2022年09月21日 公開
【ボートレーサー養成所131期生・野田昇吾】
昨年10月に福岡・柳川市のボートレーサー養成所に入所した、元プロ野球選手の野田昇吾(29=埼玉)が、9月22日で養成期間が修了。異色の転身が多いボートレース界に、プロスポーツ選手からまた一人ボートレーサーが誕生することとなる。ちなみに、プロ野球選手からボートレーサーへ転身は、1947年に元阪急ブレーブスから転身した早瀬薫平以来、74年ぶり2人目。
野田昇吾は、2015年10月12日に行われたプロ野球ドラフト会議で3位指名で埼玉西武ライオンズに入団。投手として2018年に58試合登板、2019年に23試合登板していたが、その後低調し戦力外通告を受け2020年11月に退団。その翌年、131期ボートレーサー試験に特別推薦枠で挑み、約30倍の難関を乗り越え合格した。
21日の記者会見では養成所時代の厳しさを吐露。しかし、その1年間を乗り越えられたのは家族の存在があったからだという。ちなみに妻は声優の佳村はるかさん。第1子も入所直後に誕生しており、妻子の応援を背に、第二のプロ人生が始まる。