生順平がSGボートレースダービーを優勝し地元SG制覇に盛り上がりましたが、それ以上に業界はもちろんファン以外にも大きな話題を呼んだのがボートレース江戸川の大火事騒動でしょう。
10月17日の朝方にモーターボート用の混合ガソリンを給油する作業中に引火したとされ火災直後には黒い煙がレース場を包みました。
約60台の消防車が駆け付け2時間後に消火もピット、ガソリン貯蔵庫、観客席の一部が燃えてしまったことで同日開催だった女子戦は開催打ち切りとなりその後1か月間に渡って修復作業のため開催が全て見合わせとなりました。
この火事による怪我人、死亡者は出ておらず選手は当日の朝に少し離れた位置にある選手宿舎から会場へ向かう準備の最中にニュースで状況を知り巻き込まれることはありませんでした。
11月 河合佑樹 SG初制覇
史上最大の下剋上に名乗りを挙げる
アイドル顔負けのルックスがこの優勝を機に注目されるようになった河合。
翌月には鳴門周年レースも制しました。
ボートレース下関で6日間に渡り実施された「SG チャレンジカップ」を制したのは静岡支部の河合佑樹でした。
石野貴之の膝の怪我の戦線離脱、賞金上位選手の相次ぐフライング休みが重なった今年は繰り上がりに繰り上がりを重ね選考順位34位(賞金ランキング49位)で選出。
しかしそこから予選トップ通過を決めるとSG初優出を1号艇で迎え3カドから強襲をしてきた寺田祥を受け止め逃げ切りに成功しました。
今年はプロ野球の横浜DeNAベイスターズがリーグ3位から日本一を達成したこともあってか河合のSG制覇、グランプリ選出は「史上最大の下剋上」として特に注目を集めました。
12月 毒島誠 グランプリ初制覇
愛する妻へ捧げるビックプレゼント
初の賞金王に輝いた毒島。
ナイターキングの称号に相応しい活躍で節間を盛り上げました。
ボートレース住之江で6日間に渡り実施された「SG グランプリ」
賞金1億1千万円の頂上決戦を制し見事黄金のヘルメットを獲得したのは群馬支部の毒島誠でした。
トライアル2nd、選考2位での出場となった今年は初日のイン戦をまずは制し順調なスタートを決めるとそこからは大崩れをすることなく得点率トップ通過で絶好枠を獲得。優勝戦は差し迫る桐生順平を振り切り見事に先頭を守り続けデビューから初のグランプリ獲得となりました。
優勝戦の当日は優勝戦当日は毒島の妻で元ボートレーサーの池田幸美さんの誕生日に加えて2人の結婚記念日。表彰式では「グランプリ制覇、幸美さんの誕生日、2人の結婚記念日」を祝う3度のおめでとうコールが巻き上がりました。
他に迷惑をかけないレーススタイル、常に謙虚な姿勢、家族思いな一面・・・グランプリの称号がこれほどまでに似合う選手がかつていただろうか?と思ってしまうほど誰もが毒島誠の優勝を祝うそんな1日となりました。
・毎日チェックしなくてもたまの利用で十分な利益が得られるサイトを探している方
・軍資金1万円を100万円にするためであれば3か月まで待てる!という意志の強い方
まとめ
あっという間に過ぎた2024年。この他にも良いニュース、悪いニュースを含め書き切れない出来事がたくさんありました。
あなたにとっての2024年のボートレースの思い出、印象に残った出来事は何ですか?ぜひコメントにてたくさんの思いをお待ちしております。
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