高橋勲 通算2000勝を達成する

2025年1月5日にボートレース江戸川で行われている「第43回新春金盃だるま家カップスタ展10時10分！」の6Rにて東京支部の高橋勲が通算2000勝を達成。

全盛期にはSGも制覇した東京支部が誇るベテランレーサーが史上185人目の節目の勝利を挙げました。

1991年5月に68期生としてデビューをした高橋。レース後にはメディア向けのスペースにて表彰後にはピットでは水神祭を開催。冬の寒い中川に飛び込んで行きました。

2000勝を達成したボートレース江戸川では201勝を記録とデビュー当初から相性の良い水面。記念撮影には渡邉雄朗、山本英志、永田秀二ら東京支部の面々が駆け付けベテランの大記録をお祝いしています。

2007年にはボートレース平和島で開催されたSGボートレースダービーを制し同年のグランプリにも出場をしている高橋ですが、近年は苦戦を強いられています。

2022年1月に1本目のフライングを切ると翌月の節間中に2本目、そして翌日に3本目を切ってしまったことで業界のご法度である「F3」を記録してしまいこの年は合計で8か月間のフライング休みを強いられることになりました。

それまではA級の常連レーサーだった高橋でしたがこのフライング事故以降は本来の実力を取り戻すことが出来ないままB1級に甘んじる苦しい日々が続いていますが、通算2000勝を達成した次の目標として「2500勝を目指したい」と現役続行への意欲と更なる挑戦への意欲を示しました。

今期はここまで勝率5点台中盤をキープし久しぶりのA級復帰へ向け順調な走りが続く高橋。

次なる大記録への道は険しいかもしれませんが、多くのファンの期待に応えるべく力強い走りで再び活躍できる日が来ることを応援したいですね。