
ボートレース江戸川の水面特徴・コース攻略から歴史・グルメまで詳しくご紹介します。
目次
ボートレース江戸川 概要

ボートレース江戸川の歴史
1955年の8月に開催が始まりました。
日本で唯一、河川の水面を利用したボートレース場で、潮の流れや風の影響を受け荒れやすく穴党のファンが多くいることでも有名です。
近年は動画配信にも力を非常に入れ戦略拡大に成功。パチスロライターのういちさんがMCを務める「ういちの江戸川ナイスぅ〜っ!」はボートレース配信動画の中でも圧倒的な人気を誇っています。
アクセス方法
所在地:〒132-0033 東京都江戸川区東小松川3丁目1−1
電車・バス
- 都営地下鉄新宿線 船堀駅前 バス5分(無料循環バス)
- JR総武本線 平井駅前 約15分(無料循環バス)
ボートレース江戸川を攻略!
水面特徴
ボートレース江戸川は、屈指の難水面です。難水面と言われる最も大きな要因は、全国で唯一の河川を区切った形の場であることでしょう。河口間近に位置するため、潮の満ち引きの影響を受けます。
そして川なので当然、下流から上流へ、そして上流から下流へと川の流れが発生します。これはボートレース江戸川で舟券を買おうとする際に必ず押さえておきたいポイントです。下流から上流へ(2Mからスタートラインに対して)流れるのが上げ潮。一方で、川の上流から下流(1Mからスタートラインに対して)流れるのが下げ潮です。
この川の流れに、風の影響が加わり、荒れたコンディションになりやすい水面です。潮・風・うねりが重なり普通にターンをすることももままならないような荒れ水面になることはざらで、SGクラスの実力者でも苦手意識を持つ選手がいるほどです。できれば走りたくないという選手もいるとかいないとか…。
乗り手にとってそれほど難しい水面で行われるだけに、レースは常に波乱要素をはらんでいます。私たち舟券を買うファンにとっても江戸川は難水面なのです。
上げ潮と下げ潮がもたらす効果
上げ潮は、ホームストレッチの追い風と同様の効果と考えるといいでしょう。スロー発進する艇が助走を乗せる際には背中を押してくれるので加速が乗りやすくなりますが、旋回時にはターンが膨れたり、流れたりする原因にもなる要因にも繋がります。坂道を自転車で下りながら急カーブを曲がる場面を想像してもらうと分かりやすいでしょう。追い潮ではターンは膨れやすいので、一旦スピードを落として差すことが効果的になります。
選手の得手・不得手に注目
こうした難水面だからこそ、江戸川水面の得意・不得意も別れてきます。それは出走表等にある「当地成績」で推し量ることができます。
ボートレース江戸川のレース情報
主要レース
レース名 | 江戸川大賞 |
---|---|
競争格付け | G1 |
開催時期 | 不定期 |
レース名 | 江戸川634杯 |
---|---|
競争格付け | G2 |
開催時期 | 不定期 |
ボートレース江戸川 モーターランキング

ボートレース江戸川・モーター成績ランキング
ボートレース江戸川 グルメ
店舗名 | 楽 |
発売場所 | 2階売店 |
ボートレース江戸川を代表するB級グルメです。
ボートレース江戸川では定期的に人気グルメの投票企画が行われますが、毎回のように他に圧倒的票差を付けて優勝をするほど来場したファンから高い人気を誇っています。
店舗名 | 竹林 |
発売場所 | 4階売店 |
ケチャップの味が麵全体に絡みあって昔懐かしい味を生み出し小腹が空いたタイミングにおすすめの1品。
「ういちの江戸川ナイスぅ~つ!」に出演しているオモダミンCさんも「今まで食ったナポリタンで一番ウマい!」と絶賛しています。
東京支部 江戸川巧者

名前(登録番号) | 石渡鉄兵(3716) |
出身 | 千葉県 |
期 | 92 |
自他共に認める江戸川巧者。その圧倒的な存在から「江戸川鉄兵」という愛称が付いてます。
自分より強い人や、エンジンが出ている人が相手でも、走る前から負けることはしないようにすることを信念にしグレードレース時のオープニングセレモニーでは「断固たる決意で走ります」と宣言をするのが恒例となっています。
2022年11月より息子の石渡翔一郎がボートレーサーとしてデビュー。2024年1月にはボートレース江戸川での親子対決が実現し結果は翔一郎2着、鉄兵3着となり喜ぶ息子に頭が上がらない父親のデザインのクオカードが製作されました。

名前(登録番号) | 若林将(4335) |
出身 | 千葉県 |
期 | 96 |
2019年にはG1江戸川大賞を制覇など江戸川を知り尽くした石渡に負けず劣らずの江戸川巧者。
レースを楽しむことを座右の銘にしており石渡とは師弟関係の仲。レースがクリーンで堅い師匠の走りを若き日から憧れ尊敬しています。

名前(登録番号) | 清水沙樹(4519) |
出身 | 千葉県 |
期 | 103 |
東京支部所属の選手でもボートレース江戸川を苦手とする女子レーサーが多い中で「江戸川に呼ばれたい。江戸川が好き」と宣言をしています。
センター枠からの豪快な捲りやカドからの一撃は自身の名前を文字って「沙樹捲り」、「さっきさきにしてやんよ!」と呼ばれています。
コスプレを趣味にしておりボートレース多摩川での女子戦のオープニングセレモニーでマスコットキャラクターの静波まつりのコスチュームで登場していたが、2019年に「(初日開会式後の)1Rだと、ペラの修正などいろいろやりたいこともあって間に合わない。レースになるべく集中したい」という理由から卒業を決断しました。