【特別企画】2022年 有馬記念 大予想!【ライター・マサトの予想大公開!】
1つ星 [ 0 いいね ]
読み込み中...

 

今回は特別企画!競馬の年末祭典でもある『有馬記念』の予想を大公開します!

予想してくれるのは、競艇ランキングで複数在籍しているライターの中でも最も競馬歴の長い「マサト」氏。

2022年の大決算「有馬記念」を的中させ、その翌日からはじまる『クイーンズクライマックス』に初めからプラス収支で臨もう!

マサトによる有馬記念予想のポイント

マサト

有馬記念というレースは年間数々行われているGⅠレースの中でもひと際異色なレースです。

その大きな理由として挙げたいのはやはり特徴的なコースでしょう。

なぜ特徴的なコースなのか。その理由をこれから挙げていきます。

2500mであって2500mではない!?

距離2500mというと、普通であれば長距離ともいえる「中長距離」と言われる距離で、アルゼンチン共和国杯や日経賞、目黒記念などどのレースも天皇賞春などで活躍するような長距離馬がローテーションに組み込むのをよく見るでしょう。

しかし、中山の2500mに至っては、一概に長距離が得意な馬が向く、というわけではありません。

スタートからすでに下り坂であること、直後にコーナーを迎えること、1周半回ることからコーナーが6回くること、こういった条件が重なることで、明らかな内有利やペースダウンして息を入れやすくなる箇所が多いなどの要素が生まれ、中距離専門馬でもスタミナが持つ可能性は十分ある、というのがこの中山・芝2500mで、トリッキーであるコースとしても有名です。

過去に例を挙げると、

2020年 サラキア 2着

2017年 クイーンズリング 2着

2012年 オーシャンブルー 2着

2008年・2009年 エアシェイディ 3着

2007年・2008年 ダイワスカーレット 2着・1着

2007年・2006年 ダイワメジャー 3着

マサト

どの馬も、1600~2200mあたりを得意とした馬たちですが、しっかりと馬券に絡んできています。

非根幹距離の性質が強い

2500mと非根幹距離ですが、中山の非根幹距離は特に器用さが重視されます。

つまりこのことから、非根幹距離が得意な馬、中山コースが得意な馬などが穴をあけることも珍しくありません。

これも例に挙げると、

2020年 サラキア 2着

2008年・2009年 エアシェイディ 3着

2007年 マツリダゴッホ 1着

マサト

特に、マツリダゴッホにいたっては、中山の得意さだけで有馬を制したと言っても過言ではありません。

中距離馬と言ってもスピードだけの馬は×

マイルや2000mで活躍している馬でも好走できるとはいえ、どんな中距離馬やマイラーでも走り切れるわけではありません。

ここで大事になってくるのは「スピードタイプ」ではなく「パワータイプ」の馬であること。中山の馬場、特に年末の中山は馬場が非常にタフです。長距離が得意な馬であれば、このあたりは特に気にする必要ないですが、2500mが本来の距離適性より長い場合は、タフな馬場でもやすやすと走れる血統的裏付けが大事になってきます。スピードに自信のある瞬発力だけ秀でた馬は、まず苦戦を強いられます。

例①

ダイワメジャー・エアシェイディ
父:サンデーサイレンス 母父:ノーザンテースト

ダイワスカーレット
父:アグネスタキオン 母父:ノーザンテースト

マサト

これはサンデー系というのももちろんですが、やはりノーザンテーストの血が勝負強くタフなため、普段は中距離路線であっても有馬記念で好走できた一番の理由です。

母父にノーザンテーストをもつ馬では他に、エアグルーヴが有馬記念で2着になっています。個人的にはカンパニーも有馬記念で走ったら好走できたのでは?と思います。

また、根本的にノーザンテーストの血は有馬記念に強いというのもあります。オルフェーヴル・ドリームジャーニー・ステイゴールドも母母父がノーザンテーストでした。

例②

クイーンズリング
父:マンハッタンカフェ 母父:ダンチヒ系

サラキア
父:ディープインパクト 母母父:ダンチヒ系

マサト

スピードもあり長い距離を得意とするマンハッタンカフェやディープインパクトといったサンデー系の血に、タフな欧州血統のダンチヒ系が重なっているパターンの2頭です。

この血統背景であれば普段は中距離路線でも有馬記念を走り切れる裏付けとしては十分です。有馬記念で距離に不安のある馬は欧州血統があるかないかでかなり変わるでしょう。

ここまでに、黄色枠で挙げてきた馬たちは、おそらく東京・芝2500mで有馬記念が開催されていたら好走できていなかったと思います。

それほどに、この中山の芝2500mというのは距離だけでは測れないレースという事です。

2022年有馬記念出走馬でマサトが注目したい馬

マサト

今年の有馬記念の出走馬で注目したい馬を挙げていきます。

タイトルホルダー

まず大崩れのない一角は間違いなくこの馬でしょう。

去年5着だった当馬ですが、去年の菊花賞勝利時はまだ成長過程の段階。実際に本格化したのは、有馬記念の後です。

また、前走凱旋門賞の敗因は明らかに馬場適性によるもの。この馬自体重馬場が不得意だとかそういうことではなく、そもそものロンシャンの馬場が合っていなかったのは明白。タイトルホルダーは母父系にサドラーズウェルズの血があるため、スタミナやタフさには対応できるが、ロンシャンの馬場にはダートも対応できるような血統背景が重要視されるので、そこが合わなかったと見るのが妥当です。過去2度凱旋門賞2着になったことのあるオルフェーヴルも、母系がタフでスタミナに溢れた血統である上に、父はオジュウチョウサンといった最強ダート馬を輩出したステイゴールドでした。やはりこの血統背景は大きいと言えます。

となれば、タイトルホルダーの凱旋門賞の結果は完全に度外視。去年の有馬記念の内容からも、中山・芝2500mの適性は問題なくあることはわかるので、現状その安全性と実際の実力を重ね合わせて現行メンバー中での力量を計れば、一番好走できる確率が高い馬は間違いなくこの馬。外枠でも一切問題はないです。

イクイノックス

アーモンドアイ、グランアレグリアなどといった数々の名馬が引退をし、現在、現役JRA所属馬にはスターホースが不在というのは紛れもない事実。しかしそんな中、次世代のスターホース筆頭格となるのは間違いなくこのイクイノックスと言えます。

4歳直前というこの時期でまだ歴戦5戦。そのたった5戦で天皇賞秋を制したという戦歴としてもスター性は十分です。

3歳でジャパンCを制したアーモンドアイ、ジェンティルドンナ、ローズキングダム、ジャングルポケット、エルコンドルパサーも、3歳で天皇賞秋を制したバブルガムフェロー、シンボリクリスエスも、いずれも戦歴7戦以上での勝利。これだけのそうそうたる名馬を飛び越え、5勝での勝利というのは異例中の異例。現時点での実力はまだまだ底が知れていない、というのが現在のイクイノックスでしょう。

その力量が確かである上に、4歳直前のこの時期で斤量が55キロというのも、3歳馬が有馬記念で好走するひとつの要因です。この10年ではブラストワンピース、サトノダイヤモンド、ゴールドシップといった3頭が3歳馬で有馬記念を制しました。さらにもう少し遡れば、2010年~2012年は3年連続で3歳が勝利しています。となればイクイノックスも中山・芝2500mというコースさえ攻略できればここも圧倒的な力を魅せれる可能性の方が高いと私は踏んでいます。

母父系にダンシングブレーブ、母母父にトニービンがいるとなれば、タフなレースなど全く問題ないため、中山2500mのタフなレースでも全然対応できる、と見たいところではあるが、唯一ひとつだけ心配な点があるとすればキタサンブラック産駒であるという点でしょうか。実はキタサンブラック産駒は中山では不振という声も少なくはない。しかしながら、初年度産駒が走ってからまだ1年ちょっとしか経っていないデータでの話の事。たまたまが重なっているだけというケースも十分に考えられます。また、実際イクイノックスは皐月賞で2着、同じキタサンブラック産駒のガイアフォースに関してはセントライト記念(GⅡ)を勝利しており、相性が本当に悪ければたった1年ちょっとでGⅠ2着とGⅡ勝利がでることなどあるでしょうか?中山不信の曰くはすでに払拭しても良いと思っています。

ジェラルディーナ

番狂わせがあるならジェラルディーナではないでしょうか。ようやく本格化して先日エリザベス女王杯を制しGⅠ馬となったばかりで、まだまだ伸びしろは十分あると思います。

そしてこの状況を後追いしてくれそうなのが、やはりリスグラシューの存在。リスグラシューも2歳時から期待されつつGⅠは無冠のまま、4歳の時にようやくエリザベス女王杯を制覇。そこから海外遠征を重ね、翌年の宝塚記念、有馬記念という両グランプリを制しました。辿っている戦績としてはとても似ています。

さらに、ジェラルディーナを推せる理由としては、血統背景がかなり興味深いという点。母は名牝ジェンティルドンナ。その父はディープインパクトで、母父系にダンチヒがいます。そして何よりジェンティルドンナ自体が有馬記念を制しています。

そしてさらに、ジェラルディーナの父モーリスもそのさらに父系を遡ればダンチヒが。そして母系はカーネギーがおりこれはサドラーズウェルズの血です。

ここまで1800~2200mを使われてきたジェラルディーナではありますが、先ほどの有馬記念のポイントにも書いた内容を見てもらえばわかるように、傾向的にはかなり沿っている馬であり、おそらく中山・芝2500mもこなせるものと思われます。

マサトの2022年有馬記念の最終予想

本命

⑬タイトルホルダー

まず崩れることは考えにくく、今年は到底ハイペースにはならないと思われるため、まずタイトルホルダーの馬券内は鉄板ではないでしょうか。

 

馬券買い目

3連単

⑬=⑤⑨⑩-③⑤⑥⑦⑨⑩

計30点

 

-PR-
アドバンス

1つ星 [ 0 いいね ]
読み込み中...