堀之内紀代子（4011・岡山）【プロフィール・SNS・戦績・舟券の狙い目まで紹介！】

新しいタイプの伸び型レーサーとしてチルトを跳ね出し超絶覚醒！6コースからでも期待が持てるママさんレーサー・堀之内紀代子選手について触れていきます。

堀之内紀代子選手は84期生として本栖研修所に入所しました。同期には中島孝平選手、笠原亮選手、古結宏選手、中村有裕選手、片岡絵里選手などがいます。本栖研修所の成績は良くはなかった堀之内選手。デビューは1995年の5月、その節の最終日にいきなり2着をゲット、ボートレーサーとして順調なスタートを切りました。そしてデビューしてからわずか21走目にして初1着。本栖研修所の成績を覆す素晴らしいレースをして、大器の片りんを見せていました。驚くことにデビュー期の勝率はなんと3.10、ほとんどのレーサーが1点、2点台の勝率です。ちなみに女子トップレーサーのひとり、平高奈菜選手のデビュー期の勝率が2.33なので、どれだけ凄いことかわかっていただけると思います。

デビューしてから3年目には勝率も5点台に乗せてA2までクラスを上昇。順調に成長していくと思われた堀之内選手ですが、この後数年にも渡り苦労をすることになりました。女子レーサー屈指のまくり屋である堀之内選手が、他の選手の攻めなどに気を取られてしまうことなどによって、自分のレースが出来なくなっていたのかもしれません。今からは想像もつかないスランプだったはずです。

その後スランプから抜け出し、安定して6点前後の勝率を上げるようになって、まくりの技術も備わり優勝戦にも顔を出す常連になっていきます。そして、デビューから13年目、優勝戦進出19度目にして念願の初優勝。デビュー後初勝利を上げたボートレース津で、初優勝と場の相性も後押ししたのでしょう。その当時結果を出していた2コースからの差し切りでした。

優勝戦ではプレッシャーからか1コースでミスをしてしまうことも経験しつつ、優勝回数を積み重ねて8回まで伸ばした堀之内選手に突然転機がやってきました。2022年9月のボートレース蒲郡で開催された大会でのことです。引き当てたモーターは前節にチルトを3度まで跳ねたもの。その時に堀之内選手はずっと前から興味を持っていたチルトを跳ねることに対して、レースでそのまま実戦、何か掴んだものがあったのでしょう。チルト3度で節間5勝、5コース、6コースから圧巻のまくりを決め続けました。2節後のボートレースびわこでは自己初、節間9勝を上げての衝撃Vを決めるなど完全に覚醒。インコースからでも大外6コースへ進入を変えたり、チルトをマイナスのままレースに臨んだり、伸び特化型レーサーでかつ、気象状況、モーターの調整具合によってレーススタイルを変えるレーサーに変貌しました。他の選手で例えると男子の菅章哉選手のようなイメージです。勝率も7点台に乗せて女子レーサー屈指のまくり屋が更なるバージョンアップに成功しました。

ボートレース児島「一般競走」初日第1R　6着

ボートレース津「一般競走」最終日第5R　デビュー以来21走目
4号艇で6コースから決まり手はまくり

ボートレース尼崎「GⅢ女子リーグ戦競走第20戦クイーンロード2002」4着

ボートレース児島「ていちゃんカップ　男女W優勝戦」
2号艇で2コースから決まり手は差し

ボートレース多摩川「GⅠ第17回JAL女子王座決定戦」初日第10R
2号艇で2コースから決まり手はまくり

ボートレース戸田「GⅢ‘14女子リーグ第12戦」
1号艇で1コースから決まり手は逃げ

ボートレース津「GⅢ津オールレディース　上富良野交流25周年記念」
1号艇で1コースから決まり手は逃げ

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