【2023年度版】将来有望な若手女子レーサー【登録番号5000番台】

まずは5000番台女子レーサーの大本命3選手をご紹介。既にA級昇格を果たすなど同世代では頭一つ抜けてきており、近い将来女子のビッグレースでの活躍は間違いないと言えるでしょう。

2023年3月18日下関ヴィーナスシリーズで初優勝を達成。登録5000番台の女子レーサーでは初めての快挙です。同じ大阪支部の先輩で実力者の落合直子選手のイン戦を差し切っての優勝。自信に繋がる金星だったと言えるでしょう。突き抜けてココ！という強調部分というようりはオールマイティーに何でもこなすことができるのが強みです。2022年はクイーンズクライマックスシリーズで予選を突破。大舞台での活躍をするなど着実に自力アップを果たしています。ちなみに、大阪支部のA1レーサー岡村仁選手が上手な若手として高憧四季選手を挙げるなど、選手間でもターン力は一目置かれています。

デビューからしばらくは、伸び悩んでいる印象でしたが着実に少しずつ成長を果たし2023年前期にA2級に初昇格。2022年四国地区選では猛者を相手に節間3勝を挙げて猛アピールしました。師匠はまくりのエキスパート菅章哉選手ですが、スタイルは真逆。レース足を強化して、しっかり差せる、競り合える足に仕上げるスタイルです。年々の差しの精度が増していて大崩れは減少しています。攻守兼備した自在性の高さが強みです。

127期養成所チャンプとして鳴り物入りでプロデビュー。あまりにも思い切りが良すぎるゆえ転覆を多発。Fも重なり事故点が足枷となり思うようにレースができない時期も過ごしました。その粗さが徐々に取れてレースは安定、すぐに勝率を残すようになりました。逸材、天才の評価に誇張はありません。特に素晴らしいのが道中の追い上げ。全速ターンの思い切りの良さはもちろん、あの手この手で前の艇を抜こうとする走りは必見です。ひとつふたつ清水愛海選手のレースを見れば天性のターンセンスを感じることでしょう。

続いては、実績というよりもキラリと光るモノを感じるレーサーをご紹介。まだまだ粗削りですが、楽しみなポイントを持ち合わせているのも確かなこと。今は未だ配当妙味も残りますが、それもそう長くはなさそうです。

2022年6月丸亀の一般戦で、初の予選突破、そして勢いそのままに準優も突破。男女混合戦で自身初の優出を達成して大きな話題となりました。スタートやターンはこれからですが、キラリと光る勝負強さは魅力です。基本は乗り心地を重視して調整をしますその副産物で行き足、伸びが来ることもしばしば。こそっと好脚に仕上がっていることが多々あり、穴党は注目して欲しい選手です。舟券的妙味が残された時間はそう長くないかも。

女子は迷う前に外を握っていく選手が多い傾向があります。ごちゃついた艇団に無理して舳先を突っ込むことはあまりにも事故のリスクが高まるからです。そんな中、若くしてまくり差しで勝てる選手として注目しています。まくり差しで勝てるようになったのは技量が上昇している何よりの証明です。師匠は森高一真選手と知りなるほどと思えました。森高選手といえば、香川支部きってのまくり差しの名手ですからね。香川支部には平山智加、平高奈菜、中村桃佳選手といった実力者揃い。成長するためにはこの上ない環境です。

2022年後期は4本だった1着数が2023年前期には21本まで急増。少し前まではダッシュから突き抜けてくる好配メーカーでしたがその妙味もそろそろ期限を迎えようとしています。巧さというよりは握って強気に攻めるタイプです。3コースや、5コースの奇数枠番は特に魅力あり。スローのレースに安定感が出ればA級昇格も視野に入ります。

男子顔負けの豪快なターンで大注目していた選手ですが、2022年は何と4本のフライング…。12月には立て続けに3本のフライングを切り180日のフライング休みを課せられることに。復帰後も気長に待つ必要はありそうですがとにかく男子に握り負けしない豪快なターンはピカイチ。復帰は2023年8月中旬以降になる見込みとなっています。

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