刑部亜里紗（5205・静岡）【プロフィール・SNS・戦績・舟券の狙い目まで紹介！】

刑部亜里紗選手はボートレーサー養成所の第129期生として入所しました。同期には藤原碧生選手、藤田俊祐選手、竹間隆晟選手、、石丸小槙選手、青木蓮選手、西岡顕心選手などがいます。大学4年生の時にボートレースを見て、男女同じ舞台で戦える姿を目の当たりにしてとても興味を持ったとのこと。養成所時代はレベルの高い129期生のなか、養成所リーグ戦で女子唯一の優勝をあげるなど優れたセンスを感じました。優勝戦の決まり手は6コースからの差しと、そのころから差しが好きだったのでしょうね。

刑部選手は2021年の11月に地元浜名湖の一般戦でデビューしました。デビュー戦のスタートはコンマ25のスタート、男女混合戦で大先輩が勢ぞろいのなかでのレース。きっと、とても緊張したはずです。まずは3周しっかりまわって6着ゴールでした。その後、2021年は5着、6着を続けますが、フライングや転覆などはなく、しっかりとレース経験を積む時期に費やします。年が変わり2022年、スタートタイミング、旋回の技術、スピードや調整などを学んでいくことでスキルが少しづつ上昇。そして、5月のとこなめ一般戦で6コースからコンマ05のトップスタートから、攻めていく宇野弥生選手の内を鋭いまくり差しを決めて見事に1着ゴール。16万舟の大波乱決着の水神祭を上げ、その節は1勝、2着2回、3着1回の大活躍。大躍進の片りんを感じることができました。

刑部選手の2023年はレーサーとしてさらに飛躍する1年になっています。2月に開催されたレディースオールスターにファン投票42位で選ばれて初出場。女子トップが集まるレースのなかでも、堂々と走り競い合っていました。この大会ではスローからのレースを解禁。1着を獲ることは出来ませんでしたが、2コース、3コースで2着に入線するなど、それまでにダッシュから学んできたレースが活かされた内容には驚きでした。

2023年は絶好調、以前は穴レーサーとして穴党ファンから注目されていた選手でしたが、スロー解禁後はさらに成績も上昇、舟券に絡む上位着に入る回数もどんどん増えています。3年でA級に上がる目標に向けて日々レースに挑んでいる刑部選手。連続で予選を突破して準優勝戦に進んでいます。平和島で開催されたビーナスシリーズでは節間2勝、2着3回、3着1回の大活躍、3日目には藤原菜希選手、浜田亜理紗選手などの格上選手相手にまくり差しで1着、3万舟の穴舟券を提供するなど、A級トップ選手にも通用するまくり差しを手に入れつつあります。

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