【中田達也】レース中の事故で死亡…突然の訃報に絶えない悲しみの声
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2022年11月06日 公開

 

宮島・第13回PayPay銀行賞の第10Rにて中田達也選手が転覆事故

画像元:BOATRACE公式サイト

2022年11月6日、ボートレース宮島で開催されていた「第13回PayPay銀行賞」初日の第10Rにて、1枠で出走した中田達也選手(29歳・福岡支部)が、3周目のバックストレッチで他艇と接触したのち転覆、落水。そしてその直後、さらに後続艇と接触してしまう事態となり、救急車でJA広島総合病院に搬送されたが、死亡が確認。とにかく残念でならない、悲しい事故がまた起きてしまうこととなってしまった。

3周目のバックストレッチで接触

1号艇で逃げることができなかった中田達也はそのあとも果敢に攻め、熾烈な2着争いをしていた。しかし、迎えた3周目、バックストレッチで波に乗っかって艇が浮いてしまい操縦が乱れ、3号艇の伊藤将吉選手と接触。直後転覆・落水してしまった。水しぶきの高さを見てもその衝撃の強さがわかる。
しかし、不運だったのはその直後に後続艇と接触してしまったこと。全速で本気のレースをしている以上、後続の選手もあの距離から接触を避けるのは難しいため、この接触は誰も責めることはできない。

ボートレースの怖さを痛感

ボートレースのレース中の死亡事故は今年これで2度目、累計では33件目となる。今年1月12日にボートレース多摩川で発生した小林晋選手の事故死も相当なショックを受けた。ただのボートレースファンであってもこれだけ心を痛めるのだから、関係者・親族の方にいたっては想像を絶する想いであることかと思います。つい先日も、女子選手の大山千広選手がかなり際どい事故で長期休養に入るなど、今年はレース中の事故も相次いでいる印象。ボートレースが本当に危険と隣り合わせであることがわかると同時に、その怖さが浮き彫りとなっている。

さいごに

今回の事故も本当に残念でならない。中田達也は本当に上手い選手だった。2017年の初優勝以降、毎年1度は優勝を飾り、今年も6月に江戸川で優勝をしたばかり。今後もさらなる活躍が期待できただけに、本当に悔しい思いでいっぱいだ。心よりご冥福をお祈りいたします。中田達也選手、どうか安らかに…。

 

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