2021年02月20日 更新
いよいよ来週に迫った第5回 レディースオールスター。各選手の直前節も終了し、各選手とも本番に向けて調整を進めていると思われます。開幕直前情報としては更に気になる選手を挙げていこうと思います。
目次
バーチャルオープニングセレモニー
コロナ渦ということで今年のオープニングセレモニーはバーチャル配信です。
G2レディースオールスターとは
その名の通りのファン投票によって選ばれた女子選手による競走で、今年で5回目を迎えます。
G2ではありますが、やはり女子戦の優勝賞金としては第4回の時点で450万円と高額であったこともあり、優勝すれば年末に向けて序盤から賞金面でリードを作っていけることとなります。
過去の歴代優勝者
開催年 | 選手名 | 枠番 | 決まり手 |
---|---|---|---|
2017年 第1回 |
山川美由紀 | 1 | 逃げ |
2018年 第2回 |
中村桃佳 | 1 | 逃げ |
2019年 第3回 |
寺田千恵 | 1 | 逃げ |
2020年 第4回 |
岩崎芳美 | 2 | 差し |
レディースオールスターの見どころ
レースはもちろんのこと、レディースオールスターの見どころはレースだけではありません。
例年であれば賑やかな選手紹介も行われています。レディースオールスターの風物詩となりつつある「ミス38位」では選手が白のボディコンで登場し毎年ファンを湧かせてます。
しかし去年の第4回レディースオールスターの繰り上がりで岩崎芳美選手がミス38位に!
これまでミス38位の選手はすべて予選敗退でしたが、去年の岩崎芳美選手は見事優勝。
地元勢の優勝として感動に涙した人も多いでしょう。
そして今年のミス38位は山下友貴(やました ゆうき)選手です!
これはボディコン姿に期待している人も多そうですね^^
しかしながら現在緊急事態宣言が出るほど日本は新型コロナウィルス感染症の渦中です。去年と同様、開会式が映像配信のみ、ということになりそうですね。
第5回 G2レディースオールスター 投票結果
トップ10に選ばれた選手をここでは紹介します。
順位 | 登番/選手名 | 支部 | 得票数 |
---|---|---|---|
1 | 4885 大山千広 |
福岡 | 28,049 |
2 | 4482 守屋美穂 |
岡山 | 20,210 |
3 | 4387 平山智加 |
香川 | 18,895 |
4 | 4530 小野生奈 |
福岡 | 14,716 |
5 | 4450 平高奈菜 |
香川 | 13,940 |
6 | 4399 松本晶恵 |
群馬 | 11,360 |
7 | 4758 富樫麗加 |
東京 | 10,306 |
8 | 4447 深川麻奈美 |
福岡 | 9,582 |
9 | 4825 倉持莉々 |
東京 | 9,296 |
10 | 4502 遠藤エミ |
滋賀 | 9,126 |
11 | 4823 中村桃佳 |
香川 | 8,737 |
12 | 4456 鎌倉涼 |
大阪 | 8,662 |
13 | 4190 長嶋万記 |
静岡 | 8,484 |
14 | 4519 清水沙樹 |
東京 | 6,815 |
15 | 4045 佐々木裕美 |
山口 | 6,522 |
16 | 4556 竹井奈美 |
福岡 | 5,974 |
17 | 4901 出口舞有子 |
愛知 | 5,600 |
18 | 4804 高田ひかる |
三重 | 5,066 |
19 | 4589 塩崎桐加 |
三重 | 4,788 |
20 | 3435 寺田千恵 |
岡山 | 4,182 |
21 | 4909 薮内瑞希 |
岡山 | 4,127 |
22 | 5078 山川波乙 |
三重 | 3,706 |
23 | 4714 喜多須杏奈 |
徳島 | 3,651 |
24 | 4678 水野望美 |
愛知 | 3,303 |
25 | 4730 土屋実沙希 |
静岡 | 3,187 |
26 | 4726 島田なぎさ |
埼玉 | 3,179 |
27 | 4884 勝浦真帆 |
岡山 | 3,114 |
28 | 3999 大瀧明日香 |
愛知 | 3,108 |
29 | 4050 田口節子 |
岡山 | 2,983 |
30 | 5057 上田紗奈 |
大阪 | 2,967 |
31 | 4773 中川りな |
福岡 | 2,958 |
32 | 4882 瀧川千依 |
広島 | 2,951 |
33 | 4313 西村美智子 |
香川 | 2,884 |
34 | 5019 柴田百恵 |
静岡 | 2,776 |
35 | 3900 香川素子 |
滋賀 | 2,700 |
36 | 4478 櫻本あゆみ |
東京 | 2,681 |
37 | 4443 津田裕絵 |
山口 | 2,681 |
38 | 4464 山下友貴 |
静岡 | 2,680 |
39 | 4433 川野芽唯 |
福岡 | 2,666 |
40 | 4974 安井瑞紀 |
岡山 | 2,666 |
41 | 3618 海野ゆかり |
広島 | 2,548 |
42 | 4546 浜田亜理沙 |
埼玉 | 2,509 |
43 | 4938 小芦るり華 |
佐賀 | 2,467 |
44 | 4304 藤崎小百合 |
福岡 | 2,455 |
45 | 4225 土屋千明 |
群馬 | 2,374 |
46 | 4123 細川裕子 |
愛知 | 2,365 |
47 | 3232 山川美由紀 |
香川 | 2,343 |
48 | 4183 宇野弥生 |
愛知 | 2,328 |
49 | 5069 山崎小葉音 |
群馬 | 2,197 |
委員会推薦 | 5003 来田衣織 |
兵庫 | 2,187 |
4117 廣中智紗衣 |
東京 | 2,100 | |
3611 岩崎芳美 |
徳島 | 2,092 |
SGオールスターでもドリーム戦に出場するほどの人気を誇る大山選手が大差で1位。以下、守屋選手と平山選手も高い人気ですね。締め切りがクイーンズクライマックスより前と言うこともあって、年末優勝の平高選手は5位となっています。
また、次点として以下の選手が予備選手となっています。
- 4746 大豆生田蒼 埼玉 2,055票
- 4927 関野文 大阪 2,019票
- 4501 樋口由加里 岡山 1,832票
- 4781 西舘果里 東京 1,726票
- 4998 中村かなえ 東京 1,692票
第5回 G2レディースオールスター 注目選手 2/20更新
色んなインパクトがこの1ヶ月くらいにありました。まずは地元·津での東海地区選手権。東海地区の一流レーサーがいる中で、常に展示タイムは抜けた存在。連対こそ初戦となったオール女子戦のみとなってしまいましたが、ハマればどこからでも1着となるような勢いは脅威でしかありません。ただ痛恨のF2となってしまったのは悔やまれるところ。それでも直前は混合戦でありながら優出し、あわや優勝も見えるほどのレースぶりを披露。攻めすぎてまさかの…とならなければいいのですが、やはり恐怖であります。
直前の多摩川·関東地区選手権では6枠から1着を取り大波乱を巻き起こしました。僅かの差で予選突破はなりませんでしたが、男子選手相手に節間3勝と活躍を見せ気分よく臨めそうです。連続優出中の当地でさらなる活躍の期待は高まります。
1月末からの琵琶湖で節間7勝と固め打ちし優勝しています。本番は超伸び型の高田ひかる選手が3カドにするプレッシャーもありましたが.12の抜けたトップスタートで他艇を完封しました。技術と共に、男子選手と対等に戦えるような度胸も加わっており、今節は若手の中でも中心選手と思います。
スタートの早い勝浦真帆選手やデビュー当初はロケットスタート連発もしていた小芦るり華選手らは機力が伴えば怖い存在です。また、5000番台の5名からは来田衣織選手。師匠、魚谷智之選手直伝のターンが近況は光っています。本格化はまだ先かもしれませんが今後の期待大で、穴となるならいまのうちかも知れません。
まずはやはり平高奈菜選手でしょうか。クイーンズクライマックスの優勝の勢いそのままに、現在開催中のG3西部記者クラブ杯争奪徳山オールレディースでも優勝争いの真っただ中!平高奈菜旋風がまだまだ続きそうです。
やはり注目はファン投票1位、そして地元の大山千広選手。走り慣れた地元水面で期待も背負うプレッシャーはあるかと思いますが、最低でも優出がノルマとなるでしょう。
そしてこちらも福岡支部で期待される小野生奈選手。芦屋で開催されたレディースチャンピオンでも優勝するなどやはり地元での強さは光ります。
上位勢がクイーンズクライマックス出走組である一方で、昨年末を直前で回避した深川麻奈美選手も地元の期待選手。2020年に2度目の優勝を果たすなどこれから女子選手の中心となる存在かもしれません。
昨年のレディースチャンピオンの覇者でもある平山智加選手。産休が明けてから初のビッグタイトルを手にしていました。元は尼崎周年も制するほどの実力で、ようやく本調子が出てきたとも言えるのではないでしょうか。年末の平高選手と共に昨年のG1は香川支部の独占。今年はG2でも再現を狙います。
昨年前半は苦しんだ時期もありましたが、8月の大村で優勝し、その後本来のスピードターンで逆転劇を度々見せた遠藤エミ選手。今年は年始の地元戦で予選トップ、2節目の蒲郡ではカドまくりで優勝と調子が上がってきました。男子選手相手にも優勝をもぎ取る本来の姿が戻りつつあるかもしれません。
昨年5月に産休明け最初の優勝を果たすと12月の多摩川でも優勝。さらに今年最初の徳山オールレディースでもオール3連対での優勝とこのところ絶好調と言えるでしょう。昨年はシリーズ戦すら出場ならなかったクイーンズクライマックスですが、この勢いでレディースオールスターで一気の上昇を狙います。
昨年11月に結婚していたことを先日発表した竹井奈美選手。暗いニュースが多い中に明るい話題を提供してくれました。今年はレディースオールスターが芦屋、クイーンズクライマックスが福岡と福岡支部がなんとしても活躍しなければならない1年。持ち前の攻めのスタイルで上位争いすることを期待します。
過去に行われた福岡での第4回·クイーンズクライマックスで優勝したのは川野芽唯選手。当時は恵まれでの優勝でしたが、やはり再び行われる今年の年末も出場しファイナルに名を連ねたいところ。昨年末にドリームを除けばオール2連対で優勝した芦屋でのオールスターは好勝負を展開して早いうちから年末へ向けた賞金を加算したいところです。
第5回 G2レディースオールスター 狙い目モーター 2/20更新
直前のモーター情報は前回に挙げたモーターのおさらいと、その他でここ数節で気配の目立ったモーターです。
前回のおさらい
これまでコンスタントに優出を重ねており、最多の7回優出しているモーターです。昨年7月末からのシリーズで日高逸子選手がF2直後ながら機力を活かして優勝したのもこのモーターです。ただ、1月末のシリーズではよかったもののシリーズのラストでアクシデント。直前の動きからは不安が残ります。
正月シリーズで岡村慶太選手がシリーズ6勝を挙げ準優勝としたモーターです。過去の傾向として、勝利を固め打ちしてくる印象があり、乗り手の向き不向きはあるかもしれませんが、現行モーターのタイレコードをマークしているだけにポテンシャルには期待できそうです。直前節で優出こそなかったものの準優1枠、節間5勝とし好ムードがあります。
夏場に4連続優勝があるもののその後は優出なく数字ほどの活躍とはいっていません。しかし、どの節でも中間着は並べることは多く、調整でのひと押しあればすぐに活躍は期待できます。また展示タイム平均の順位も2.0位と高いだけに、気配良好ならば狙っていきたいモーターで、前回優出とこちらも良好な気配。準優勝戦では強ツケマイを決めるターン周りの動きがいいように思います。
昨年夏のお盆シリーズで瓜瓜生正義選手が優勝しているモーターで、その後2節続けてフライングを切りますが、F後でも舟券に多く貢献するなど機力面では高いものがあるように思います。近況でも上瀧和則選手が10走中8度舟券に貢献と好調をアピールしています。上瀧選手のあと同じく佐賀の選手が使用。どちらも気配よく中間着以上が多くなっていました。
2連対率は30%台後半ながら優出回数は2位の5回を記録しています。12月のヴィーナスシリーズでは川野芽唯選手が使用し優勝。11月以降で3度の優出と冬場の活躍が目立っているモーターです。これまで女子選手が3回使用していますが、堀之内紀代子選手も優出と女子選手と手が合うのかもしれません。
近況注目モーター
1月下旬のシリーズで田路朋史選手使用の63号機。直線の気配が抜群で、スタート巧者が得るとなればまくり連発まで期待させられます。一方でターンに関してはやや疑問符も。そのあたり、女子選手でどのように変わってくるでしょうか。
続いて2月最初のシリーズの興津藍選手の使用した48号機。絶好調の興津選手ということもあり、5勝オール3連対と活躍。優勝戦はカド受けがへこんで捲られてしまっての3着でしたが、やはり乗り心地という点では一流選手なだけに仕上がっていると思います。
つい先日終了となった直前節では、競り合いから優出3着の45号機。松本博昭選手はそれほどスタートの早くない選手ですが、シリーズ後半には.10台と安定したスタートで優出。10戦て8度の連対とバランスのとれた脚色で活躍しました。こちらも期待しています。
第5回 G2レディースオールスター 芦屋水面特徴 1/25更新
レディースオールスターの舞台となるボートレース芦屋はインの強いレース場として知られています。ピットから2マークまでは24場のうち18番目の遠さでありますが、待機行動時間は1分40秒と短めでその分インは深くならずに起こすことができます。
また、一般競走では1レースから5レースまでが企画レース、7レースが進入固定戦というように比較的イン強くなる要素はありますが、その辺りを考慮しても基本は逃げが多く決まっています。水質が淡水で固め。となるとターンでサイドがかかりにくく、基本は逃げ差し争いとなることが多いです。
ただし、1マークのバック側には自然の植生があり、波を消す効果が高くスピード旋回がしやすくなっています。そのためレースの格が上がるほど2番手以下の争いは握った選手が台頭することも多くあります。冬場に吹きやすい強めの追い風が吹くようならスロー勢のボックス買いが穴要素ありです。外からの仕掛けがしにくく、2.3コースの差しやまくり差しで抜けてくることも十分あります。
通常はモーニング開催で行われており、レディースオールスターが行われるデイレースとは異なること、さらに1月のこの時期と徐々に春めいてくる2月とでは気温も異なってくることから、日中のレースで動きの目立つモーターを確認しておくのもポイントかもしれません。
第5回 G2レディースオールスター まとめ
異例の1年が終わり、新しい日常の中、今なお猛威を振るう新型コロナウイルス。そんな中でも選手は一丸となって支援活動や、レースでもファンに元気を与えてくれています。
先日終えたクイーンズクライマックスで2020年は終わりましたが、2021年も必死に選手は走っています。いま自分たちが出来ることを1つ1つ行い、選手にとってもファンにとってもいい方向に迎えるようこれからもボートレースを通して、女子戦を通して応援していきたいですね。
▼▼1/25 追記▼▼
今回は事前展望として現段階での注目選手やモーターを挙げて参りました。
本番までは芦屋のレースでも残り3節あり、選手としても2.3節、中には各地区戦でハイレベルの争いも経験し乗り込んでくる選手もいます。選手にしてもモーターにしてもリズムよく乗り込んでくるのは誰か、どのモーターか注目していきましょう。
▼▼2/20 追記▼▼
直前情報として追加情報を掲載しましたが、本番につながる気になる情報はありましたでしょうか。ぜひ6日間の人気女子選手による祭典を楽しんでまいりましょう!