【競艇予想】GⅢ 津オールレディース2022 上富良野交流25周年記念【ボートレース津】

直前のレディースチャンピオンでは初日から果敢なまくりをみせるなど活躍した海野ゆかり選手。準優では痛恨のスタート遅れで敗退しましたがシリーズを通して活躍しました。当地は2016年8月にレディースチャンピオンを優勝した舞台です。約1年10ヶ月ぶりの津出走となりますが、思い出の夏を再現出来るか注目と期待をしています。

今年前半は2節に跨いでの2走連続フライングによるF2もあって思うような結果が残せていない中谷朋子選手。しかし、今回の舞台である津なら大きな見直しが必要でしょう。なんといってもデビュー初Vの地であり、2016年には2連続優勝。また2018年でも優勝と通算4Vの実績ある水面。2節前のヴィーナスシリーズでも12走10連対と大活躍しており侮れません。

レディースチャンピオンは機力に加え調整にも苦戦していた堀之内紀代子選手。直前で悔しい結果にはなりましたが、今期に入ってから4優出1Vと気配としては非常にいいものとなっています。2020年10月の当地オールレディースでは11戦7勝オール3連対でのVもあり、当時は優勝戦も含め5連勝締めと圧巻の成績。当地連続Vも狙えそうです。

今や「まくり姫」と異名があるほど女子レーサーのなかでも圧倒的破壊力のある高田ひかる選手。今年はオールスターでSG初勝利の水神祭を挙げてまたひとつ自信がついていることでしょう。直前のレディースチャンピオンでは自慢の伸びは不発に終わり予選落ち。しかし気落ちはしていられません。来年夏のレディースチャンピオンは地元のボートレース津が舞台となるのです。順調にいけば勝率面で出場することが考えられますが、やはり早々と権利取りはしておきたいでしょう。そのためにも今節の地元オールレディースではまず優出にこだわりたいところです。優出さえすればコース不問の爆発力を生かした伸びで期待が持てます。

コース別の成績の評価は非常に難しいところ。どのコースでも伸びはしっかりしている反面、スタートに関してはバラつきがあるため1コースでも1着率は54.5％ほど。差しやまくり差しに屈すること多く、逃げるならば勢いに任せて握りそのまま押し切るような形です。そのため懐は開きやすく高田選手イン戦での2コースの2連対率は40％と高くなっています。高田選手の2〜6コースでは過去半年で全てのコースが勝利があがっており、どのコースにおいてもまくりの回数が最多となっています。女子選手には珍しく3カドもするので、3コースでのイン逃がし率は42.1％と低いのもポイントとなります。来年夏に繋がる伸び伸びとしたレースを期待します。